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nation-state(国民国家)というのが理解できそうでできません。今の英語の文章では、単にstateと表記されることもあります。
 その起源と、使い分けを教えてください。

gooドクター

A 回答 (1件)

Nation-state(民族・国民国家)とstate(国家)の使い分けですが、これらの違いはその定義の位置づけにあります。



まずStateとは決定された領土、及びその中に存在する社会を統治する「政治的な存在(political entity)」です。即ち、この定義に当てはまる国家体「全て」を指しているわけです。
これには、ancestorさんのいわれた「国民国家」の他にも、多民族によって構成される帝国(empire――ローマ帝国、オスマン・トルコ帝国等)や都市や州ごとで形成される小国家(sub-state, city-state――15世紀イタリアの都市国家、今日のバチカン等)なども含まれます。

これに対し、Nation-stateとは「同一の文化、言語、歴史などによって国民が統一されている」という特有の性質を持った国家(state)の一種です。"State"の派生形、とでも言ったところでしょうか。
日本語でも、現代では「国民国家」などと区別をつけず、単純に「国家」と使うことが多いと思いますが、これは英語でも同じであり、"state"とはnation-stateを含めたすべての国家体の総称です。

さて、Nation-stateの起源のほうですが、国民主義(nationalism)が台頭した19世紀ヨーロッパにあるとされています。これは国家が国民のためだけに存在すべきである、という概念を基にした政治的思想です。

しかしそれに至った経緯にはいくつかの要素が存在し、そのうちで最も重要とされているのが、1648年に締結された「ウェストファリア条約(もしくはヴェストファーレン条約)」です。同条約の結果として、オランダ共和国(Dutch Republic)のスペインからの独立により「国民国家」という国家体の実例が生まれ、またヨーロッパにおける国家間の関係も宗教的なものから、主権国家を前提とした政治的なものへと転換し始める事となり、後にnation-statesの築かれる土台が作られたわけです。

上記はあくまで概略ですが、参考になれば幸いです。
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