質量と質量数の違い

タイトルのとおりです。

質量と質量数の違いを教えて下さい。

No.4 ベストアンサー 回答者： koz7291 回答日時： 2007/04/18 19:33

　質量の定義はなかなか難しいので、例を挙げて説明します。

　質量数12の炭素(12C)を例に取ります。この原子の質量数は、言うまでもなく12です。その定義は、No.2さんのご回答のとおり、原子核中の陽子の数と中性子の数の合計が12ということです。
　それに対して、12C原子1個の質量を考えます。12C原子は1 molで12 g(0.012 kg)で、1 mol中の原子の数は約6.02×10^23個ですから、原子1個の質量は、
0.012 kg ÷ 6.02×10^23
≒1.99×10^(-26) kg
となります。
　すなわち、12Cについて言えば、
質量数は12
質量は
　(原子1個で)約1.99×10^(-26) kg
　(1 molすなわち原子約6.02×10^23個で)12 g(＝0.012 kg)
です。こんな風に違います。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます！
そして、手厚いご説明をありがとうございます！！
まさに、伺いたかった全て！でした。
本当にありがとうございました。

お礼日時：2007/04/18 20:13

No.3 回答者： debukuro 回答日時： 2007/04/18 18:52

質量数は出ましたので質量について

物体又は粒子に固有な量
なんて判ったような判らないような説明になっています。
平たく言えば
質量に重力加速度をかけると重さになる量です。
地球の重力加速度は１Gなので質量1kgの物体の重さは
1kg×１G＝1キログラム重　となります。
重さはキログラムではなくキログラム重です
通常は略してキログラムと表現していますがSI単位や学術でははっきり区別されています。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

お礼日時：2007/04/18 20:15

No.2 回答者： c80s3xxx 回答日時： 2007/04/18 18:24

#1 の質量数の説明は間違い．

炭素原子に「質量数12の」という限定を補ってやれば「相対質量」の説明になりますが．

質量数とは陽子数と中性子数の和のこと．したがって必ず自然数．
当然，質量数と相対質量は一致しません (12C を除いて)．

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

お礼日時：2007/04/18 20:14

No.1 回答者： Chillipop 回答日時： 2007/04/18 17:56

質量とは、？？グラムとかキログラムとか、普通に体重計で量るような重さのこと。

対して質量数とは、そういう重さではなくて、炭素原子一個分の重さを12(単位はないよ!!)として、ほかの物質と比べた量のこと。もう一度教科書を読んでみたり、先生に質問してみてください。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

お礼日時：2007/04/18 20:14