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少し前『勝ち組企業』としてトヨタや
キヤノンの名が挙げられていました。

日本一の製パン会社である事を恐らく
自他共に認めているであろうヤマザキパンは
勝ち組企業ではないのでしょうか?

私は今まで一度もヤマザキが勝ち組である
という記事などを読んだ事がありません。

A 回答 (6件)

>私は今まで一度もヤマザキが勝ち組である


>という記事などを読んだ事がありません。

何を持って「勝ち組」と定義しているか分かりませんが、私はヤマザキのよさに触れている記事はいくつも見ていますよ。

トヨタやキヤノンと違う点を挙げるとすれば、ヤマザキは内需に依存しているという点でしょうか。内需企業としてはすばらしいのですが、しょせんは人口が頭打ちの日本市場が相手なので、円安で海外好景気に乗じている企業に比べると成長性で見劣りするのだと思います。

ちなみにヤマザキランチパックというあのブランドだけで、一日約100万個の生産体制です。もはやインフラに近いと言っていいでしょう。
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少々古い話ですが・・・


セブンイレブンが自社ブランドパンを企画してたとき、山崎パンに
製造を依頼したそうです。
セブンイレブン曰く
「これからはセブンイレブンでは自社ブランドパンのみを販売する。
山崎パンに製造を全面的に依頼するから、当社の自社ブランドパン
専用工場を作れ。」
山崎パンは
「セブンイレブンのためだけに専用工場を作ることなどできない。」
と却下。
するとセブンイレブンは
「当グループの販売網はイトーヨーカドー、セブンイレブンをあわせると
日本一だ。日本一の小売大手に対してその態度はなんだ。
専用工場を作らないなら、今後当グループでは山崎パンを一切扱わないが
それでもいいか?」と応酬。
山崎パンは
「パンの小売店はセブンだけではない。当社にも販売網はあるし全国の
スーパー、他コンビニグループでは皆当社のパンを扱ってくれる。
そんな無理を言うなら売ってくれなくて結構。今後一切御社には
うちのパンをおろさない。」と応酬し、両社の取引は消滅。
 セブンイレブンの自社ブランドパンを置くようになってから
セブンでは山崎パン製品は全てなくなりました。

 これでセブンは小売主導の流通の実力を見せ付けたかに思われたが、
自社ブランドパンの売れ行きが思わしくなく、またバラエティーの
多い商品群を安く提供する山崎製品をセブンで扱わなくなってから
パン目当ての客が遠のき、セブンの売上が明確に落ちました。
セブン本部にも
「なぜ人気のある山崎パン製品を扱わない?」
と客、店からのの問い合わせが殺到し、ついにセブン側が謝罪することに。
 セブンが山崎パンに謝罪を入れ、セブンで再び山崎パン製品を扱う
ようになってから日配商品の売上が戻ったそうです。

セブンイレブン・イトーヨーカドーグループを敵に回しても
平然としていられる山崎パンが勝ち組でなくて何でしょうか?

面白いのは上記の逸話、私の脚色でもなんでもなく、
日経新聞の囲み記事にのっていたものをほぼ同じ内容でタイプしました。
いやー、あの記事は面白かった。
(機会があれば日付を探してみますね。)

この回答への補足

友人がヤマザキに勤めていますが
そういった話は聞いた事がないそうです。

それどころか前から今現在も
ヨーカドーだけは特別扱いだそうですよ。

補足日時:2007/07/30 23:52
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No.2の回答者です。


えーっと、そうだったかなぁ、数年前に日経で読んだと思ったけど、もう記憶があやふやになるなんて俺も耄碌したもんだ・・・ということで日経新聞調べちゃいました。ちょっとだけおじさん意地になっちゃった。ごめんね。gajamaruさん。

日経新聞 2003年11月25日朝刊より
セブンイレブン ”和解” 山崎製パン
専用商品販売 10年経て実現
 山崎製パンがセブンイレブン・ジャパンに同社専用商品の納入を始めたことがわかった。両社は一九九〇年代前半に専用商品の取り扱いを巡って対立し、取引を大幅に縮小してきたが互いの販売力、技術力が無視できないとして、ほぼ十年ぶりに”和解”に踏み切ったようだ。
 納入を始めたのは「バナナオムレット」(百八十円)と「カスタードボンブ」(百三十円)。スポンジケーキ部分の卵やクリームの乳脂肪分を多くした商品。セブンイレブンが店舗の温度管理を徹底していることから、商品化が可能になったという。
 セブンイレブンは九二年から九四年にかけて、山崎製パンに独自仕様のパンの製造を求めたが、全国ブランド重視の同社が断った経緯がある。セブンイレブンはその後、伊藤忠商事などが設立した系列のパンメーカーに依頼して専用商品を充実させ、山崎製パンからは一部の全国ブランドに限って仕入れてきた。山崎製パンはその後、ローソンとの取引を拡充、専用商品の納入も始めた。
 セブンイレブンの独自仕様のパンの仕入額は昨年度で千九億円。業界二位の敷島製パンの売上高に迫る。山崎製パンは一万点を越すセブンイレブンの販売力をにらみ。当面はデザートなどで関係を緊密にしていく考えと見られる。
***  引用終了  ***

 投稿には日経記事にないニュアンスや数値表現に異なる部分がありますが、これについては当時の経済誌などで読みました。
 山崎製パンにお勤めの友人がどういったポジションの方はわかりませんが、この話当時結構話題になってましたよ。特に知り合いのセブンイレブン経営の方は
「山崎の菓子パン、惣菜パンを目当てにして、学校帰り・部活帰りの食欲旺盛な高校生らがセブンに戻ってきた。」
って喜んでいました。
 といっても最初の喧嘩が1994年で和解が2003年だもんなあ。最近入社の若い方なら知らなくて当然かも。

参考になりましたでしょうか?
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No.1のcobeさんお書きのとおりで、「勝ち組」をいかに定義するのかによって、取り上げる企業が変わってくるでしょうね。



製造量や売上高あたりで勝ち負けを比較するのであれば、ヤマザキは、少なくとも製パン業界では勝ち組となるのではないでしょうか。確か、製パン業界を取り上げた記事では、勝ち組としての扱いを受けていたように思います。
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(NO1さんの指摘の如く)内需型ですから、皮肉な言い方をすれば完成品の輸出で貿易摩擦が起き得ないのが強みになる訳です。


又、子会社を通して米菓や飲料にも乗出していますから、高齢者から(乳)幼児迄客層として取込む事もマーケティングによっては充分可能でしょう。

一方、関連会社にはヤマザキナビスコが含まれていますが、M&Aが盛んな昨今、日綿実業(現双日)とヤマザキそして、ナビスコ(米)で始めたのがヤマザキ80%双日20%と株主として、主導権を握っていますから、財務面でも強いのも粗明らかです。
そして、勝ち組と騒がれないのは取扱商品の売価が安価な点(物によっては\100で釣がくる)辺りとも関っているかも知れませんね。
http://www.yamazaki-nabisco.co.jp/company/index. …

尚、パン類でのシェアに関しては上手いデータが見当たらなかったので、(各メーカーのHPに繋がる)食品流通辞典等を参照して下さい。
http://www.ne.jp/asahi/food/food/syokuhin-dairy- …
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no;2,no.3の回答に補足です。


伊藤忠商事ははじめ、山崎パン以外のメーカー(当時のシェア2位3位4位)に発注をしたが、どこからかの圧力で小麦メーカーが小麦を売らなくなる自体が発生し、すべてのメーカーが辞退をしました。
そこで「パンなんてきちんとシステムを組めば誰でも作れるんじゃないか??」というコンセプトの元、伊藤忠商事は会社を発足しました。
事実、パン作りの工程をシステム化し、自社開発することができました。
というのがあったそうです。
元伊藤忠商事社員(パン工場立ち上げに関わった)に聞きました。
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