予防接種について

予防接種についての意見を聞かせてください。

私は２人の子供に国や市が勧めるとおりに予防接種を打ってきました。
しかし最近になり、日本脳炎の予防接種には強い副作用がある可能性があるため、
打たなくてもいいようになりましたよね？
もちろん任意でうけられますが・・・

そこで・・・です。
私は何の疑問もなく言われるがまま受けていましたが、
世の中には予防接種だけでなく薬の副作用にも敏感な方が居るのではないかと。
つまり、自分（主に母）の判断で予防接種を受けさせていないと言う方は居ますか？
アレルギーで受けられないと言うのは別にして。

もしもそういった方が居ても、
私自信は自分の責任で受けないなんて出来ないと思うのですが、
ふと考えてしまったんです。

反対にそういった人（予防接種を受けさせない人）が居ることをどう思いますか？
他にも薬の副作用が怖くて熱を出しても薬を飲ませないとか・・・・

どちらがいいとか悪いとかも含めて両方の意見が聞きたいです。
よろしくお願いします。

No.2 ベストアンサー 回答者： kanan19 回答日時： 2006/07/28 01:30

産科、小児科の医療関係者です。

まず、私の個人的な意見では、前回答者様と同じく海外に行かないのであれば、自分の判断で受けなくても良いと思います。
しかし、予防接種後熱が出るとめんどくさいって思って受けさせなかったりするのはどうかと思います。
予防接種は確かに取り返しのつかない副作用や後遺症が残ってしまう確立も０％ではありませんが、予防接種を受けなかったからその病気にかかってしまい、命を落としてしまう場合もあります。
ですので、私には子供がいますが、アレルギー以外での接種はすべてさせています。(現在麻疹風疹の予防接種を受けさせた子供が拒絶反応で熱を出してますが…(：　；))

例えばポリオ。日本ではほとんど聞かない病名ですが、海外では本当に多くの小さな命がこの病気でなくなっています。

風疹、麻疹等。
日本でも一般的な病気。
これは女の子の場合、妊娠してるときにかかると、胎児が奇形になる場合があります。
ですので、しっかり予防接種しておかないと、万が一妊娠したときにこの病気にかかってしまったら、予防接種を受けさせなかった親が、子供に恨まれてしまいます。

また、日本脳炎など、とても副作用が強い接種物ですが、熱などの症状は本当によく見られます。しかし、このせいで亡くなったり後遺症が残る方は前記どおり１％にも満てません。


ですので、あたしの意見は、「１．家族に拒絶反応を起こしたりした人がいない。２．医者から止められたりしていない。なら受けさせたほうが良い」です。

(しかし、あたし自身は日本脳炎で痙攣を起こし意識不明になり数日間入院したらしいので、子供が受けるときは医師とよく相談しますね。また、知人のお子さんはある予防接種の拒絶反応から、脳性麻痺になってしまい、しゃべれない、歩けないの障害児になってしまいました。)

この回答へのお礼

％だけみるとすごく少ない気がしますが、
自分の子供がその１％になりえるんだと言うことも
素直に受け止めたいと思います。

私にも主人にもアレルギーは無く
もちろん子供たちも健康そのものです。（今のところ）
だから今まで何の疑問も持たなかったのですが。。。

とても参考になります。
回答ありがとうございました。

お礼日時：2006/07/28 17:13

No.3 回答者： simonwright 回答日時： 2006/07/29 18:33

日本脳炎ウィルスは日本でのヒトの罹患者こそ撲滅寸前のレベルまで減少しましたが、豚や馬等のウィルス保有率が激減した訳ではなく、媒介蚊のウィルス保有率も安全とは言えないレベルではないと考えます。

日本での患者激減はワクチン開発以来50年の接種の成果ではないかと考えます。（事実、現在の患者の殆どはワクチン接種を行っていない世代ではないかと思われます。）
尚、日本近郊の諸国では年間2万人もの罹患があり、その約30%が死にいたる事から、その危険性は無視できません。（この近郊諸国には、中華民国も含まれます。）

尚、ポリオですが、この病気は天然痘に続く第2の人類の勝利になる見込みです。
2004年時点で、ポリオが認めらるのはインド、ナイジェリア、パキスタン、エジプト、アフガニスタン、ニジェールで1位のインドにしても患者数は100人の桁にまで減少しています。
これは、ポリオの種としての滅亡の時期が近づいている為と考えます。
日本の下水道で検地されるポリオウィルスはポリオの生ワクチン由来のもので、既に野生株のポリオワクチンは死滅している模様です。
厚生労働省でも、ポリオワクチンを生ワクチンから不活性ワクチンに切り替える準備をしているようです。

私は接種可能な予防接種は基本的に全部受けさせる方針です。（日本脳炎は接種が困難な為に留保しています。）

受けさせる方針の任意接種は以下の通り
(1)インフルエンザ　（基本的に毎年）
(2)おたふくかぜ (３歳、７歳、１３歳）
(3)水痘　　　　　　（３歳、１３歳）
(4)Ａ型肝炎　　　　（１６歳を予定）
(5)Ｂ型肝炎　　　　（１６歳を予定）

この回答へのお礼

私はあまり考えずに予防接種を受けていましたが、
今までの研究や接種実績があってこその『予防』でもあるわけですよね。
とても勉強になります。

回答ありがとうございました。

お礼日時：2006/08/01 20:25

No.1 回答者： sirouto1gou 回答日時： 2006/07/28 01:10

薬剤師です。

ご質問者様のお気持ちは良く理解できますし、その考え方もそれぞれであると思います。
確かに国内で生まれ、国内で生涯を終えるというのであればそれもよいかもしれません。

私は予防接種を受けていますが、別に受けなくても良いと昔は思っておりました。
しかしながら社会人になってから東南アジアに出張することもありました(ここでは外国という考えで受け止めて下さい)。
日本は屈指の衛生国です。
ですので予防接種は意味が希薄であると思われますが、外国に行く様な事がありますとこの限りではないと思います。

副作用は確かにあります。
アナフィラキシーショックを引き起こして死亡例もあります。
私がご質問者様の立場ならすごく悩むと思います。
しかしながら、結局受けさせると思います。
これからの日本は世界との交流なくしては成り立ちません。
そのためにお子様が海外に出られることも十分に考えられると思います。高い学歴を持つことでその可能性は更に上昇するでしょう。
親であればだれしもお子様の幸せを願わない人はいないと私は信じております。ですから、可能性を広げるという意味でも、どうでしょうか

この回答へのお礼

ありがとうございます。

日本脳炎も海外に長期行く場合は（場所によって）接種しないと入国できない場合があるらしいですよね。
今のところ海外に進出する予定は無いのですが、
子供が大きくなったら分かりませんよね。

こういった議論には正解がないのかもしれませんが、
出来るだけ多くの意見を聞きたいと思ったまでです。

お礼日時：2006/07/28 17:09