
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
日本工業規格(JIS)に「原油,石油製品の発熱量試験方法」(規格番号JIS K 2279)があって,その中に計算による推定方法も規定されています。
ただし,総発熱量計算の場合は,適用できる式が
(a)原油,灯油,軽油,A重油,B重油に適用できる式
(b)C重油に適用できる式
の2種が規定されていて,残念ながら,ガソリンに適用できる式はありません。
が,そこを強引に(a)式を当てはめることにすると,
以下の式になります。
Hg=238.889{(51.916-8.792D^2)[1-0.01(W+A+S)]+0.09420S}
Hg:総発熱量(cal/g or kcal/kg)
D:密度(@15℃)(g/cm3)
S:硫黄分(質量%)
W:水分(質量%)
A:灰分(質量%)
同じくJIS規格の自動車ガソリン(JIS K 2202)によれば,密度は0.783以下と規定されていますので,とりあえず
0.78を使って,その他はほとんど無視できるとして,
0とすると,
計算総発熱量は11,120(cal/g or kca/kg)
リットルあたりに換算すると,密度0.78を乗じて
8,670(kca/L) となります。
#1さんとほぼ同じですね。
ちなみに,発熱量の単位は公的にはSI単位が使われますので,(J/g or kJ/kg)です。
換算係数4.18605を乗じて,46,570(J/g or kJ/kg)
となります。
リットルあたりに換算すると,密度0.78を乗じて
36,320(kJ/L) となります。
式そのものはJIS規格のものですが,ガソリンに適用できるかは??なので,「自信なし」とします。
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