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最近話題のBDFについて調べているんですがわからないことがあります。BDFはコモンレール式のディーゼルエンジンには全く使用できないんでしょうか?であればその原因は動粘度の数値のせいでしょうか?詳しい方、教えてください。

A 回答 (2件)

コモンレール式噴射システムは従来の噴射系よりも高圧(およそ1600~1800気圧)が加わり、またシステム上、ポンプ・インジェクタを通った燃料の一部が元に戻されます。


リターン燃料は高温に熱せられます。
BDFの場合、熱が加わった場合に化学変化が起きるかも

また、前述のとおり超高圧がかかるので部品間の潤滑が重要になります。ポンプやインジェクタは燃料潤滑ですので、軽油に比べ粘性が乏しいと油膜が切れて部品を壊す可能性があります。

噴射系メーカがBDFに対応するように設計・製造していれば問題ないでしょうが、BDFが出回り始めたのは最近の話ですし、統一規格があればともかく、品質が一定でなければメーカ側で保証することは困難でしょう。
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この回答へのお礼

高温でBDFが化学変化を起こす可能性があるのですか?それは知らなかったです。
国が品質規格を策定中らしいのですが、どうも延び延びになっているようです。規格が定められた後のメーカーの対応を注視したいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/16 11:00

天ぷら油の燃料ですね。



コモンレール式のいすゞ4HL1エンジンなどは
圧縮工程中に複数回の燃料噴射があります。
(これで排ガスを抑えている)

BDはコモンレール式(50~100気圧)の直接噴射で
上手く霧状にならないので使えないと思います。
(保証の対象外です)

>動粘度の数値
現行の超低硫黄軽油にも潤滑剤が添加されてます。
(硫黄分が減ると潤滑性が鈍るため)
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この回答へのお礼

やはり保証の対象外ですか・・・
今後の主流はコモンレールになると聞いているのですが、そうするとBDFは使い道が狭くなりますね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/16 10:57

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