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今回北陸地震について被災者もかわいそうと思いましたが、そこで、一つ疑問に思ったのが原子力発電所についてです。
原子力発電発電所はなぜ原子力発電について安全性について完璧なこと
をいうのですか、仮に放射能が日本全国にまいたらそのときどう責任を取るのでしょうか

A 回答 (10件)

技術というものはカンペキということはありません。


それは不完全な人間が必ずかかわってくるからです。
それは技術屋である電力もわかっていることでしょう。

技術屋としてのホンネは
私たちは安全性について最大限の努力をいたします。しかし、人間の作った技術である以上、ほんのわずかな危険性を排除しきることはできません。しかし、そのほんのわずかの危険性は、それによって利益を得ているわれわれが当然負うべきリスクなのです。

ってことなんじゃないでしょうか。
でも、社会はその言い回しを許してくれないのではないでしょうか。

食品に異物が混入した、という例をあげれば、やっぱり、「当社のラインは厳重に管理しているため、異物混入はありえません」というでしょう。まさか、「異物混入のわずかな可能性は否定できません。」なんていえないですよね?

しかし、食品の異物混入程度でしたら会社が責任を取ることもできるでしょうが、原子力の重大事故がおきたときには、国も、電力会社も(原状回復、と言う意味で)責任は取りきれないでしょう。
なので本当は、技術屋がホンネをいえて、それを受け入れる社会になることが、本当は、必要なんだとおもいます。

原子力は大きなエネルギーを扱う技術ですし、すべてがカンペキな技術ではないと思います。だからこそ、何重にも安全装置を重ね、
事故を起こさない、事故がおきても周りに被害を出さない、周りに被害を出すにしても極力小さくする、といった技術を重ねて成り立っています。

また、一口に事故といっても、すべてが重大な事故につながるわけではないということを認識して、そのリスクを一人一人が受け入れていくべきだと思います。
エネルギーという、現代の生活とは切り離すことのできない問題なのですから。

ではなぜリスクを負って原子力、ということですが、これは質問者さまの質問内容に外れるので詳しくは避けますが、資源エネルギー庁のリンクだけ張っておきます。

http://www.enecho.meti.go.jp/policy/nuclear/nucl …

いま、そしてこれからのエネルギーが危機的な状況にあるのかということの参考になるのではないかなと思います。

参考URL:http://www.enecho.meti.go.jp/policy/nuclear/nucl …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:34

経済性を安全性より優先させているからでしょう。



使用済み燃料の処理方法が確立していない原子力発電は、本来、コストの計算できない未熟な技術であると思います。

それをいろいろな補助金で無理矢理稼働させているところに恐ろしさを感じます。

日本とフランス以外は撤退の方向、という記事を見たのは相当昔だったと思うのですが...。

経済性優先、と言えば、日本車の速度超過警告音(100キロオーバーで鳴る)が標準装備されなくなったのも、アメリカから「非関税障壁」(アメ車にはないから)と圧力を受けてのことと言われています。
参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:34

 日本全国に放射能をまいてしまったら、原子力発電所の責任者も被爆してしまいますので責任はとれないですよね。


 その前に原発の燃料である低濃縮ウランで日本全国に放射能をまきちらす能力はないんじゃないでしょうか。
 質問者さんが心配されるように、原発にはリスクがあります。ちょっと変な話ですが、原発が原因で亡くなったという人はあまり耳にしませんよね。資料がないのでよくわかりませんが、ここ数十年でも100人いるかどうか・・・。
 一方、交通事故による死者は最近は少し少なめのようですが数十年の平均で1年に約1万人にいったところでしょう。
 原発は大きな事故が起これば数千~数万の人が被害を受ける。交通事故は日々コツコツと人を殺し続ける。数十年に一度原発が大きな事故を起こしても自動車事故による死者の数には到底及びません。
 では、なぜ原発は非難されて、自動車は非難されないのでしょう。自動車は事故というリスクあるがそれ以上の便利さがあるからです。
 原発は化石燃料の枯渇、二酸化炭素による温暖化という人類が超えなければならない問題をあっさり超え、かつ安価に発電できてしまうすごいものだと思います。ただ、普段生活している中でこのすごさを実感することはできません。「太陽光発電や風力発電、燃料電池の採用。他の発電方法を開発をすればよい」という意見をよく耳にしますが、太陽光風力は安定的に電気を供給することができなく電気の質が悪い(高調波の問題など)。燃料電池である水素は現在石油からつくられており、化石燃料枯渇問題に対応しきれていない。他の発電方法で火力発電に代わる大型発電ができるのは原子力しかありません。なので、多少のリスクを負ってでも国は原子力を推進します。
 私は原子力賛成派ですが、原子力よりよい発電方法があればもちろんそちらを採用すべきだと思っています。
 回答以外の内容が多くてすいませんでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:35

日本にまだ原発がない時代はこんな暮らしぶり


昭和27年ごろテレビ放送が開始されてなおしばらくの間、電力は水主火従といってほとんどの電力が水力でまかなえる平和な時代でした
当時の電気製品といえば裸電球が一部屋に一灯、真空管式の5球スーパーラジオが一家に一台、
鉄道では蒸気機関車が黒煙を巻き上げて疾走
朝はお母さんがかまどでご飯を炊きます。おかずの煮炊きは練炭コンロ
お母さんはたらいでごしごし洗濯をします。
水は井戸からつるべで汲み上げてバケツで運びます。お風呂の燃料ももちろん薪です
会社へ行っても冷房は無し。暖房は囲炉裏か火鉢
夕飯のあとはひいおばあちゃんがラジオの浪曲をのんびり聞いています。子供たちは近くの公園で夜更けまで鬼ごっこをして遊んでいます
たまの娯楽は映画館、祭り、盆踊り、子供の運動会、学芸会程度
電気釜、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、エアコン・・まだ電化製品はほとんど無いから電力消費も水力だけでまかなえる・・そんな平和な時代にあなたは暮らして見たいですか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:35

 東京に作れるわけないでしょう。

どれだけ地価が高いと思ってるんですか。地盤は脆弱、地震は多い、世界で最も原発に向かない土地です。
 原発の危険性は勿論有ります。でも原発無しに電力の供給はもはや不可能になっているのが世界的な常識。フランスなんか大量に原発作って、他国に売電で儲けてるくらいです。
 単にヒステリックに反応していては問題の解決を遠ざけます。今回の問題は、責任者不在、事故の隠蔽とそれによる再発防止のなさです。
きちんと法律で責任者を定め(政府、企業双方)、事故があったらきっちり罰する、隠蔽は重罪として罰する、事故をきちんと検証して、二度と同じ事故を起こさない体制を作る、そういった体制作りが必要だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:36

ヒステリックな糾弾するのはかんたんだけど、メリットとデメリットを両方考えないとね。



石油枯渇あるいは著しく高騰して電気を供給できなくなったらどう責任をとるんでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:36

原発だけではないです。

核燃料の再処理工場も危ないです。
さんざん、臨界状態になったり、臨界状態の寸前までやっているのに、安全だというのは、おかしいです。

安全だというのであれば、東京に原発を作った方が電力ロスが少ないのですが。
それを題材にした広瀬 隆「東京に原発を!」やそれを映画化した「東京原発」があります。

Amazon.co.jp
東京に原発を!
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81 …

東京原発
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%8E …

また、原発でプルトニウム(核兵器に転用可能な物質)を核燃料と一緒に燃やす「プルサーマル計画」を出しているようですが
実際に、プルサーマルに対応している原発があるのか、また、それに対応している原発の安全性があるのか難しいと思います。

原発の開発している企業が、日本の大手電機メーカーですからその産業保護と言うこともあるのでしょう。
そして、日本の電機メーカーがアメリカの原発関係のメーカーを買収したと言う情報もあるのです。

少なくても、今の地震国の日本に安全な原子力関連施設はないと思います。

安全ならば、早期に原発を着工しますが、着工が遅れているのが実態です。
ちなみに、青森県の大間町に電源開発が大間原発を着工する予定でしたが、延期しています。

東奥日報
2007年3月28日(水) 大間原発の着工を8月に延期
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070 …

最終的な責任は関西電力の美浜原発での蒸気漏れ事故の結末のような結果になるのでしょう。

Yahoo!ニュース
美浜原発蒸気漏れ事故
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/mihama_nuc …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:37

責任はとりません。

電力会社はもとより、日本国家でさえもそのような重大事故を補償する能力がないからです。
たとえ“事故”がなくても、長年使用した原子炉は放射能で汚染されています。そこで生まれたプルトニュウムなどは、その毒性(放射能)が半減するのに2万年かかるそうです。
話半分でも1万年です。こんな長い期間に渡って“使用済み原子炉”を封鎖し続けられるでしょうか。
環境問題も含めて、現在の我々は未来の人々に強引に“負の贈り物”を残し続けています。
原発についての地震襲来など、多様な問題は“参考URL”をご覧ください。

参考URL:http://www.stop-hamaoka.com/index.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:37

人間の作った物に完璧はないと思いますがね… 地上に作る限り、地震など天災が起こるもの。

そんな環境に「完璧で安全な原発」は無いと個人的には考えています。

やはり国としては比較的手軽で、季節、日光に関係なく安定して電力を得られる原発は手放したくないのでしょう。関西電力のCMを見ても、これこそ安全な発電方法!と主張したそうなものになっていますし。

仮に原発で放射能が多発的に漏れ、日本全国に広まれば… 国は責任問題を誤魔化すかな… それか電力会社に押し付けるか…

何を言ってもあまり賛成できる政策ではないと思う(特に地震大国では)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:38

原子力発電発電所が何かの弾みで爆発しても、放射能が全国や他国に振りまいても責任は誰も取らないでしょう。

だって彼らは安全だと言っているのですから。
 でも私はきっとその日は来ると思っています。人間が作ったものだからきっと壊れるはずです。程度のほどは、今までの報道からわかると思いますが、そのときはすでに遅し・・・と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/31 20:34

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