

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
補足です。
電離すると考えていただいて結構です。
バルビツール酸について関連のある部分を書きますと、
-C(=O)-CH2-C(=O)- ←→ -C(=O)-CH^--C(=O)- + H+
(CHのあとの「^-」は上付きの-(負電荷)を表します。)
のような平衡になっており、この平衡が右に偏っているほど酸性が強いと言うことです。
ジエチルバルビツール酸では上式の-CH2-の部分のHが2個ともエチル基になっているために、この部分が解離することはありません。
そのかわりに、分子の別の部分が解離しており(下式)、それに由来するpKaが7.43になるということでしょう。
-C(=O)-NH-C(=O)- ←→ -C(=O)-N^--C(=O)- + H+

No.1
- 回答日時:
pKaというのは、その物質からがどの程度H+を放出しやすいかの尺度になります。
バルビツール酸のHのなかで最もH+としてとれやすいのは、2個のカルボニル基で挟まれたCに結合しているHです。
5,5-ジエチルバルビツール酸では、その水素が2個ともエチル基で置き換わっているために酸性が弱くなります。
5,5-ジエチルバルビツール酸は他の2つとは別のH(おそらくN-HのH)がもっともH+としてとれやすくなっています。
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