昆虫は、自力でひっくりかえることができない(本当?)というのに、なぜ死骸は
ほとんどひっくり返っているのでしょうか?
風ですか?または最期の力で何か頑張るのでしょうか?
それとも私が目にするただの偶然なのでしょうか?

A 回答 (5件)

 


  すでに多くの方の回答が出ていますが、何か見逃しているような気がします。それは端的に言いますと、昆虫は身体が小さく、体重が非常に軽いということです。
 
  昆虫の場合、平べったいごきぶりなどは、脚がなければ、比較的に安定しているとも言えますが、脚があり、また、蝶などになると、複雑な大きな羽があるので、安定しません。しかし、身体が軽いのに較べると、昆虫の顎の噛み切りの力とか、脚の把握力などは、相当強いです(顎の強さは、きりぎりすに噛まれた経験があると、一生忘れないでしょう。文字通り、指先に穴が開きます)。
 
  昆虫は、この身体の軽さに比較して強力な力を持った脚で、樹木とか草とか、地面の小石とか、床の繊維とかにしがみつきながら行動しているのだとも言えます。何かにしがみついた昆虫を離そうとするのは、力がいります。それだけ強い力で脚先の鈎などで、しがみついているのです。
 
  ごきぶりが安定した姿勢で生前行動できるのも、その脚の強さでしょう。昆虫は、自分ではひっくり返れないというのは間違いで、ひっくり返る行動をする理由がないのでひっくり返らないので、天井などにしがみついているごきぶりを見ますと、自力で簡単にひっくり返ることが可能だと思います。ただ、ひっくり返ると、元に戻るのに、何か脚の鈎をかけられるものがないと、力の出しようがないので、元の姿勢に戻りにくく、それ故、あえて、ひっくり返るような、戻るのが困難な姿勢は避けているのでしょう。
 
  昆虫が自然死すると、すでに先の方が述べておられるように、脚を、縮めたような形にします。これは、脚の筋肉が、普段は開いている方向に意図的に力を入れているのが、死ぬと、力がなくなり、自然に、曲がった内向きの方向になるのでしょう。(脚を開いて、常に何かを掴んで、姿勢を維持しているのが昆虫ですから)。
 
  昆虫の脚の力が強く、これで色々なものにしがみついているというのは、実は、昆虫が軽いので、そうしていないと、風などで吹き飛ばされるからですし、ひっくり返ったりもしますし、何かしっかりしたものを掴まないと、自在な、高速な運動ができないためでしょう(ゴキブリなどが、大変速い速さで走るのは、床の繊維などを次々に掴んでいるのです)。
 
  こういう事実から、昆虫が死亡すると、脚が腹側で丸くなる。そうすると、腹側を真下にした姿勢というのは不安定で、必ず横に傾いた姿勢になる、と言えます。昆虫は軽いので、死んで、掴む力がなくなると、わずかな風や、何かの刺激で、ひっくり返った姿勢になる可能性が高いです。時間がたつと、乾燥して来て、ますます軽くなり、不安定な姿勢を維持するか、仰向けになって安定した姿勢になるかというと、確率的に、仰向けになって安定した姿勢の方が数が多いと言えます。
 
  こういう理由で、仰向けの昆虫の死体がよく目につくのだとも言えます。ただ、野外だと、死ぬ時に、地面の繊維などに、脚先をからめて死ぬと、十分に強く地面などに固定されるので、仰向けでない死体が、屋内などの場合と較べてより多い可能性があります。屋内だと、ごきぶりが典型的に、生きているあいだは、床の繊維のわずかな突起を掴んでいたのが、死んで、こういう細かいことができなくなると、脚先は床に引っかかることができず、結果的に、何かの拍子で仰向けになってしまい、そのままということが多いのだと思います。
 
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この回答へのお礼

うーーん、納得です!ありがとうございました。
昆虫は確かに軽い。で、人間が「微風」と感じる風力が、昆虫たちにとっては
強風なんでしょうね。弱体ともなれば転倒は命取りに。それであんな強固な脚力と
体の構造が成り立っているのですね。
わかりやすく丁寧にどうもありがとうございました。
またよろしくお願いします。

お礼日時:2002/01/25 11:39

私の経験(カブトムシとトカゲを飼っていた)では草や木、石の上から落ちてひっくり返った時に弱っていると自力ではなかなか起きあがることが出来なかった記憶があります。

そんな場合は起こしていましたが、やっぱりひっくり返って結局死んでいました。
自然界では家の水槽(虫用)以上にでこぼこが多いので腹這いで死ぬことより、ひっくり返って起きあがれずに死ぬことが多いのではないでしょうか。
また、他の人たちがおっしゃっているように、死んだ後にはおなかの方は足があるため安定していないので何かのきっかけ(風や振動)でひっくり返った状態になってしまうことも有ると思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
そうですね、昆虫の視点に立つと、自然界の凸凹は相当なものですし、風力も我々が感じる何倍もの威力なのでしょう。
人間と違い、安定力の悪い昆虫たちは弱っている時など、「起きあがれなければ、死ぬ」という厳しい状況になってしまうんですね。
また、よろしくおねがします。

お礼日時:2002/01/23 15:25

 小さい頃から草むらを駆け回っていた、という意味においての専門家です(笑)



 全然そんなことはありません。
 筋肉の構造上、虫は死ぬと、人間でいうところの「ボクサーのポーズ」をとります。軽く手足を折り曲げた状態です。
 で、下向きだと安定が悪いので、衝撃があるとひっくり返ってしまいます。

 ……が。
 死ぬ瞬間、虫にとってはそんなこと知ったこっちゃありませんので、俺の記憶にある限りでも、けっこう色んな向きで死んでましたよ。
 横向きで地面にささって死んでるのとか。いったい何があったのか想像もつきませんが(笑)

 幼稚園の頃、むきになって元の方向に戻そうとして、間違って足を折ってしまい、ショックを受けた記憶があります(笑)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私の記憶でも、昆虫や小動物とのショッキングな体験は少なくありませんでした。
そしてこれからも、そんな小さな生き物たちの生態を注意深く観察してみようと思います。
今後もよろしくおねがいします。

お礼日時:2002/01/23 15:35

むかーし聞いた話で記憶だけ。


参考URLとかもないので ほんとに「参考」までに(^^;

この話TVでどっかの製薬会社にインタビューしてました。

自然死の場合は 伏せたまま(足が下)で死ぬんだそうです。

で、殺虫剤をかけた場合 薬が弱いところ(末端)から効いてくる=足から効くので ひっくり返ってしまうんだとか。


なるほどーと ずっとそう信じてましたが endersgameさんの参考URLの所を読むと これもまた「なるほどー」(笑)
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この回答へのお礼

たしかに、人間と違って常に地(床)に足がついているわけではない。
要は、登ったり這ったり飛んだりすることの多い彼らですから、そんなときに不運にも突然の最期が訪れる、すると落下して安定したのが腹ばい状態である、こう解釈することもできるわけですね。
ありがとうございました。じゅうぶん参考になりました。

お礼日時:2002/01/22 19:48

前に「ゴキブリの死に方」という質問を見かけたので、そちらを参考URLに張っておきますね。


脚の構造で、死ぬときにはひっくりかえってしまう、ということですね。
もっと詳しい方の回答が来るといいですが・・・

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=162127, …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考サイト、かなり良かったです!
ゴキブリの図解入りかと思いドキドキしましたが、そうではなかったので、とりあえずホっとしました。
他にも気になっていた奇問・愚問がたくさんありました。
またよろしくお願いします。

お礼日時:2002/01/22 19:42

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