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よくemailを送る際に文書を添付しますが、その時に常套句として使われるのが上記のフレーズです。この語順ですが、

(A) "Please find an attached file..." ではなく
(B) "Please find attached a file..." となるのはなぜでしょうか?

英国人の夫に尋ねたところ、「(A)の場合は、実際にそのファイルを(部屋かオフィスのどこかからか)物理的に探してくれという意味になる、(B)は Please find a file which is attached... と考えたらよいのではないか、もしかしたら(A)は法律分野か何かの専門的に使われる言い回しが一般的に使われるようになったのかもしれない」と言ってましたが、文法的な説明は彼もわかりませんでした。見るからに(A)は、動詞 (find)+目的語 (an attached file)となっているのはわかる(=なので物理的に探すという意味になる)のですが、(B)の場合は、文法的にどのようなlogicをもって説明できるのでしょうか? 私自身は普段は社内通訳として働き、パートタイムでTOEIC英語の大人クラスを教えているのである程度英語には詳しいと思うのですが、いろいろネットや辞書を調べてみてもわからないので投稿させて頂きました。

A 回答 (5件)

 まず,find a file attached で,SVOC(O= a file,C=attached)となり,「ファイルが添付されているのに気づく」のような意味になります。


 Please find an attached file. が「添付ファイルを見つけてください」に対して,Please find a file attached. だと,「ファイルが添付されているのご確認ください」のような意味になるでしょう。

 そして,a file が何かに修飾されて長くなる,例えば the file that contains ~「~を含んだファイル」のようになると,
find the file that contains ~ attached. なりますが,attached が離れすぎて,C として認識しづらくなるので,find attached the file that contains ~とします。
 特に contains の後にコロンなどをはさんでくわしく説明する場合,attached の置き場所がなくなりますので,find の次に持ってくるのは英語の語順としてはきわめて自然になります。

 目的語の部分が長くなくても make sure のような言い方は慣用的にこのような語順になっていますが,もともと make O sure という言い方です。
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この回答へのお礼

なるほどなるほど、そう考えると論理的につじつまが合いますね。たぶんこれで生徒さんたちにも納得のいく説明ができると思います。文法的な解釈としてはSVOCの変化球?!というようなものでしょうか。make sure を引き合いに出して頂いたことも理解を深めるのに助かりました。お礼が遅くなってしまい申し訳ありませんでしたが、どうもありがとうございました! 

お礼日時:2006/12/17 12:53

昔々の商業英文で恐縮ですが、多分(多分ですヨ)、下記の様に


書いておりました。

Enclosed herewith please find the Price List (or Estimate)...
Attached herewith please find the Price List (or Estimate)...

多分。この前に

(1) [We have] enclosed が省略されていた。。。。
(2) その後、herewithが省略され
(3) Attachedがfindの前に移動した

相済みません、全然「文法」とは関係ありませんが、何となく
私の勘が当たっているような気がするが。。。(泣)
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この回答へのお礼

なるほどー、こういう言い方もあるんですね! もう少しformalな感じでしょうか。この場合おっしゃる通りに考えると何となくつじつまがあいます。やはり言葉は変容していくものですからね。説明がつくことに意味があるので、文法的な説明でなくてもありがたいご意見です! どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/12/17 13:37

×ご主人様が英国人がいわんとした


○英国人のご主人様がいわんとした

でした。乱筆と呼び捨てすいません。読み返さないので (^^;(いつものことで)。
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これはシンプルです。


ご主人様が英国人がいわんとした言葉の濁り方、つまり「~と考えたらよいのではないか」のようなはっきりと言明しにくいように、慣用表現としてそのように使われるようになった側面が強いと私は仕事でみるたびに感じています(日本語でもありますが、文法構造よりも、レターにそう書くようになった形式文のような)。

Please find attached a file. は、(Please find attached.が多いですが)、添付ファイルを見つけてくださいとか、探してください、捜査(内容を調べる)してださいという意味ではなく、
単純に「添付いたしました(のでよろしく)」と、ただ言い切る言い方です。
私は
Attached. Please find~ をよく使います。

これは下記にもありますが
| Attached please find a detailed statement.
| ((商用文などで))明細書添付いたしておきます.
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=attac …

のようないわゆるよく使われる「表現」なのです。

メールに使われる文章はいろいろありますよ。すぐに思い出せないのですが、
Should you have any query, feel free to contact me.
とか
Noted.
とかもよくでてきます。
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この回答へのお礼

そうですよね、まさしく慣用的に使われるようになった表現の一つだと私も思います。それをどうしてそうなるんですか?と生徒さんに聞かれるとちょっと説明に困るんですよね。私の周辺ではネイティブの先生は特に文法を納得がいくように説明してくれるのが難しいという声をよく聞くので、日本人講師の肩にかかる文法説明の期待は多大なんです…(苦笑)ネイティブの先生だとI really don't know, it just is. や、It's just the way we use it...風な答えですむようなんですが。丁寧にご回答頂いてどうもありがとうございました!

お礼日時:2006/12/17 13:26

うまく説明できるかどうか分からないのですが、(B)のほうがビジネスライクというか、気取った表現ですよね。

まず、日常会話では、たとえ商談でも使わないと思います。視察団の案内係や執事なら言うかもしれません。

で、敢えて直訳調に言うならば、「添付されているのをお気づきください、ファイルでございます」という感じでしょうか。これに対して、(A)は「添付のファイルにお気付きください」とでも申しましょうか。

(A)と(B)の間には殆ど違いがありませんが、これもまた敢えて効果の違いを言うならば、(B)のほうが、「Please find attached」までを見て「ああ、結論としては、何か添付されていると言いたいんだな」というニュアンスが伝わってきて、後半の「a file」を見て「その添付されているものとはファイルだな」と分かるわけなので、「ファイル」よりも「添付の有無」に注目が行きやすいので、ビジネスで使われるようになったのだと、勝手に推測します。

ま、言うまでもなく、そこまでいちいち分析して読んでいるネイティヴなんていないと思いますが。
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この回答へのお礼

私が明らかにしたかったことは、文法的に(B)をどのように論理的に説明できるのか、というちょっと重箱のすみをつつくような?点だったので、コミュニケーションいう観点から考えるとあまり大勢に影響がない(笑)質問ですよね。というのも、生徒さんからこの質問を受けて私が説明をできなかったからなんです。おっしゃる通り、practicalityという点で語順が逆転したんでしょうね。ご意見を頂いてどうもありがとうございました!

お礼日時:2006/12/17 13:13

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