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極真会創始者の大山倍達氏が若き日に山篭りして空手の修行をしていたという事は有名な話ですが、その門下生の中にも山篭り修行をしていた人達が居ると聞きます。

そこでふと思ったのですが、その際の食事はどうしていたのでしょう?山草や茸類は自然に生えているものを難なく調達できたでしょうが、それだけでは修業の身にとっては栄養素が不足しますよね。蛋白質類や炭水化物類などの調達はどうしていたのでしょうか?

野生の動物が頻繁に捕獲できたとは思え無いですし、昆虫類や爬虫類なども食べていたのでしょうか?ご存知の方が居ましたら教えて下さい。

A 回答 (3件)

 空手の山修行というのは食料は持参していくのが普通です。

持参しないで狩猟採取で山篭りした話を聞いたことはありません。極真の盧山初雄氏が第二回世界大会の前に短期間ですが山修行された時には、最初にキャンプ道具や当面必要な物資を後輩を伴って運び入れ、その後差し入れなどを現地に持っていった者もいたようです。出版社のカメラマンなども何度か来て山修行中の写真を撮りに来ました。士道館の村上さんは、山篭りするも「メシが作れなかったので!」開始早々下山してしまったことを後日明かしています。かっこ悪い話かもしれませんが現実はこうなんだ、ということを教わりました。無門会の富樫氏は米を多量に持ち込み、おかずは「缶詰」主体で、露時に薪が燃えない時にインスタントラーメンをろうそくの火で作ろうとしたらいつまでたっても煮えなかったので、一旦ラーメン持ったまま下山して民家で台所を貸してもらって作った、そんなこともあったそうです。大山倍達氏の最初の山篭りは単独で行ったものではなく、二度目は弟子などが食料調達やら陣中見舞いに何度も訪れています。山篭りを成功させ一定の成果を挙げた人には例外なく協力者がいます。
 山篭りは鍛錬の場所を「山」というエリアに求めた「自主トレ」のことを「山篭り」と表現しているだけで、短期集中で体を鍛え抜くのが目的ですから、食料を自給自足している場合ではないんですね。
 「山篭り」という言葉から連想するイメージとは少し違うかもしれませんが、現実はそういうものです。興味本位のサバイバル体験でもなければ、「仙人」を目指すものでもなく「世捨て人」になるわけでもないですからね。

この回答への補足

目から鱗の貴重な回答があったのに大変恐縮なのですが、ポイントは2人の方にしか付与できませんので今回は質問の趣旨により判断させて頂きました。どうかご了承下さい。

補足日時:2006/03/05 21:46
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
空手修行に専念するために実際は必要な食料は全て持って行かなければならなかったのですね。私は勝手な思い込みで、サバイバル生活も修行の一部だとばかり思っていました。

大変詳しく教えて頂きまして、ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/05 21:08

昔読んだので忘れましたが、故郷韓国の山中で遣っていたのなら、何でもそのあたりから採っていたのではないかと思いますが、炭水化物は持って行ったのではないでしょうか?


蚕などは現地では普通に街中で売っている食べ物だから、抵抗も少ないかと思います。
実際にお会いしましたが、考えていたよりかなり小さいので驚きました。 若い時の食料も関係しているのでしょう。

で、私も一時極真にいましたが(本部ではない)、山篭りする話はなかったですね。(^_^;)
でも、今なら食料は全て持ってゆくでしょうし(サバイバル訓練ではないから、せいぜい精神強化に蛇などを食べるくらいでしょう)、サプリもかなり使うはずです。 
今は好き嫌いに関係なく、薬剤に近いサプリが勝つためには必要ですから。(日本では栄養補助ですが、米国では既に薬剤と食品の中間に考えられています)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私は勝手な思い込みで、サバイバル生活も修行の一部だとばかり思っていました。空手だけの修行に専念するために実際は必要な食料は持って行ったのですね。

お礼日時:2006/03/05 21:04

すみません、直接のお答えではないんですが、


親戚に自衛隊の隊員だった人がいます。食料を持たずに山越えをするとかいう訓練があり、蛇とか鼠とかを獲って食べたそうです。小さいころに聞いたので、今もそんな訓練をしているのかどうかわかりませんし、そもそも本当のことだったかもわからないのですが。
空手家の人は、サバイバル自体が目的ではないと思うので、一定期間の山篭りであれば、たとえば、米くらいはある程度の量を持っていったのではないかと思いますが・・・。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
職務上、サバイバル訓練は必須なんですね。
でもいくら職務上だとは言え、そこまでの訓練をしているとは正直に驚きました。飽食の時代に生まれ育った人達が国の防衛のためそこまでの訓練をしていると聞いて何故か言い知れない安堵感を感じてしまいました。貴重な情報をありがとうございました。

そう言えば昔の軍隊時代に、そこまでのしっかりした教育制度があったかは不明ですが、横井さんや小野田さんが山の中で何十年も生き残って来れたのは、そういう教育があったからなのでしょうか。

お礼日時:2006/03/05 21:00

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