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足利義満が死なずにいたら、天皇家はどうなっていたのでしょう?

A 回答 (2件)

私は王権簒奪説には否定的です。

室町時代の政治体制は公武統一政権といわれていて、その支配者は足利家の家督の長である室町殿です。室町殿は伝奏(公家と武家の中継ぎ役)を通じて院や朝廷をも支配下においていました。つまり、義満は天皇をもしのぐ地位に就いていたのであり天皇家を簒奪する必要はそもそもありません。最期に参考文献をあげておきます。
今谷明著『室町の王権』中公新書
桜井英治著『室町人の精神』講談社
岡野友彦著『源氏と日本国王』講談社現代新書
富田正弘著「室町殿と天皇」『日本史研究319号』

この回答への補足

回答ありがとうございます。

補足日時:2007/01/12 16:51
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簒奪説が正しければ、簒奪されている。


簒奪説が正しくなければ、簒奪されていない。

簒奪説はまだ、定説になっていないので、義満が長命であっても、天皇家はそのままというところが現在の落ち着きどころ。
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