プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

1ヶ月前にお祭りの金魚すくいで、3匹すくいました。
少し前に、1匹が、動きが鈍いなと思っていたら、あっと言う間に死んでしまいました。
その後、急に数日間冷え込んだ日があり(外気温8度、室内約15度?)、残り2匹も、元気がなくなってきました。
餌をやっても、食いつきが悪いため、今、止めています。
今は、ゆるく暖房を付けているので、室温約20度です。(水温は、10度台だと思います。)
極たまに、動いては、ピタリ止まって水槽の底で脱力しているように見えます。
それ以外に、目立った変化は見当たりません。
これは、何か、病気か、弱っている証拠なのでしょうか?
それとも、冬眠の態勢に入っているだけで心配ないものなのでしょうか?

とりあえず、室温の差があまり激しくならない場所に水槽を移し、なるべく、そっとしておくようにしています。
薬などは、使用していません。
今、5Lの水に対して小さじ3杯の割合の塩水にしています。
ヒーターは無く、エアーのみ使用しています。

動かない姿を見て、次々と死なせてしまうのではないかと不安で仕方ありません。
情報が不十分かもしれませんが、よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

No.4です。



残り餌や魚の排泄物から、アンモニアが生成されます。
これは猛毒で、少量蓄積しただけで、魚は死にます。

アンモニアは、水槽内に自然発生したバクテリアが分解し、亜硝酸に変えられます。
亜硝酸は有毒で、これも蓄積すれば魚は生きることができません。

亜硝酸はこれもバクテリアにより分解され、ほぼ無害な硝酸に変えられます。
硝酸(硝酸塩)は水草に吸収されたり、水替えによって水槽外に排出します。

これを【生物濾過】といい、水棲生物を飼育するに当たって避けて通れない基礎知識です。
飼育者が知る知らないに関わらず、長期的に飼育できる水槽には、このバクテリアのサイクルが出来上がっています。
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ところが、設置したばかりの水槽と飼育水となる水道水にはこのバクテリアがいません。
自然に水槽内に侵入して繁殖するとはいえ、有毒物質を分解するバクテリアの絶対数が不足し、蓄積する一方となるわけです。
バクテリアの数が揃うまでの期間は、水槽立ち上げから40~50日(環境により前後)と言われ、
魚が死にやすい、非常に危険な時期となります。
(この時期を乗り越えると、維持は非常に簡単となり、水替えの頻度も落として大丈夫。)

この期間は水替えによって、有毒物質を排出するしかなく、(吸着という手もあるが不安定)
蓄積量を計測するものに、アンモニア試薬,亜硝酸試薬があります。

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...ということを考慮すると、水槽立ち上げから1ヶ月なら、
亜硝酸が危険な濃度まで上昇している可能性が高いと推測しました。
あくまで、可能性ですよ? もちろん、最も高い可能性ですが。

アンモニアを分解するバクテリアの方が増殖速度が速いので、
1ヶ月経っているなら、亜硝酸を分解するバクテリアが足りていないことが大抵です。

水替えのやり方ですが、全量換水は金魚に負担を掛けすぎるのでやってはいけません。
飼育するに当たって、(バクテリアも同時に捨てることとなる)全量換水などありえないと覚えて下さい。

本来なら亜硝酸濃度を計測して、安全値になるまで水替えするのが筋ですが、海外なら試薬が売っていないかもしれませんね...

取り敢えず、3/4水替えをしてみましょうか...
一気にはダメですよ。やり方はこうです。
・今日、1/3水替えして下さい。
・明日、1/2水替えします。
これで、合わせて3/4水替えしたことになります。
できるだけゆっくり水を入れるのが望ましく、温度差が激しい水を入れてはいけません。

で、餌の量を減らします。
これは、餌の量がそのまま亜硝酸の増加量になるからです。

試薬がないと水替えの時期が分からないので大変なのですが、水を替えても替えても、亜硝酸濃度が危険値を示し、
水替えに追われるのが、立ち上げ当初にありがちなパターンです。
そうしているうちに、ある日突然、パタッと亜硝酸が消えます。
ということで、結構頻繁に水替えをする...ということしか言えません。ごめんなさい。

中毒症状は、酸素運搬機能をやられてしまうため、最悪手遅れがありえることもご理解下さい。


フィルターの中のウールや、底床(砂利)はバクテリアの住処となります。
増えてくると、茶色く汚れ土の臭いがするはずです。

濾過バクテリアは、酸素が必要なバクテリアで、増えすぎて目詰まりすると大変ですが、
立ち上げて日にちが経っていない時期は、ただでさえ数が足りていないのフィルターを洗ってはいけません。

フィルターは、目詰まりしないよう間引く意識で 軽く飼育水で濯ぐ,
砂利は、底床クリーナーで水替えの際に掃除する感じです。
http://www.a-forest.jp/column.php?column=9&osCsi …


あと、ありがちなのは、餌のやり過ぎでしょう。
濾過バクテリアと言っても、アンモニア→硝酸ですからね。
残り餌のようなものを分解するのは、他の微生物の役割となり、非常に負荷の掛かる作業です。
残り餌が蓄積するような環境は、悪玉菌に水槽が占拠されやすくなります。
なので、餌は極少量で構いません。
餌のやり過ぎと、水温が急激な変化をする時期が、病気の元凶となります。

基本的なことさえ守れば、金魚なら滅多なことで死んだりしませんよ。
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この回答へのお礼

詳しく丁寧なご回答を、本当に本当に、ありがとうございました。
No.5 のご回答を頂いて、早速、教えて頂いた通りに、水替えをしてみました。
すると、ほとんど、動かない状態だったのが、大分、動き回るようになりました。やはり、水質が悪くなっていたのですね。
食欲も回復してきたのか、餌の入れ物見ると、催促するようにまでなりました。弱ってきて以来、餌やりを止めていたので、様子を見ながら、少しずつ与えようと思います。
質問を投稿した時点で、もうダメなのではないか、と半分絶望していたので、本当に嬉しいです。
ご回答頂いた文面を印刷し、手元に置いています。
教えて頂いた基本的なことを守り、滅多なことでは死なせないように、頑張りたいと思います。
ありがとうございました!!

お礼日時:2006/12/26 03:53

これは海外の話ですよね?


1匹死んだわけですから、冬眠かも...と楽観的に考えるということは、私ならしないでしょう。
他の要素を洗い出すのが先決です。

1ヶ月前...といえば、まだ濾過が立ち上がっているか微妙な時期です。
アンモニア→亜硝酸→硝酸(硝酸塩)というバクテリアの硝化作用(生物濾過)についてご存じですか?
ご存じないならば、亜硝酸中毒の可能性があると思います。
だとすれば、塩入れるなどの対処は誤りで、水替えが対応策でしょう。
手遅れかもしれませんが...

エアーというのは、投げ込み式のフィルター(通称ブクブク)を入れているということでしょうか?
フィルターを洗ったなどということは?

--
持って歩けるサイズの水槽ならば、かなり小さいわけですよね?
水量が少ないので、気温の変動が即水温の変動に繋がり、
それがストレスとなって魚の抵抗力が落ち、病気になった可能性は確かにあります。
もっとも、病気を疑うのは、私なら順番的に後ですが...

ちなみに、金魚飼育におけるヒーターの役割は、水温の変動を抑えるもので、金魚を暖めてやることが目的ではありません。

今の情報ではこのくらいでしょうか。

この回答への補足

今朝の時点で、まだ、生きています。相変わらず、じっとしたままです。
亜硝酸中毒ですか?すみません、専門的な知識がないもので、分からないのですが、水替えで対応できるのでしょうか?
このような場合の水替えは、全部取り替えるのが良いのでしょうか?
幸い、ブクブクのフィルターは洗っていません。
塩は、適切ではなかったのですね・・・。

質問ばかりで、申し訳ありません。かなり焦っています・・・。
丁寧なアドバイスに感謝致します。あらためて、お礼を書き込ませて頂きます。

補足日時:2006/12/20 13:49
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
パソコンの調子が悪く、お礼が遅くなり、申し訳ありません。
補足欄に追加の質問をいくつもさせて頂いたことにも、詳しいご回答を頂き、本当に、感謝致します。
No.5 の欄に、まとめて、お礼を書き込ませて下さい。

お礼日時:2006/12/26 03:20

健康管理に水温計は必須です、200円で買えます。


当方の金魚はさすがに10度になると動きが鈍くなりますが普段の半分程度の餌は余裕で食べます。
12-13度ならほぼ全開で活動できます。
水質が悪くなったとか別の原因があるかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
パソコンの調子が悪く、お礼が遅くなり、申し訳ありません。
早速、水温計を購入しました。
測ったところ、やはり、活動が鈍くなるには、温度は十分温かいようでした。
水質の線で対応してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/26 03:16

この回答への補足

当方、日本よりも、少し暖かい国に在住のため、寒くなってきているとは言え、まだ日本(関東)の秋という感じです。
冬眠に入るには、少し水温が高いのでは?と思ったので、心配しています。
説明が不十分で申し訳ありません。

補足日時:2006/12/19 23:39
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/26 03:11

水温10℃以下なら、エサも食べないしほとんど動きません。

この回答への補足

水温は10度以下にはなっていないはずです。
正確に計ったわけではありませんが、最も下がった時点で、10度台前半、今は、10度台後半(18~19度?)だと思います。
その温度では、冬眠は、早いのではないかと思い、不安になり、質問させて頂きました。

補足日時:2006/12/20 00:01
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/26 03:11

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