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継電連動装置について疑問が2つあります。

1.進路をとるとき、過走余裕距離の転てつ機を鎖錠するが、その鎖錠される転てつ機がある軌道に列車又は車両が在線していた場合、進路が取れるのはなぜか。(過走余裕距離内の軌道が連動図表の信号制御欄にのっていないのはなぜか)

2.通過列車の進路をとる場合、出発信号機のてこから扱うのはなぜか。なぜ場内信号機のてこから扱ってはいけないのか。

<補足>
1の質問は閉塞区間にも同じことが言えます。前の軌道に在線していた場合、過走してしまったら追突してしまうのではないでしょうか。これはATSが整備される前からこのような仕組みだときいています。
現在、ATSが整備されR現示で止まるのであれば、過走余裕距離内の転てつ機も鎖錠しなくてよいはずです。
なお、場内信号機にYY現示が出せるのであれば過走余裕距離内の転てつ機を鎖錠しないことは知っています。

A 回答 (3件)

私も昔、この点について疑問を持って、某社の技審の方に聞いたことがあります。

その結果をかいつまんでいいますと、

・軌道回路の分割をする必要がある
・この考え方を推し進めると、閉塞にも5現示が必要となる

1点目ですが、過走余裕距離の進路で150m(現在100m)の位置に絶縁があることは稀ですので、場合によっては軌道回路を分割する必要が出てきます。

2点目ですが、この考え方を推し進めていくと、閉塞信号機でも内方すぐに停車している場合を考慮して一つ外方の閉塞信号機にYYを現示する必要があり、その外方をYGとして、というように、全て5現示にする必要が出てきてしまいます。
このあたりを割り切って、進路を予約・防護するために、分岐器の定位・反位のみを鎖錠することにしたものです。

この仕組みが原因となる事故はおそらく発生していないと思いますので、電子連動などでもこの考え方が踏襲されています。
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2つ目のご質問ですが、いくつか理由があります。



到着線の前方の転てつ機や信号機が片鎖錠になっている場合、出発から先に引かないと、場内で意図せざる方向に鎖錠してしまう場合があります。一番わかりやすいのが、安全側線を持つ単線の行き違い駅で、出発定位の状態で場内を反位にすると、安全側線は定位に鎖錠されます。この状態で出発を反位にしても、出発信号機は進行を現示することができません。

駅長や指令員がいちいちそのような判断をしてテコを扱うのは誤扱いのもとですので、取り扱いの統一のために出発から引くようにしているのです。

もう一つは乗務員側から見た問題で、場内→出発と引くと、場内が一旦Yになった後にGになることになります。乗務員はその度にいちいち信号を歓呼しなければなりません。
今のように電車の場合はあまり問題になりませんが、蒸気機関車などは常時信号を見ているわけにはいきませんので、なるべく信号確認の負担を減らす必要がありました。


もちろんこれらは一般論で、現場の特状によって取扱方は変わってきます。そのため、運行管理システムなんかを導入する場合は、テコの引き方をいくつかに分類して、一箇所ごとにどのパターンを適用するのかを検討します。
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(連動装置)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E5%8B%95% …
をご覧になられましたでしょうか?
関連として、(分岐器)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E5%B2%90% …
(鉄道信号/誘導信号機)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93% …
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