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イシスには破壊の相が無い。破壊の相は別な名前になっている。
イシュタルは三相ある。
マリアににも三相ある。

...と読みました。三相と聞いて思い浮かぶのは唯一、イエスの三相ですが、これらの三相について解説をよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>イシスには破壊の相が無い



これはおかしいと思います。
どこで、こんな変な理論を導いてしまったのでしょうか。
エジプト神話でのイシスは、イシスの夫であるオシリス神の名代として、ナイル川を司る神とされています。
ナイル川を氾濫させ、上流の豊かな土砂で畑を埋める事により、地力を回復させました。
つまり、既存の畑を破壊し、新たな生命力を与える神として祭られていました。
イシスの破壊神の別名があるのかどうかは知りません。

>マリアににも三相ある。

聖母マリアの扱いは、教派によって異なります。
単性派、ネストリウス派ばかりでなく、プロテスタントにおいても、聖母マリアの地位は低く、人間+α程度の扱いです。
マリアを最も崇敬するカトリックにおきましても、人間としての最上位に置くに留めています。

ただ、カトリックの場合、各地方ごとの慣例などを認めているため、マリアに超常的力を認めているところもありますが、あくまでそれは地方や特定集団の話であり、カトリックとしての立場ではありません。

>イエスの三相ですが、これらの三相について解説をよろしくお願いします。

イエスの三相とは何でしょうか?
三位一体の事でしたら、質問者は勘違いをされています。
イエスの三位一体とは、「イエスは、父なる神、子なるキリスト(人間)であり、聖霊(天使)の使命を帯びた存在」という事です。
つまり、イエスは、神と人間の中間的存在であり、人間を正しい方向に導く天使の使命を帯びた存在」という事です。

キリスト教において、創造は神が、維持はキリストが、破壊はサタンが行うと考えるグループもありますが、そのような考え方をするのは、グノーシス派のごく一部でしかありません。
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古代においては、自然を神にみたてていたようなんですね。



自然は循環していますよね。
春になると大地に芽が出て、夏に生い茂り、秋に実り、そして冬に消滅する。
しかし、春になると、何もない大地から、また芽がいぶく。
古代の人はこの自然の摂理をそのまま見ていたわけです。


人間は、大地からおすそ分けしてもらい、大地によって養育され、やがて死ぬ。と知っていたわけです。
だから、消滅することを当たり前の自然の摂理だと思っていた。


この自然の摂理を表したのが、神となり、創造、育成、破壊を司る神として、自然の恩恵 つまり神を崇めていたわけです。
これが女神の概念。三相一体。

一般的に太地母神と呼ばれている概念。

主に水や液体の概念を持つ。
水が生命を誕生させ、はぐくんでいると思ったわけです。

世界各地の母という音はMAを結構共通としているそうなんですね。
Mが水でAが誕生。

それで魚は何もない水の中に、突如として湧き出てくると思われたりしていた。


ところが、地質調査すると、何千年頃だったか忘れましたが、ある時期から天変地異というか、地球に大干ばつが起こったり、大洪水が起こったりと、気象が不安定だった時期が何度かあったようなんです。


最初は神の怒りだとか、そういうものにむすびつけたんじゃないかと思いますが、緑の女神が復活しい(大地に緑が復活しない)のは、エネルギーが足らないからだろうと、女神の結婚相手であった、そのグループのリーダーは、生贄として処されるようになった。

(エジプトでは、血の中に魂があると思われていた。
だからユダヤ教で血抜きしないと肉を食べないのは、取ってしまうと、また魂 とうか 生命が循環してこないと思って、血を抜いていたんじゃないかと。逆にいえば、血を抜くことで、再生をうながすことになるのでと、肉が罪悪感なく食べれたのではないかと。)


で、女神の結婚相手とされた王の血が大地に流れ、それを栄養として女神が再び復活すると考えたようなんです。
今では恐ろしい生贄の儀式ですが、そういうのが古代ではあった。


ところがかなりの天候不順で、その儀式をやったのに、気象の激変が収まらず、それで人間は、気象が作物の育成を左右しているのではないか と気付きだし、女神崇拝が廃れていくことになった。


バビロニアの神話に、マルドゥクがティアマートを倒す物語があります。
マルドゥクが風(暴風)とかそういう概念で、ティアマートが水竜みたいなもの。
マルドゥックはティアマートが口を明けたとき暴風を起こし、マートが口を閉じれないようにし、その口の中に矢を射て殺して、八つ裂きにした。
その八つ裂きにされてたのが大地となり、マートの涙が川となった という神話があります。

つまり女神崇拝から男神崇拝にとってかわったってことが、この物語で読み取れるんですね。



農耕の技術が発明され、食べ物を探して移動していた生活から、定住に切り替わり、自分達で作物を誕生させ、育成し、食べるようになった。
大地によって生かされる者ではなくなったわけです。

自分達で自然をある程度コントロールできるようになった。
天候はコントロールできませんが、食べ物を計画的に作れるようになった。

農耕に伴う定住により、ある程度は安定して食料が手に入るようになると、人口が増えていけたわけです。
人が増え、ができ、町みたいなものができていって、やがて農業だけじゃなく、他の産業に従事する分業みたいなものになっていった。

そして格差ができていき、人が増えると食料も必要になり、争いが起こるようになり、他のグループと衝突するようになった。

勝った方が相手を奴隷にして、自分達の食料を作らせ、食料を作らないでよくなった人は、兵士などになっていった。

しかし、兵士を統率するには、絶対的な権威者が必要になる。
自然のように絶えてしまうものではく、永遠に生きつづけるような、超越した存在をシンボルとして、兵士を統率する必要がでてきた。

いつかは死ぬ人間であっては、強力な崇拝の対象にならない。

見えざる畏怖すべき強力な統率者の存在が必要になった。


そして、その神がかつて女神の概念の、人間を創造し、養い、永遠の命すら与える力を持つものという考えになってきた。
元は女神の概念なんですが。


人間の間では、父と母と子で完全となっていたが、絶対な者の存在が望まれたとき、母を神とする思想はもう無いので、母は排除された。
父が子供を産む という概念になり、神は創造主(人間を産んだ)となった。


表面上は父権社会だが、母権社会の頃の仕来たりは依然として残っており、女性に相続権があったんですね。
それで、レビレート婚(夫が死んだら夫の兄弟と結婚しなければならない)というのを作り、財産が他に移るのを防いだ。


しかし、神の祝福は子孫繁栄という考えで、男が神から祝福されると、神から女を通して男の子供を授かると考えられた。
だから母親は一切子供と関係が無いと思わており、子供は父親の所有物だとなったわけです。

で、レビレート婚のもう一つは、長男が死亡し奥さんが兄弟の誰かと結婚し、その男との間にできた子供は、死んだ長男の息子だとされた。
妻の財産は、妻が死んだ時、夫にいかず、飛び越えて息子にいくんです。
何故なら、再婚後にできた子供は死んだ長男の子だとなっていたから。
そうなって長子権を行使させていたんです。


で、、、、、えっと。。。。。。

キリスト教の三位一体を考え出だしたのは、アウグスティヌスだったと思います。
彼はギリシャ方面にあった女神の概念 三相一体を知っており、創造主・育成主・破壊主がそれだと知っており、それを変形させた。
神のその概念から破壊主をとって、永遠を約束する神とした。
女神を男神にし、男神が産むとして、父と子と聖霊としたんです。

この聖霊が、マルドゥックのマートを殺したブレスを連想する。
このブレス(聖霊)、女神を倒した武器。
父と母と子だったものを、女神を倒したことで、母が倒され、女神を倒した武器である聖霊(ブレス)をもってきた。

と考えられます。

マリアは黒いマリア像もあるように、イシスがソースになっているように思います。


MA。
自らを創造した女神なので、性交なしに誕生したとされており、永遠の処女とされています。
だからマリアも性交無しにイエスを生んだという話になったんじゃないかと思います。


MAは創造主で育成主で破壊主とされている。

MAは土地によって海を意味するマリでもあり、他にマリア、マリアンヌ、ミリアム、マライア、マリーナ、ミュラ、マートとも呼ばれている。
仏陀の母の名前もマーヤーなのでこの系列ですね。


というわけで、マリアは太地母神の時の概念を含んでいる。
だから、イエス物語で磔刑の時、マリアがその現場にいたことに物語ではなっている。
繰り返すと、太地母神の概念は三相一体、創造主・育成主・破壊主が本来の意味。
ギリシャでは、過去ー現在ー未来を司どる女神ともされている。
やはり三相一体。
(ただ 名前が別々になっていますが)


だから、太地母神が強い地域にキリスト教が入ったとき、マリアならとキリスト教に改宗をし、土着の神である女神崇拝を続行したわけです。
そしてその地域はイエスよりマリアが人気がある。


というわけで、trinity(三位一体)は、ぽっとアウグスティヌスが何も無いところから作ったわけじゃないんですね。
ベースがあったわけです。
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