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日本は中国、韓国に何回も謝罪してます。ところが、産経新聞(4月3日)によりますと、ジェーン・ヤマザキさんの
研究結果として
「主権国家が過去の自国の間違いや悪事を認め、対外的に謝ることは国際的には極めてまれ」で「国家は謝罪しないのが普通」
だということですが、本当でしょうか。結構ありそうなきがするんですが。

A 回答 (6件)

2度の大戦でのドイツ&イタリア、日清、日露戦争で戦った両国、


ドイツ、ロシアに侵攻したナポレオン、ベトナム戦争でのアメリカ、
明に攻め込んだ秀吉、日本に攻め込んだ元…いずれからも
謝罪があったという例を寡聞にして知りません。
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以前北朝鮮にアメリカのプエブロ号が拿捕されたとき、乗員保護の観点からアメリカは北朝鮮に謝罪しています。


ドイツも過去の過ちについて周辺各国に謝罪しています。「まれ」ではないにせよ、例はあります。
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中国と韓国では意味合いが違いますので分けて話します。



   過去の植民地政策(日本でいう韓国)
 欧米列強では日本以外で謝罪した国はありません。2001年8月から9月9日にかけて、過去の支配や差別に関して解決するための会議が設けられましたが、米英仏が謝罪を拒否したためご破算になっています。

   戦争に対する謝罪(日本でいう中国)
 戦争での過去の処理は現金賠償が土地の割譲で解決します。第二次大戦では、ドイツは領土割譲を行い、イタリアは現金賠償、日本も現金賠償です。ドイツは周辺国に対して個人賠償はしましたが、一言も謝罪はしていません。チェコに対しては武力侵攻をしたのは申し訳ないが、ドイツ系住民に対する弾圧があったから侵攻した。ポーランドにも同様の回答を出しています。フランス、英国に対しては謝罪する理由がありません。彼らがドイツを攻撃したのですから。
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ご質問は、植民地支配とか特定の問題に限らず、謝罪そのものが稀なのかどうか、という事と理解してお答えすると、そもそも謝罪しなければならないような事が、しょっちゅう起きているわけではないので、稀といえば稀ですが、謝るしかない様な状況であれば、謝ってますよ。



例えば、1999年のNATOによる在ベオグラード中国大使館爆撃に対して、クリントン大統領が中国に陳謝したり、最近ではアムール川汚染に関して中国の温家宝首相がプーチン大統領に謝罪しています。(昨年12月)

「主権国家」は、誰かから謝るように物理的に強制される事がないのは事実ですが、だから謝らないって事にはなりませんね。

それから、話を植民地支配という意味に変えるのであれば、謝罪した例は、エリザベス女王がニュージーランド植民地化について謝罪(1995年。補償をする法案にも署名)、同じく英王室のケント公が、1999年10月のボーア戦争勃発100周年記念行事の際に、戦争の際に現地住民にした事はDreadful abuseであり、Britain's shameである、といってますね。
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謝罪に関して


「主権国家が過去の自国の間違いや悪事を認め、対外的に謝ることは」
No4の回答のようによくありますの。
植民地支配、戦勝国か敗戦国に謝罪することは
皆無ではありませんが謝罪・賠償はきわめてまれです


アメリカ………ベトナム戦争でベトナムに謝罪したことは一度もない。
イギリス……香港を植民地にしていたのに謝罪したことは一度もない。
フランス……ベトナム・アルジェリアを植民地にしてたが謝罪したことは一度もない。
オランダ……インドネシアを植民地にしてたが謝罪したことは一度もない。
ポルトガル……マカオを何世紀にも渡り植民地にしてたが謝罪したことは一度もない。
ドイツ………ナチの虐殺行為は認めたが、侵略を謝罪したことは一度もない。
ロシア………東欧諸国を戦後弾圧し続けてたが、民主化後謝罪したことは一度もない。
スペイン……フィリピンを何世紀にも渡り植民地にしてたが謝罪したことは一度もない。
中国………世界各地で昔も今も侵略と虐殺を続けてるが謝罪したことは一度もない。
北朝鮮………朝鮮戦争で韓国を侵略したことを謝罪したことは一度もない。
韓国…………朝鮮戦争で北朝鮮を侵略したことを謝罪したことは一度もない。

この回答への補足

皆さん回答ありがとうございます。
んーん、むずかしいですね。

補足日時:2006/04/04 21:28
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No.5へのコメントを読ませて頂きましたが、質問の趣旨は、「国家と国家間で、植民地支配・侵略戦争に関して謝罪するのは極めて稀」かどうか、という事で宜しいのでしょうか?


もし、そういう事であれば、私の回答は以下の通りです。

植民地支配については、旧宗主国の基本スタンスは「植民地支配が、現在の貧困や低開発の原因になっている事は認めざるを得ない。しかし、法的な責任は負わない」というものです。それは、No.3の方が挙げた2001年8~9月の国連反人種会議の宣言でわかります。(たしか、アメリカとイスラエルは、イスラエルのパレスチナ占領が名指しで非難されそうになったので代表団を引き上げたと思いますが、会議自体がご破算にはなったわけではありません。)

↓は、その会議に関する国連の広報資料(英語)で、その下のURLには、会議の宣言へのリンクがあります。
http://www.un.org/ecosocdev/geninfo/afrec/vol15n …
http://www.unhchr.ch/html/racism/02-documents-cn …
簡単に纏めれば、
特に奴隷貿易に対する謝罪(apology)を要求するアフリカ諸国と、それが補償に繋がる事を警戒する旧宗主国の意見が対立。
結果として、宣言は、「奴隷制度、奴隷貿易、アパルトヘイト、植民地主義、虐殺によりもたらされた、無数の人々の苦痛と悲惨な状況に対して、深い遺憾」を表明し、「このような不正義は、間違いなく現在の、特に発展途上国での貧困などの問題を起す原因となっており、それらの国々やそこからの移住者に対する、債務免除、貧困撲滅、外資の直接投資の促進、開発の為の公的援助の目標を達成する為の更なる努力等々が必要である事を認識する」といったかなり曖昧な結論になっています。
一言で言えば、旧宗主国は「奴隷制度や植民地支配は、悪かったとは(しぶしぶ?)認めるが、賠償はしない(法的な責任は取らない)。債務免除等々の金銭的な支援は考えてもいい」って事ですね。この宣言には、ヨーロッパの旧宗主国は参加しており、これが普通の国際常識でしょう。そもそも、英仏等は、数国内に数多くの旧植民地出身の国民を抱えていて、「植民地支配は悪くなかった」とは、恐ろしくて中々言えません。(言ってしまう政治家や王室もいない訳ではありませんが。)2005年8月のインドネシア独立記念日で、オランダ外相が「オランダが植民地時代と特にその最後の段階で、インドネシア国民の利益と尊厳を傷つけたことをオランダ国民は認めなければならない」と公式に謝罪した、と一旦は報じられましたが、その後オランダ大使館は、これは遺憾の意の表明であり、謝罪(apology)ではない、と説明しているのも、これと同じ考え方です。

実は、このようなスタンスは、ご存知の方ならお気づきでしょうが、日本が韓国と結んだ日韓条約(1965年)での日本のスタンスと同じです。つまり、「日韓併合がいまや無効である事は認めるが、不法だったとは認めない。よって、賠償は支払わない。しかし、経済援助(及び残した資産の権利放棄)ならする」というものです。ネット上などで一部からは評判の悪い村山談話(1995年)も、「心からのお詫びの気持ち」という言葉は使いましたが、その後参議院で、自ら「日韓併合が不法であった事を意味するものではない」事を発言していますから、法的な意味では、日韓併合から一貫したスタンスですね。

国連の会議の宣言は、それ自身に強制力がある訳ではありませんが、きちんと議事録も残ったいわば「国際公約」のようなものなので、それに真っ向から反する発言は、まともな国や政治家はしません。何かの記念式典での発言は、国連宣言よりも更に拘束力がないので、前の回答の英国王室みたいな事も多少は言いやすいと思いますが…。それから、クリントン大統領とアメリカ議会による、ハワイ併合への「謝罪」決議のような、国内問題もわりと言いやすいでしょう。
但し、頻度と言う点では、「遺憾の意」の表明もしょっちゅうはないです。

という訳で、植民地支配に関して、国と国の間で「apology」という言葉を使ったのは、(おそらく)日本だけ、法的責任を含めるような意味を込めての「謝罪」は日本を含め、誰もしていない、というのが事実だと思います。

あまりに長くなったので、侵略戦争に関する方は簡単に済ませますが、私が知る限りでは、侵略戦争に関して謝罪したのは、日本とドイツだけです。「ドイツはナチスの蛮行に対してしか謝罪していない」などと一部の自称学者達が言っているようですが、「We have accepted full moral responsibility and we ask for forgiveness for the suffering that was inflicted upon other peoples by Germans, in the name of Germany」(2005年5月の国連でのドイツ大使のスピーチ)は、「ドイツの名の元にドイツ人が行った…」ですから、同読んでもドイツ全体に対して謝罪しています。とはいっても、「許しを乞う」のは「謝罪」(apology)ではない、という言葉遣いの問題をするのならば、そのとおりかも知れません。ただ、そこまで行くと言葉遊びのような気もしますけど。
珍しい例では、チェコが終戦直後のチェコ領にいたドイツ人に対する虐待を、ドイツに対して謝罪したというのがあります。

元々、侵略戦争を悪と考えるのが定着しはじめたのは、せいぜい第一次大戦後ぐらいで、やった本人(国)が侵略戦争と認めないと、謝罪はする訳がないので、そもそも対象が少ないです。イタリアがエチオピア侵攻に関して、何といっているのかは、知りません。
それに、韓国と北朝鮮は、内戦でかつ今だに単なる休戦状態ですから、休戦中に相手に謝罪するなんて事は勿論ありえませんね。

最後に付け加えると、敗戦国が戦勝国に賠償させられるのは、第二次大戦以前からの常識です。 

この回答への補足

力強い回答ありがとうございます。
国連でドイツ大使が謝罪をした。というのが、いろんな意味で
印象に残りました。日本でも小泉総理が謝罪をしたとき
反響が大きかった記憶があります。

補足日時:2006/04/05 21:29
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