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素人の囲碁をやる方が、自分は二段だ三段だといいますが、
これは正式なものなのでしょうか?
検定昇段試験のようなものがあるのでしょうか?
それとも自称に近いのでしょうか?
素人の四段は、プロの初段に匹敵するという話も聞いたことがありますが、
真偽のほどはいかがなものでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

自分の知識の範囲で順に説明いたします。



プロの段位
現在のプロの段位制度は基本的な部分は江戸時代から続いている段位制を踏襲しているようです。
それによると、自他共に認めるその時代の第一人者が推挙され(江戸時代は幕府が認めて)名人(9段)になります。
名人(9段)と各段位との手合い割りは
8段(準名人) 先相先 (黒番2局白番1局)
7段      常先(黒)
6段      先2先 (黒番2局2子番1局)
5段       2先2 (2子番2局先番1局)
中略
初段      3子
註)戦前までは全ての対局でコミはありません。

つまり初段は9段に3子というわけです。
おそらく、現在のプロ入段の基準の目安はこのあたりにあると推測されます。
しかしながら現在のプロのその後の昇段の基準は上記とは異なっているようです。その結果非常に多くの9段及び高段者を輩出しています。

次にアマの段位ですが、(正確にいつからかは知りませんが)ほぼ戦後より日本棋院や関西棋院はアマの段位の発行をしていて、基準を満たした人に(原則有料で)免状を付与しています。免状の発行基準は種々あるようですが、プロ棋士の推薦や前の回答にあるような勝ち抜き戦によるものは一般的です。

筆者の見聞きした範囲では、これらの免状の発行基準はかなり甘くなってきているように感じます。 

私見では現在では、段位制で最も信頼性のあるのはネット碁だと思います(特にIGS(国際囲碁連盟)の段位を採用しているサイト)。

ちなみに筆者は近隣の大会などでは5段で出ていますが、ネット碁では4~4.5段(IGSでは2段)です。

最後にアマ4段のプロとの実力差ですが(4段にも色々あり一概には言えませんが)、一般的にはプロの4~5段クラスだと6~7子置く必要がありそうです。 但し多面打ちの指導碁なら置石を1~2子減らしても打てるかも知れません。

一方アマのトップクラス(例えば所謂アマ4強等)にも同じ位の置石が必要かと思います。
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県代表(アマ6段)3子置きでトッププロと互角。

免状については、お金をだせばもらえる。
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日本棋院はアマチュアの免状も発行しています。

段級位認定の大会も行われています。参加して一定の成績をとれば無料または有料で免状がもらえます。10年ほど前の情報ですが、5戦して全勝なら無料、4勝1敗なら有料でした。日本棋院の免状を持っていれば「正式の段位」であるということが出来ます。他に関西棋院も同じように免状を発行しています。こちらも「正式の段位」です。
碁会所などで独自に段級を定めているところもあります。正式とはいえませんが、参加者が多いならそれなりの権威はあります。あと、ネット対戦のところでも独自の段位を使っています。こちらは若い人がおおいせいか、一般的にはかなり辛い認定で、正式の免状保持者でも、負けてレーティングが下がったらそのネットの中の段位は下がってしまいます。

あと、アマの四段がプロ初段などとんでもないです。現代のプロ初段はプロ最高峰のタイトル保持者を打っても2子なら互角以上の勝負ができるはずです。並みのアマ四段なら4子、5子置いても本気を出されたら吹っ飛ばされます。それでも韓国のプロ初段はもっと強いらしいです。
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(1)アマチュア用の免状のお話


(2)碁会所内だけで通用しているローカル段位のお話

たとえば、アマチュア用の免状は初段を持っているが、碁会所では二段で打っている、みたいな人はたくさんいます。

なお、アマチュアの四段ではプロの初段に歯が立たなさそうですが?
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