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マラソンとかで長く走っていると腕や手に力が入らなくなってくるのですが、どうしてですか?また、何か改善策みたいな物はあるのですか?おしえてください。

A 回答 (1件)

40代。

男性。ウエイトトレーニング歴6年。

●おそらくは、低血糖による脱力(ハンガーノック)と思われます。

■レース前に十分、炭水化物(御飯、パスタ)を摂らなかったり、レース中に糖分の補給を怠ると低血糖になります。

体に炭水化物を十分摂ると(カーボローディング)、グリコーゲン(多糖類)の形で、肝臓に500kcal(キロカロリー)、体全体の筋肉に2000kcal貯蓄する事が出来ます。
肝臓のグリコーゲンは、血中の血糖値を一定にするように少しづつ分解され、グルコース(ブドウ糖)の形で血中に放出されます。

筋肉中のグリコーゲンは、急激なスパートをかけたりする時に使われます。
体全体の筋肉のグリコーゲンは多いように思われますが、筋肉1部位に限っては非常に小さな値となります。
このため、数分の急激な運動(無酸素運動)で直ぐなくなってしまいます。

マラソンの消費カロリーは2500kcalといわれています。
このエネルギー基質を脂質と糖質からまかないます。

有酸素運動と言われているマラソンでも、糖質がいらないという事はありません。
脂質を円滑にエネルギーに変えるには糖質も必要です。

<質問:筋肥大トレーニング前の食事について。>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2256776

<質問:有酸素運動ですぐに汗だく、でも心拍数はいまいち。>
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2260817

また、脳の唯一のエネルギー源は血中の糖(グルコース:ブドウ糖)です。

エネルギーとしての糖質は結構、使われるのです。

■筋肉中(速筋、中間筋)のグリコーゲンが枯渇した場合、血中のグルコース(ブドウ糖)からグリコーゲンを再合成したり、グルコースの形でそのままエネルギーに使います。

しかし、肝臓のグリコーゲンがなくなり、低血糖になると筋肉のエネルギー源もなくなりますので、筋肉の力が発揮できません。
力が入らないという事になります。

●これを防ぐためには、レース前日、レース当日2時間前から十分な炭水化物(御飯、パスタ)を摂る(カーボローディング)事をお勧めします。

また、レース中に糖分の補給も欠かせません。

VAAM(ヴァーム)の使用は、体脂肪の使われる時間を短くしますのでお勧めです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってすみません。
詳しく説明していただきありがとうございました。
今まではそのようなことに関心を持っていなかったのですが、これからは気をつけたいと思います。

お礼日時:2006/08/29 19:00

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