
No.13ベストアンサー
- 回答日時:
徴兵制度の本質を知らない見当はずれの回答ばかりなので説明の労をとることにします。
徴兵制度とは、平素から一定数の国民を軍隊に入隊(現役兵)させて数年の基礎的訓練を施し、満期になれば除隊させて予備役兵とする制度です。これを毎年繰り返せば基礎的訓練を終了した予備役兵がだんだん増加していきます。予備役は、戦時招集の第一順位です。
また、一定の年齢に達した青年を全員入隊させることは不可能かつ不必要なので、様々な免除規定がありました。免除規定に該当した者は、予備役の年限を経過した者とともに後備役兵に登録され、第二順位として戦時招集の対象となりました。免除規定に該当した者は、入隊・訓練の経験はありません(未教育)が、昔は学校でもある程度の軍事訓練を行っていたので、今の若者のようなズブの素人ではありません。
戦時には膨大な規模の部隊が必要ですが、これを平素から維持しようとすれば、国の経済は破綻してしまいます。そこで、平素から維持する部隊(現役部隊)の規模を最小限にするとともに、戦時、必要な人材を急速に招集するため多くの予備役・後備役の軍人予備軍を作り出す仕組みとして工夫されたのが「徴兵制度」なのです。
つまり、徴兵制度は平素から長く運営して初めて目的を達することができる制度であって、戦争が起きてから急に導入すれば全く無意味、それどころか軍事的にも有害でさえある制度なのです。
当然、現在の自衛隊の制度も、徴兵制度など眼中にありません。仮に、戦時、急遽、素人を駆り集めたとしても、全く役に立たないばかりか、素人を管理するために数少ない現役自衛官を食われるので足手まといでさえあります。
現代の戦争は、素人に勤まるほど甘いものでは在りません。戦時、素人が果たすべき役割は他にあります。
第一に産業の維持。戦争は巨大な経済行為です。経済が止まれば、戦争は負けです。
第二に、国民保護法に基づくいわゆる「民間防衛活動」です。自衛隊が行う軍事作戦だけでは国民を守ることはできません。戦争の災禍から国民を守るためには、国民自身が民間防衛の一翼を担わなければならないのです。
戦争と災害は違います。学校の体育館に黙って座っていれば、行政が衣食を与えてくれると思ったら大間違です。生きるために自分自身も一定の役割を果たす必要があります。つまり、一人前の社会人としての責任を果たす能力、これが戦時、民間人に要求される能力なのです。
No.14
- 回答日時:
子供(学生)を戦争に行かせて大人は行かない、という事は考えにくいですね。
徴兵されるならサラリーマンも含めて大人の男からでしょう。
第二次世界大戦当時は最初の頃は、20歳以上の男子はすべて徴兵の対象でしたが、大学生は徴兵を免除されてました。
もし現在徴兵が復活したなら、
・成人以上(20歳)の出来るだけ若い方から(たぶん20~25ぐらい)
・学生でないものから
・特殊な職業に就いていないものから(技術者や研究者など)
・特別な知識や技能や技術を有していないものから(会社にとって必要な人材など)
・正社員として就職していない者から(フリーターやニートかな・・・)
という条件の人から徴兵されるんじゃないかと思います。
それで兵士の人数が足りなくなったら免除条件をどんどん緩和していく訳です。
また、軍の学校は指揮官を育成するためのもので、一般の学生だから行く、というものではありません。
ちゃんと受験して合格したものが行けるんですね。
参考URL:http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/tyoheise …
No.12
- 回答日時:
徴兵の心配? するだけ無駄です。
第二次世界大戦当時と現代では、戦争の形態が異なります。
今は鉄砲担いだ歩兵を何十万・何百万用意するより、数は1/10でかまわないので、ハイテク兵器を製造・配備した方が戦力として上だからです。
ハイテク兵器を効率的に操作するには、徴兵された素人よりも、長期間訓練されたプロの軍人が必要とされます。
景気が完全に回復しない今、自衛隊への就職は人気があるようです。(給料も民間では保障されない、右肩上がりのようですし)
給料をちょこっと上げて、採用枠を拡大すれば、就職に困っている多くの若者が自衛官になりますので、徴兵の必要はまったくありません。
考えるだけ、無駄というものです。
No.10
- 回答日時:
現在は、兵の数よりも「装備と練度」ですから、開戦後の徴兵にメリットは少ないでしょう。
生産力を落として、多額の費用と時間と労力をかけて一般人を訓練するのはロスが多すぎます。「戦争賛美するなら真っ先に自分が兵隊に行って、無残に殺され、そして相手を無残に殺してください。」という人がいますが
「自分や家族が殺されるくらいなら」、悪いですけど相手を殺して身を守ります。こういう人こそ、敵が攻めてきても抵抗せずに家族を真っ先に殺されて下さい。
無抵抗主義のバカのために殺されるのはまっぴらです。
No.9
- 回答日時:
通常の社会状況で徴兵制が復活することはありませんが、国の存亡の危機になれば、当然徴兵制は復活する可能性はあるでしょうね。
それでも結論的には徴兵は難しいかもしれませんね。現在の戦争の形態を見れば分かるのですが、日本が最後に徴兵制を敷いていた第二次世界大戦当時と現在では、仮想的敵国の所在地と戦争形態、それに各種兵器のスピードが違います。
今すぐにでも戦争が始まるにしても、徴兵制度を立法化するためには国会での審議を必要とします。
それが数ヶ月程度かかるとして、徴兵リストを作り上げるのにさらに数ヶ月。
そして、まったくの素人を曲りなりにも一人前の兵隊に仕上げるには、最低でも3ヶ月。
つまり、一般の市民が兵隊になるのにはどう急いでも半年以上の日数が必要だと思います。
戦争には相手がいます。
現在の日本の仮想敵国である、北朝鮮や中国がその間黙って待っていてくれるとは思えません。
まず考えられるのはミサイル攻撃です。北からはわずか十分、中国から出さえ20分程度で日本に着弾します。
弾道ミサイルを迎撃するMDがまだ開発途中ですが、それが完成しているとしても、飽和攻撃という一度に多数のミサイルを撃たれれば、正直お手上げです。
アメリカが本格的に部隊を日本に派遣するまでに、国の要所はほとんど攻撃を受けているかもしれません。
つまり今の日本では、現在の自衛隊の持っている戦力で戦うしかないと思います。
それでも徴兵するとするなら、20代前半から30代前半までくらいが徴兵対象になるでしょうね。原則的に召集資格があるものは全員ということになると思います。あなたの言う一般企業のサラリーマンは真っ先に狙われるでしょうね。
それでも政治家、警察消防などの公務員、そして軍需産業に働いている者などは免除の可能性があります。
ただそれでも、戦争が悪化していれば、新兵を教育する人材を割くことも出来ないかもしれません。
ちょっと話が支離滅裂になりましたが、戦争が起こってから徴兵を考えるようでは、戦争には当然のように負けます。
No.8
- 回答日時:
まず、日本国憲法は徴兵の規定がありませんので、徴兵はできません。
明治憲法は20条で規定されていました。第20条 「日本臣民ハ法律ノ定ムル所ニ従ヒ兵役ノ義務ヲ有ス」
もちろん憲法改正すれば可能でしょうけど、国民投票で国民の過半数をとらなければいけないので、まず改正は無理でしょう。
通常の法律なら、国民の知らないところであやしげな法律を制定させることも可能でしょうけど、徴兵は憲法自体を変えなければいけないので、心配する必要は全くないです。
ちなみに、ドイツの場合は憲法(基本法)改正は国民投票でなく、議会の多数で要件が満たされたため、突然68年に基本法が改正され、復活してしまいました。
No.7
- 回答日時:
「それが嫌なら戦争反対しろと言いたい」・・・失笑
それでことが済むなら苦労はない。
国民が自国を愛し自国を護るのは当然のこと、
どこの国でも同じことだ。
それが嫌ならどこにでも亡命すれば良いのだ。
もっとも日本以上に防衛に緩い国もないのだが、
平和呆けもいい加減にすべきである、
中国のミサイルの照準がどこに向けられているのかわかっているのか?
No.6
- 回答日時:
戦争になって国家が滅ぼされようとして
国民が抹殺されようとしているときに
企業が成り立つかどうかを考慮しているのは馬鹿げています。
個人で考えても、自分の命が危ないときに
明日の勤務を考えても意味ないでしょう。
No.5
- 回答日時:
実際、戦争中は大人の男はすべて狩り出されたよ。
それが現実です。最近の日本は軍事歓迎ムードが強いけど、今の日本の軍隊は全く数が知れてるし、戦争始まったらすぐに徴兵制復活で元気な男は狩り出されますよ。
企業は当然軍のために動くことが最優先されるし、学校も病院も何もかもがそう。夢物語ではなくて、実際に起きたことなんですから。
大体の日本人が戦争というと、自分と自分の家族や友人、愛する人たちは戦争に巻き込まれず遠くから見ている感覚か、あるいは自分が戦争に行っても栄華のヒーローみたいに自分だけは格好良く生き残るか、死ぬときも何か感動的に死んでいく、みたいな妄想を抱いているんでしょうね。
大半の人は虫けら以下にあっけなく、そして無残に苦しめられ殺されていくのです。戦争賛美するなら真っ先に自分が兵隊に行って、無残に殺され、そして相手を無残に殺してください。
そして、自分の家族、友人、愛する人t人を率先して戦争に送り出してください。
それが嫌なら戦争反対しろ、と言いたい。
自民党の連中のために殺されるのはまっぴらごめんだ。
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