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こんばんは。

1)~すると、機器が故障する恐れがあります。
2)~すると、機器が故障する可能性があります。

「恐れ」は正しく使われていると思います。
「可能性」は正しく使われているのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

正しく用いられていると思います。

皆さんおっしゃっていることなので詳細は省略しますが、「可能性」は現在プラス・マイナスの両面の意味に用いられており、それは穏当な使用法だと考えます。
問題は「恐れがある」の方です。
こちらは、現在でもやはりマイナスイメージをもって使われているように感じます。よって、下記のような使用法は避けた方がよいと考えます。
「この商品はかなり売れるおそれがある。」(自分側が作った商品の場合)
なお、迷った場合は「傾向」を代用するという手もあります。(すべての場合に通用するかはわかりませんが)。
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両方正しいと思います.



まず,1),2) は意味合いが違うので比較の対象にはなりません.
2) は工業製品ではごく一般的な表現です.機器は必ず故障し得るという前提で,その確率を客観的に表現しています.むしろ,確率と言うべきでしょう.
故障はユーザーに迷惑を掛けるかもしれないという結果は意識しますが,その確率を低くすることに努力しているわけです.

1) は感情が入った表現です.故障と迷惑(恐れ)を結びつけた表現です.

言い換えると,例えば,1) は消費者/ユーザーの立場の表現.2) は製造者/メーカー/技術者の立場での表現です.
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「可能性」という言葉を否定的な表現に結びつけることに違和感を覚える気持ちは理解できます。


しかし、多くの場合、たんに「予想できる」「起こり得る」という程のニュアンスで使っていて、その意味では間違いとはいえないと思います。

辞書の語釈や用例をみても、マイナスイメージの用法が間違いとは断定できません。
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『大辞林』
かのうせい【可能性】
 (1)物事の実現する見込み。「成功の―がある」「―が小さい」「無限の―を秘める」
 (2)〔哲〕〔possibility〕
  物事の現実の在り方(現実性)に対して、できうる(ありうる、考えうる、能うる)在り方。
  事柄・知識・能力などの、今実際にそうではないが、そうでありうる範囲・程度のこと。

『広辞苑』
かのう‐せい【可能性】(possibility)
 (1)できる見込み。
 (2)〔哲〕
  (ア)論理的に矛盾が含まれていないという意味で、考えうること。
  (イ)あることが実現される条件がそれを妨げる条件よりも優勢であると確認されていること。

『大辞泉』
かのうせい【可能性】
 (1)物事が実現できる見込み。「成功の―が高い」
 (2)事実がそうである見込み。「生存している―もある」
 (3)潜在的な発展性。「無限の―を秘める」
 (4)認識論で、ある命題が論理的に矛盾を含んでいないという側面を示す様態。

『新明解』
かのうせい【可能性】
 未知の事柄の実現について、(絶対に不可能だと判断するだけの根拠を欠き)ある程度(充分に)可能だと予測される状態にあるととらえられること。「動物にも心的体験が存在し得るかどうかの―について種種の実験を試みる/予見の―が有った〔=危険が起こることを予測できたはずであった〕/子供の―を啓く教育/無限の―を秘めたまま夭折した天才/―が(も)有る/彼が犯人である―は否定できない/実用化の―が大きい(高い・少ない・薄い)/―をはらむ(秘める)/未来社会の―を占う/生存の―が残っている」

『岩波』
かのうせい【可能性】
 それが可能だという性質・度合。「―が高い」 ▽日常語では多く、そうなる見込みの意に使う。

『明鏡』
かのうせい【可能性】
 (1)実現できるという見込み。現実となりうる見込み。「審査に合格する―が高い」「全員遭難の―が高い」
 (2)何かを実現できる潜在的な要素。「さまざまな―を秘めた若い国」
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こんな極端な用法も、現実には行われています。

→ "できない可能性" …………… 1,900,000 件
  "できる可能性" ……………… 1,580,000 件
→ "不可能な可能性" …………………  339 件

→ "失敗する可能性" ……………… 122,000 件
  "成功する可能性" ………………… 75,900 件

個人的には、なるべく「おそれがある」などの表現を使うよう注意しています。
本来は「恐れ」ではなく「虞」ですが、『文部省用字用語例』に則って「おそれ」とかくようにしています。
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「恐れ」は、マイナスイメージ・・・良くないことが起こるのではないかという不安。



「可能性」は、プラスイメージ・・・できるみこみ


質問者さんは、「故障する」はマイナスイメージだから、プラスイメージの「可能性」を使用するところに違和感をもたれたのだと思います。

文法的(?)には、1も2も他の回答者サンたちの仰るとおりだろうと思いますが。

マイナスにはマイナスイメージの「恐れ」を使い、プラスイメージの「可能性」は使わないほうが良いのだろうと思います。
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#1さんがおっしゃる通り、「可能性」という単語に特別な価値判断を与えなければ、間違っているとはいえないと思います。



ただ、「故障」と「可能」の組み合わせに違和感を覚える人は実際いますし、中には間違いと言い切る人さえいるようです。
「恐れがある」「危険性がある」という風にしておいたほうが、無難に済ませられる「可能性」が高いかも知れません。
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以下goo辞書で検索した内容です。


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かのう-せい 0 【可能性】


(1)物事の実現する見込み。
「成功の―がある」「―が小さい」「無限の―を秘める」
(2)〔哲〕〔possibility〕物事の現実の在り方(現実性)に対して、できうる(ありうる、考えうる、能うる)在り方。事柄・知識・能力などの、今実際にそうではないが、そうでありうる範囲・程度のこと。
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今回の場合上記(2)の部分を当てはめると使い方として間違ってないのではないかと思いますよ。

逆に間違っていると考える理由を教えていただきたいと思います。
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