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こんにちは。

ちょっと不思議なんですけど、
例えば原油価格が高騰すれば石油元売り(新日石とか)が増益しますよね?それってなぜなんでしょう?
単純に、原油価格が上がれば石油販売値段も上げなければならないので儲かるとは思えません。

また、野菜が高騰したらスーパーが設けるのでしょうか?

A 回答 (4件)

いわゆる在庫評価益のことだと思います。


石油会社は、法律で石油を備蓄しておくことが義務付けられています。ふつうの会社は資本効率(回転率)を上げるために在庫をできるだけ減らそうとしますが、石油会社はこれができませんので、大量の原油(製品も含む)を在庫として持っています。
原油の値段がここ数年、上がってきていますが、在庫として持っている原油はまだ、安いときに買ったものも含まれます。ところが、原油の値段が上がると在庫として持っている原油の値段も上がったものとして計算するので、石油会社の持っている資産が急に大きくなったことになります。会計整理上 「資産が大きくなった」=「利益が出た」と考えるので見かけ上、石油会社は利益がでたことになります。
これは、数年前買ったマンションが、近くに地下鉄の駅ができたので急に値上がりしたようなものです。資産としてのマンションの評価は上がりますが、そのマンションを売らない限り現金が入るわけではありません。固定資産税だけが上がります。
石油会社の備蓄原油の資産価値は帳簿の上では上がりますが、それを製品として売ろうとしても、それほど高く売れないので実際の儲けは減ります。これは質問者のご指摘どおりです。
http://www.eneos.co.jp/company/ir/shiryo/setsume …
これは新日石HPから取った決算資料です。4ページを見ると営業利益は増加しているものの、在庫評価を除くと減少しているのが分かります。
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原油価格には詳しくないですが、物の値段は(%パーセンテージ、掛率)で決まるのが常識ですので例えば以下のようになります。


*原油は分かりにくいので人参…にしてみます。
A人参50円の場合
「消費量(販売量)5本」「仕入れ50円、販売価格100円(掛率  50%」の場合の利益=
(人参5本×販売100円=500円)-(人参5本×仕入れ50円=250円)=250円

B人参1.5倍高騰して75円の場合
「消費量(販売量)5本」「仕入れ75円、販売価格150円(掛率50%」の場合の利益=
(人参5本×販売150円=750円)-(人参5本×仕入れ75円=375円)=375円

という事かと…これで答えになるでしょうか…?
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先物で購入しているためだと思います。



例えば…
今日、30日後に石油1Lあたり100円で買う約束をします。
世界情勢の変化で石油が値上がり、市場では1Lあたり110円で売買されるようになりました。
期日の30日後、市場では1Lあたり110円の石油を100円で買うことができました。
この会社では石油を1Lあたり50円(加工などをして)上乗せして販売しています。
普段であれば石油は100円で仕入れたのだから150円で売ればいいのですが、市場では110円ですので、155円で売ることにしました。

つまり1Lあたり5円分の利益増になったわけですね。
当然、この逆も起こり得ます。(損する)
(元々先物は将来の価格を約定することにより、価格を安定させることが狙いです)

先物取引ができる品目も限られているので、スーパーで同じような儲け方をするのは難しいと思います。(値上がりしそうなものを、事前に買い込めばいいのですが、鮮度の関係などが問題)
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エネルギーに関わってくるものは、好む好まざるとに関わらず必要なものでしょうから、価格が高騰しても消費されていくからじゃないでしょうか。

ましてや、まだまだ石油にエネルギー源を頼っている先進国ではその傾向は顕著にでてくるのではないでしょうか。
野菜の場合は、天候などに左右されて生産量そのものが価格に影響を及ぼす事などが原因となることがあると思いますが、そうなると流通量そのものが少ないわけですから、小売りが儲かるというわけにはいかないのではないでしょうか。
なんか単純な回答でスミマセン。
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