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東北新幹線では2階建て車両が活躍しているようですが、東海道新幹線から2階建て車両が消えたのはどうしてでしょうか。

A 回答 (6件)

理由は色々あります。


東北新幹線・上越新幹線では新幹線通勤の需要があり、短時間で多くの乗客を裁く必要が出てきます。また、終点東京で大半が下車するので途中駅の降車の時間を考えなくて良いことから詰め込むことが可能です。2階建てにすると座席数を増やせることが長所となります。1両あたり通勤電車と同じ乗客を乗せることが可能です。自由席の2階は3列と3列の転換式のクロスシートになっています。短時間・短距離メインで詰め込むための車両です。満員の通勤電車に2つの出入り口しかないことをイメージすると分かりやすいですね。途中の乗客の入れ替えがあると乗り降りに時間がかかり新幹線本来の長所を引き出せなくなります。
 東海道新幹線は2時間前後の乗車時間がメインで車内の快適性が重要となります。もし、東海道新幹線に6列の転換式クロスシートの車両を走らせると飛行機に乗客を取られ、新幹線の経営が成り立たなくなります。
 東海道新幹線で2階建て車両が消えたのは
車重と車体の関係で最高速度が制限されること(2階建て車両は現在240キロ)
 東北新幹線と異なり高速で走る新幹線が桁違いに多いこと
 大阪方面のほかに岡山・広島方面の需要があること
 2階建てにすると、定員が増え途中の降車時間がかかり他の列車のダイヤが乱れること(名古屋・京都・大阪で乗客が入れ替わるため)
 飛行機との競合が激しく快適性が求められること

 東北新幹線は通勤電車の役割を果たしますが、東海道新幹線は名古屋・大阪のビジネス需要で列車の性格が違います。今後、技術が発達してもドア数と乗降時間の点から東海道新幹線にオール2階建て車両が登場することは無いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
事情が良く理解できました。

お礼日時:2006/09/30 20:55

 正確なところは、わかりませんが、500系のぞみをJR西日本が導入するときに、東京駅までの乗り入れるには、当時の300系とほぼ同じ座席数を確保すること条件とされたことに伴い、500系は300系と比べて一部座席の間隔が狭くなり、またトイレの数も減らされているそうです。


 この理由は、ダイヤが乱れた場合に、同じ座席数を確保した車両であれば、300系と500系で互いに入れ替えて運転することができることからダイヤの復旧がスムーズにできますが、座席数が異なると対応が困難になるためだそうです。東海道新幹線は、非常に過密なダイヤをくんでいるので、このような条件が必要になっております。
 おそらく、この理由とコスト削減の観点から2階建て車両がなくなったものと推測されます。
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この回答へのお礼

そういう事情もあるのですね。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/10/01 08:39

乗る人数が、減ったからじゃないですか。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/30 20:53

100系の2階建て車両は、1階が個室で2階がグリーンでした。

Maxのよ
うに通勤客を詰め込むために作ったのではなく、ちょっとグレード
の高い旅を演出するために登場したのです。それで、名前がグラン
ドひかりでした。

しかし、結局のところ東海のターゲットは東京-大阪間のビジネス
客なわけで、編成あたりの定員が少なくなるグランドひかりは利益
率の悪いお荷物とされるようになります。さらに巡航速度270km/hの
300系と700系に押され、100系そのものが消えてしまいました。

で、なぜ新しくMaxみたいな2階建てを開発して乗客をビッシリ詰め
込まないかというと、東海区間は路盤がヤワで重量と振動に耐えら
れないから。西日本で500系が300km/h運転してるのに東海では
270km/hしか出せないのもこれと同じです。
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この回答へのお礼

明快なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/29 20:58

#1さんの言うとおりでもあり少し違うのは


東京―新大阪は、東海道新幹線のドル箱区間でもあり、需要も非常に高いのが現状ですが、過密ダイヤはギリギリの状態で増やせず。更に、飛行機の割引等の競合もあり、伸び悩みの状況。
お客様の需要は、速度の速い「のぞみ」に集中しており「ひかり」の速度では顧客の増加が見込めない状況でした。
更に東京では、品川から京急で羽田が便利なことや大阪では、伊丹からモノレールが開通したこともあり飛行機はますます便利になっていきました。

そこで新幹線を更に便利にするために品川に駅を新設し、更に便利にするとともに、将来的には、いっぱいになっている東京駅始発でない品川始発の臨時便も増便することも視野に入れました。
ただ、従来のグランドひかりのような車輌では速度に限界があり、後続の「のぞみ」がどこかで追い越すようなダイヤしかくむことが出来ず、ダイヤが複雑になるばかりではなく実需要(のぞみにのりたい)ともマッチしません。
そこで「のぞみ」を大量に走らせることをサービスとする方法を取りました。

更に、東海道新幹線の二階建て車輌は、東北新幹線とは違いグリーン車と食事が出来る車輌でしたが、需要も少なかったことも原因の一つでした。
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この回答へのお礼

明快なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/29 20:58

速度の関係と思います(東北はそんなに速くなくてもよいのかナ)

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/29 20:57

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