14歳の自分に衝撃の事実を告げてください

新幹線などのきっぷを買ったとき、よく
「東京→名古屋」ではなく「東京都区内→名古屋市内」
という出発・到着駅の範囲が広いきっぷが発券されますが
1 これはどういった条件の時に発券されるのでしょうか?
  新幹線のみ?
  それとも、在来線のみでもOK?

2 具体例として、今度、名古屋から東京に新幹線で移動する機会があるのですが
  浜松で途中下車をするため、
  乗車券は 名古屋→東京 の通しで買い、
  特急券は 名古屋→浜松 と 浜松→東京 の2枚に分けて買うつもりです。
  このような場合にも乗車券は名古屋市内→東京都区内で
  発券されるのでしょうか?

A 回答 (5件)

例をあげて説明します。



1.
「都区内」と11の「●●市内」はその都市内の中心駅から営業キロが201km以上ある駅との区間の運賃は、中心駅から(または中心駅まで)の営業キロ、運賃計算キロで計算します。
具体例としては東京~熱海間だと営業キロ数が104.6kmということで201kmを上回っていないので「東京→熱海」のように印字されます。
一方東京~浜松間は営業キロ数が257.1km(つまり201km超)ということなのでその地方の中心駅(都区内の場合は東京駅)発着で計算されます。つまりこのような場合乗車駅が上野であれ新宿であれ「東京発」で計算されてしまうのです。
同様に名古屋も特定市内に指定されていますので、故に「東京都区内→名古屋市内」「名古屋市内→東京都区内」という発券になります。

2.
お考えの通りです。特急券には「特定の都区市内」の設定がありませんから「名古屋→浜松」「浜松→東京」のような発券になります。
途中下車の際は駅員にその旨を伝え、途中下車をするようにしましょう(自動改札では途中下車できません)。

参考までに、都区市内発(または着)の乗車券は、それぞれの同じゾーン内ならどの駅でも乗り始め(または降りる)ことができます。ただし、同じゾーン内の駅で途中下車はできません。ゾーン内での途中下車はその駅から(まで)の運賃が必要です。

あゝ、クドクドと書いて申し訳ない…

参考URL:http://www.jreast.co.jp/kippu/1104.html#08,http: …
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この回答へのお礼

分かりやすく具体例をありがとうございます。
なるほど、よくわかりました。

お礼日時:2007/03/13 12:43

1については、東海道新幹線でいうと、


東京の場合、静岡~熱海間だと「東京(山)」、掛川以遠だと「東京(区)」です。東京の特定都区市内は山手線内と23区内の2段構えなんです。なお、小田原までは当該駅⇒当該駅です。
名古屋の場合、下り方面は新神戸以遠、上り方面は新富士以遠だと「名古屋市内」です。新大阪~静岡間は当該駅⇒当該駅です。
いずれも乗車券の話であり、特急券は基本的に当該駅⇒当該駅です。

ですので、新幹線に乗る前は名古屋市内の駅であればどこからでも乗車できます。もし、あらかじめ当該乗車券を持っていて、名古屋市外の駅から乗るのであれば、その駅から、名古屋市内の最も端っこの駅まで買えばいいわけです。(例えば、岐阜県の多治見から乗るのであれば、新守山までの400円)

新幹線を降りた後も同様で、東京23区内にある駅であれば、どこで降りても構いません。もし23区外の駅で降りるのであれば、23区の最も端っこの駅からの精算でいいわけです。(例えば東京ディスにーランドがある舞浜で降りるのであれば、隣の葛西臨海公園からの130円)

考え方としてはそういうことです。ただ、普通そんなこと(400+6090+130=6620円)をするよりも、素直に多治見⇒舞浜6620円を買ったほうが安いですけどね(あっ、この場合は同じだ)。


2は、発券されるもなにも、元々「名古屋市内→東京都区内」で発券された切符で途中下車するわけですから、大丈夫ですよ(笑)。

途中下車は原則として100km超の場合にできます。特定市内は中心駅から200km超から、東京(山)は東京から100km超から適用なので、特定都区市内の切符である時点で、問題なく途中下車ができます。

ただし同一の特定市内への途中下車はダメです。なぜかというと、細かいことは抜きにして、ざっくりいえば、特定市内制度は、中心駅を中心に、そのエリアをあたかも一つの大きな駅のようにみなしてしまうものだからです。

例えば、金山から乗ったとして、新幹線に乗る前に名古屋でいったん改札を出るとすると、それは途中下車ではなく、単なる大きな駅の入場とみなされます。もちろん本当の入場券を買うわけではなく、単純に金山⇒名古屋の160円を別途払うことになります。単なる入場ですから、当初の「名古屋市内⇒東京都区内」は未使用扱いです。名古屋から再スタートできます。

名古屋市内の外に出れば、すぐ隣の駅でも途中下車ができます。

同様に、東京で新幹線を降りた後、本当は上野に行きたいが、途中で秋葉原で降りたとしても、それは途中下車ではなく、ゴールとみなされますのでご注意ください。
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この回答へのお礼

非常に詳しい説明、ありがとうございました。
とても興味深く読ませていただきました。
参考になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2007/03/20 10:42

>具体例としては東京~熱海間だと営業キロ数が104.6kmということで>201kmを上回っていないので「東京→熱海」のように印字されます。



#3さんのこの部分は違うと思います。
101km以上なので「東京山手線内→熱海」というような表示に
なると思います。
参考URLの東京山手線内の駅を発着する場合の特例をごらんください。
201km以上の場合は特定の都区市内駅を発着する場合の特例をごらんください。

参考URL:http://www.jreast.co.jp/kippu/1104.html#09
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http://www.jreast.co.jp/kippu/1104.html#08
公式サイトだと、これです。

個人的に面白いと思うのが「大阪-名古屋、東海道線(在来線・新幹線)経由」の場合で、大阪-名古屋間だと190.4kmでこの制度は適用されないのですが、例えば「杉本町-新守山、阪和・大阪環状・東海道・中央西線経由」の場合だと「杉本町-名古屋(名古屋市内の中心駅)」が208.0km、「新守山-大阪(大阪市内の中心駅)」が202.7kmなので、一方の向きずつが適用対象となります。本来なら出発駅は単駅、到着駅にこの制度を適用させるのが基本なのですが、発券機の仕様上、この場合では「大阪市内-名古屋市内」という乗車券を作ってくれるそうです。
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この回答へのお礼

公式サイトのリンクをありがとうございます。
また、下の例も面白いたとえをありがとうございます。
こういったことも起こりうるんですね。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/13 12:41

それぞれ市内駅が設定されている都市の中心駅と乗車(or下車駅)間の距離が201キロ以上ある場合は、市内(or都区内)発・着となります。

乗車(or下車駅)がそれぞれ市内駅が設定されている都市内にある場合は、こちらも中心駅となります。つまり、目的駅が東京都区内の場合、乗車駅または乗車駅を含む市内の中心駅までの距離が201キロの場合です。

在来線、新幹線は関係ないです。

2は、お考えの通りです。
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この回答へのお礼

素早い回答をありがとうございます。
中心駅同士で考えるんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/13 12:31

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