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インドネシアのバリ島とインドに旅行したことがあります。

現地では庶民の食べ物を食べていました。
ふと気づいたのですが、どれもこれもおいしかったのですが、
日本人からすると極端に辛いものか極端に甘いものが多いような気がしたのです。
これはひょっとして、日本に比べて食文化の発展が乏しい面があって、
辛さや甘さで味を誤魔化しているという面があるのではないでしょうか?

それらの国での一般人レベルの食文化レベルが低い、
という食文化界での通説などはありますか?
貿易や経済的な原因で手に入る食材の理由からでしょうか?
(私は食文化については全くさっぱり分からない人間です。)
また、食に詳しい回答者さん自身は個人的にどのようにお考えでしょうか?

A 回答 (6件)

もの凄く失礼というか、偏見に満ちた仮説ですね。



暑い国では食欲を増すため辛いものが好まれます。
東南アジアしかり、インドしかり、南米しかり。
辛いものゾーンは赤道近くに集中しています。
ただそれだけです。


韓国のような寒い国でキムチなど辛い物が好まれる方が異質です。
辛いものは汗をかくため、一時的に体温が上がってもその後急激に低下します。
ロシア料理のボルシチなどは、食べた後でも温かさが持続するそうです。
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この回答へのお礼

私は真実を知りたいために質問をしたんです。偏見に満ちた仮説ではありません。
私はあの辺の食事は大好きです。
私の視点からみると、あなたが失礼かつ私の文章に対して偏見をお持ちです。

説明・解説は分かりやすく書いて頂いてありがたいです。
暑い国では食欲を増すため辛いものが好まれるだけだ、ということですね。
昔の王族の宮廷料理なども辛い料理が中心だったのでしょうか?

お礼日時:2007/03/15 19:53

こんばんは。



食に詳しいわけでもなんでもないので回答するのもおこがましいのですが・・・。

香辛料が手に入るというか、香辛料は東南アジア各国で作られているものが多いと思います。どこかから入って来たというのではなく、産出国なので口にするのが当たり前だったのです。
そういった意味では香辛料に関してはインドや東南アジア各国は『先進国』になるのでは?かつてヨーロッパでは入手することが出来ず、はるばる東南アジアまでやってきていたそうです。
東インド会社について調べてみると分かりやすいかと思います。

また、#1さんが書かれているような理由(味覚の趣向の他、体力増強、食欲増進)以外にも、暑い国では腐敗しやすい食材の保存にも使われていたと思います。決して味を誤魔化していたというわけではないと思いますよ。

ただし、海外旅行をしていて実感するのは、国によっては『おかずの味付けを濃くしてご飯やパンなどをたくさん食べて空腹を満たす』ような食生活を強いられているところもあるとは思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ファーストフードやチェーン店の食べ物は利潤追求がベースになっているために
わかりやすく極端で安易な味に仕上がっていて、その類の食事の蔓延と、それら
の味に慣れてしまった現代の日本人の舌が食文化の低レベル化を招いているいう
話を聞いたことがあります。
つまり極端な味の飯は安易でレベルが低く、微妙で繊細な味も嗅ぎ分けられる、
また、そのような食べものを提供しているところが食文化が高いということだと
すると、香辛料中心の飯が一般的な社会の食文化のレベルは低いということに
なっているのか(されてしまっているのか)どうかをお聞きしたく質問しました。


No.1さん、No.2さんの回答から察するに、香辛料が中心の食事になったのは環境
としてなるべくしてなっただけであって、そもそも国による食文化の高低などと
いう概念自体が成り立っていないというか、存在していないのでしょうか?

お礼日時:2007/03/16 07:32

こんにちは。



>これはひょっとして、日本に比べて食文化の発展が
>乏しい面があって、辛さや甘さで味を誤魔化して
>いるという面があるのではないでしょうか?

他の方が既に回答されていますが・・・。
味を誤魔化しているという事はないと思います。
風土、気候、歴史、交易などの影響と、現地の人の
好みが密接に関わってできた味です。味を誤魔化すために
そういう味ができたわけではないです。

>それらの国での一般人レベルの食文化レベルが低い、
>という食文化界での通説などはありますか?

こういう通説は無いと思います。
逆に味を香辛料などで変化させていて、その技術は
相当な物だと思います。
日本料理との技術とは別物ですよね。

おそらく自国の料理と他国の料理の良いところを比較
すると、花に例えるとバラとチューリップ(この花は
なんでも良いのですが)のどっちが綺麗で、どっちが
優れている?っていう話と似ていると思います。
どちらも美しいし、どちらも熱烈な愛好家がいるように
どちらも良い花だと思います。比べられませんよね。
自分はどちらが好きかと言える程度だと思います。
料理もそんな物だと思います。

私個人の考えでは・・・食文化に対して
「レベルが高い、低い」というのは言いづらい事だと
思うのです。
歴史や風土、交易の影響が大きいですし、なによりも
そのレベル判定する人の能力も大きいですから。
(この食文化はレベルが低いと言う人は、きっと
常識を疑われるでしょう。その文化を理解する能力が
無いと公表しているようなものですし)。

「○○料理は日本人に受け入れやすい味」という言い方は
存在しますね。その食文化の味が受け入れやすいか
どうかという言い方はすると思いますが、
文化のレベルが高い、低いというのは判定するのは
難しく、できないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ファーストフードやチェーン店の食べ物は利潤追求がベースになっているために
わかりやすく極端で安易な味に仕上がっていて、その類の食事の蔓延と、それら
の味に慣れてしまった現代の日本人の舌が食文化の低レベル化を招いているいう
話を聞いたことがあります。
つまり極端な味の飯は安易でレベルが低く、微妙で繊細な味も嗅ぎ分けられる、
また、そのような食べものを提供しているところが食文化が高いということだと
すると、香辛料中心の飯が一般的な社会の食文化のレベルは低いということに
なっているのか(されてしまっているのか)どうかをお聞きしたく質問しました。


それらの国が香辛料中心の食事になったのは環境としてなるべくしてなっただ
けであって、そもそも国による食文化の高低などという概念自体が成り立たず、
そのような通説も存在していないということですね。
「ひょっとしたら」というある種不安のようなものがあったのですが、安心しま
したありがとうございます。

お礼日時:2007/03/16 10:53

>ファーストフードやチェーン店の食べ物は利潤追求がベースになっているために


わかりやすく極端で安易な味に仕上がっていて、その類の食事の蔓延と、それら
の味に慣れてしまった現代の日本人の舌が食文化の低レベル化を招いているいう
話を聞いたことがあります。

これは、日本の食文化が失われつつあるという警鐘であり、異なる食文化を比較してレベルが高い低いといった話ではありません。
「ファーストフードは味が濃く平板である」ため、それに慣れることで日本古来の「うま味」に敏感な舌から、脂質や糖質を求める舌に変わってきているというのです。
ただ、それが「日本人の舌=高レベル」なのかというとそうではなく、食「文化」というくらいですから、それぞれの地域で培われてきた特性があり、比較するものではないということです。
たとえば、韓国やタイなどでは、辛味の違いを敏感に感じとり、求める味に応じたトウガラシを選択したり、辛い味の補色的扱いとして甘みや酸味を上手に使いこなします。
欧米にしても、日本人から見れば大味という評価がされることが多いようですが、イノシン酸など、肉本来のうま味は日本人よりも敏感なようです。(日本人が感じる肉のうま味は、実は脂質のうま味だったりする)
一方で、糖質と脂質については脳の報酬系によく働くことと、塩分についてはナトリウムバランスなどが関与することから、いわゆるファーストフードの味は生物学的に魅力的であり、誰にでもわかる味(子供の未発達な舌でもおいしさとして感じる)なので、これらの味が強調されていると「安易な」味として揶揄されるのでしょう。
ということで、それぞれの食文化にはそれぞれ特性があり、長い年月をかけて洗練されてきたものであるといえ、レベルを比較するものではありません。あるのは「好み」と「慣れ」だけですね。
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この回答へのお礼

良く理解しました。ありがとうございます!


まだ他にも意見ある方いたらお願いします。

お礼日時:2007/03/16 20:44

気温の違いですよ。


なお、文化と経済力はあまり関係ないでしょう。
インドの文化は一流ですよね。
中国も韓国も長い歴史を持った国です。
東南アジアの国々も、古代からいくつもの王朝が栄えた所であるわけです。
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この回答へのお礼

味が何種類もあるカップ焼きそばも、外国人が食べたら
「これ全部ショーユ焼きそばじゃん」となるかもしれません。
「なるほど、要するにショーユかけときゃOKなんだね日本人は」と。

私から見て一様に「辛い食事」とザックリ分類している他国の食事も
辛さで味を誤魔化しているどころか、実はネイティブにしたら1つ1つが真逆
といってもいいほど全く違うものなのかもしれませんね。

お礼日時:2007/03/17 06:57

 食文化や香辛料など辛いものについては、ほぼ語り尽くされているようです。

私も食「文化」の高低を論ずることは、偏見につながるだけと思います。甘さについてはまだ書かれていないので、補足しようと思います。

インドネシアにおける砂糖消費量について
 イスラム圏では、酒が禁忌なため、お茶と甘い物を他の宗教圏より多く食べる食習慣があります。統計を取ると、イスラム圏の砂糖消費量(一人当たり)は他の宗教圏より高い。逆に酒の一人当たり消費量は低い。

インドネシア・インドにおける砂糖消費量について
 日本でもそうでしたが、経済成長過程で、一人当たりGDPが低い水準から先進国並になるまでの間、砂糖消費量は増大する傾向が見られます。所得が貧しい段階では甘味は憧れの味で、定常的に入手可能になると、太るなど健康面の配慮から低下する。これはそのうち、解消する類のものです。

 戦後、日本の食生活は大きく変化しています。戦後、米消費量が大幅に減り、減少分の一部は小麦などに変わりました。また、乳製品は大幅に増大し、魚介類、肉類、果物も増加しています。インドネシアはかつての日本のように、米消費量が多いことで知られています。東南アジアでダントツだったと思う。
 同じ国でも食生活に関して、短期間に大きな変化がおこっていることからも、食「文化」の高低を論ずるのは無意味と思います。相違があるだけです。日本の老人は食文化が高くて子供が低いとか、その逆であるわけはないでしょう。
 タイにトムヤムクンというスープがありますが、世界三大スープのひとつながら、日本人は好みが分かれると思います。タイ人は、酸味、辛味、塩味について細かい識別があり、こだわりがある一方、そうしたものが日本人にはないことが多いのでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。勉強になりました。
確かにその通りで、比較自体が不可能なものですね。

つまりは、
「辛い料理が多いようだが、ひょっとしたら辛さで味を誤魔化している面があるのではないか?」
は単に日本人である私が「辛さ」でひとくくりにしてしまっているだけで、
実際は香辛料ベースの食文化のインドネシア料理の中に色んな料理があるということですね?
醤油ベースの食文化の日本料理の中に色んな料理があるように。

「醤油を使った料理が多いようだが、ひょっとしたら醤油で味を誤魔化している面があるのではないか?」
と外国人が思う(かどうかは知りませんが、)のと同じ現象が私にも起きた、
というのが真実だということですね?

お礼日時:2007/03/21 05:21

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