ミステリー小説にはまるきっかけとなった作品

先日20代前半の部下から「本はあまり読まないのですが、ミステリーを読んでみたいです。初心者向けで何かオススメはありますか？」との質問を受けました。
さて、何を紹介しようかというところで疑問に思ったのですが、10代、20代の方で（またはつい最近に）ミステリーにはまった方はどの本がきっかけだったのでしょうか？
「最近は色々なタイプのミステリーがあるため判断しにくいなぁ。若い方の好みは何だろう？でも自分より年上の方は島田荘司？岡嶋二人？やっぱり東野圭吾？」とか想像するとちょっと楽しくなったため今回質問させていただきました。
良かったら皆様の「ミステリーにはまるきっかけとなった作品」を教えてください。宜しくお願いします。（意外と「怪人二十面相」とかが多かったりして＾＾）

ちなみに現在30代前半の私は20代前半に、宮部みゆき「魔術はささやく」、綾辻行人「十角館の殺人」をたまたま連続で読んでミステリーにはまったのを覚えています。冒頭の部下には「宮部みゆき作品は読みやすいよ」と伝えました。

No.4 回答者： noname#111796 回答日時： 2007/08/04 08:43

私のきっかけは「パズルゲーム☆はいすくーる」という少女マンガから。

作者がミステリ好きで漫画の話とは関係なく、他の作者は近況などを書いたりする「単行本の柱？」部分でいろいろなミステリを紹介していたんです。
国内、海外作品問わず。
海外だとグレイグ・ライスとか。
国内だと辻真先、岡嶋二人、泡坂妻夫、綾辻行人、東野圭吾、阿刀田高、西澤保彦など紹介してました。

私は辻真先作品で嵌って、他の作者の色々な物を読み漁りましたね。
元がNHKのプロデューサーで脚本家だけあって、読む人を飽きさせない工夫が各所に凝らしてあって、非常に読みやすかったです。
この方「ユーモアミステリ作家」と呼ばれてたりもします。
中高生向けのミステリも書けば、大人向けの本格的なミステリも書く幅の広い作家です。
あとがきも面白くて、一番最初に読んでました。
http://www.ffortune.net/social/people/nihon-toda …

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ご紹介のマンガは知りませんでした^^;)　っていうか、グレイグ・ライスを紹介している少女マンガ！？　ちょっと興味が沸きました＾＾
辻真先氏は有名ですが未読なんです。この機会に読んでみようかな。
ＨＰまで記載していただきありがとうございました。

お礼日時：2007/08/04 22:26

No.3 回答者： ito_613 回答日時： 2007/08/04 01:03

二十代女です。

はまるきっかけとなったものは……やっぱり王道でシャーロック・ホームズでした(^-^;
もうずいぶん昔、小学生くらいの時に読んだのが最初ですが。
あとはアガサ・クリスティですね。
日本の作家だと、横溝正史とかでしょうか。
このあたりの名作は、今読んでも色あせることなく十分面白いと思います。
ホームズにポアロに金田一とかならば誰でも知っているような名探偵ですし、王道として初めてミステリーを読む人におすすめしてもいいんじゃないかと思いまよ。
「犬神家の一族」は映画（リメイクですが）になったばかりですし、映画とセットで楽しめるかも知れませんね。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
来ましたね～。ホームズ＾＾小学生の頃図書室で借りてました。
私はそこから10年くらい読書歴が空白でしたので、もし続けて読んでいたら「はまったきっかけはホームズ！」と胸を張って言えたと思います。
ホームズも金田一も名前は知っているという方は大勢だと思うので、初心者（？）にもオススメしやすいかも知れませんね。

お礼日時：2007/08/04 22:13

No.2 回答者： SuperPippo 回答日時： 2007/08/04 00:58

私は京極夏彦の姑獲鳥の夏から始めました。

いきなりヘビーですけど。
京極さんの本は読んでいると人生観変わると思います。
それと、忍耐力が付くと思います。
何しろ、あれだけページがあって９割方は前振りですから。

人に勧めるとなると、私も宮部みゆきが良いと思います。
最初に読むなら、やはり火車ですね。
それと、伊坂幸太郎のオーデュボンの祈りも取っ付きが良かったと思います。
これも名作ですね。
伊坂さんは新進気鋭と呼ばれて久しい方なので、
モードに触れるという点でも良いんじゃないでしょうか。

ご参考まで。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
凄いですね～！いきなり京極作品ですか。「忍耐力が付く」には笑いました。
しかし、部下にいきなり作品の現物を渡したら「嫌がらせか！？」と思われそうです＾＾（特に「鉄鼠の檻」あたり）。
伊坂幸太郎も読みやすいですね。言われてみれば伊坂作品からはまる方もいそうですね。

お礼日時：2007/08/04 22:03

No.1 回答者： ishimaru88 回答日時： 2007/08/04 00:54

ぼくの経験を。

ぼくは現在30代半ばで、大学生（15年ほど前）のときに初めて読んだミステリーは、島田荘司著・占星術殺人事件です。
活字嫌いでしたし、小説の初めの方は読みづらかったですが、だんだんと引き込まれていきました。
その後も氏の著作物、推薦物（綾辻行人氏等）を読み漁りました。
人に言われるがままでしたが、新たな趣味ができました。

ぼくのオススメは、
・殊能将之著『ハサミ男』
・雫井脩介著『火の粉』
・北村薫作品
このあたりは非常に読みやすく、ほんとに面白いですね。
映画化されたものもありますし。
他には、
・我孫子武丸著『殺戮にいたる病』
・折原一作品（叙述トリックなので少々ややこしい）
こんなのをオススメします。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私の場合は綾辻行人→島田荘司と逆でした。島田氏の影響や推薦を受けた作家は多数だと思いますので、そういう意味では初読が占星術殺人事件とはうらやましい限りです。
私も「ハサミ男」や北村薫作品は好きですね。

お礼日時：2007/08/04 21:56