No.3
- 回答日時:
No.2さんの回答でバッチリですね。
少し補足説明をしておきますと,「1.段丘でもあり台地でもあるもの」と,「2.段丘ではあるがあまり台地とは呼ばれないもの」と,逆に「3.台地ではあるが段丘ではないもの」があります。
なぜなら,No.2さんの回答でお分かりのように,段丘は「でき方」に関係しているのに対して,台地はでき方とは関係なく「地形」だけをみているからです。
たとえば武蔵野台地の場合は1番です(多摩川の侵食によってできた)。
しかし,多摩川でももうちょっと上流(青梅から先)ぐらいにいくと,川の両岸に2段3段と平らなところが,川に沿って分布しているが,そのさらに両側はすぐ山地,という地形になります。この場合は2番です。
また,香川県の屋島(という山)のてっぺんは平らになっていますが,これは小規模ながら台地です。しかし,川の流れとは全然関係なく,大昔に火山が噴火して溶岩が平らに流れて谷を埋めたのち,まわりが侵食されて最後に残った部分と考えられます(溶岩台地という)。他にもいろいろなでき方の台地があります。
なお,失礼ながらNo.1さんの書かれている内容は,混乱するだけですので,気にしないほうがよろしいかと。
>平らな部分と斜面の違いなのですね。
そうではなくて,No.2さんも書かれているとおり,平らな部分が「段丘面」,急傾斜の部分が「段丘崖」で,これが川沿いまたは海岸沿いに繰り返されている地形が段丘地形,と考えてください。
No.2
- 回答日時:
土地文明ではなく、地形分類とか土地条件のことですよね(用地分類にはなさそうなので)
地学的には、段丘とは、河川沿岸(河岸段丘)や海岸(海岸段丘)などで階段状になった丘です。平坦な部分は段丘面、切り立った部分は段丘崖といいます。段丘面の隆起や河道の変化などによる浸食の不連続が成因です。
土地分類で段丘という場合は、河道より高い部分の段丘面のことでしょう。
台地は小高い平坦部分の総称で、その成因もいろいろです(堆積によるもの、浸食によるもの、地質学的活動に伴うものなど)。
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