IP電話と固定IP

現在着信番号が割り振られておらず、受取のできないIP電話ですが、
IPがもし各人固有のものであれば、IPアドレスと電話番号を関連づけて
一般電話と同じようにできないこともないような気がします。

今後IPアドレスも加入電話番号のように譲渡とか購入とかあったら
面白いのですが（要するにプロバイダーの変更・加入になる）、
固定IPというものが分かりません。動的IPとどう違うのか、取得が
難しいのか、いろいろ教えてください。

No.3 ベストアンサー 回答者： estima01 回答日時： 2002/07/29 00:08

現在はほとんど動的IPでNATという仕組みを利用して

43億ほどのIPアドレスを割り振っています。
256×256×256×256（IPv4）
（実際は0と255はつかわれないのでもっと少ないですが）
考えてみると世界人口に対して1人1個もないんですね。

IPv6では3.4×10~38という天文学的な数字になりますので
家電などのIP化が期待されてます。
当然そうなれば動的IPという考えはなくなります。
すべてに固定IPがふれますからね。

No.4 回答者： fitto 回答日時： 2002/07/29 00:35

ＩＰ電話の受け取りやってますよ。

yahoo!!BBフォン
NTT電話番号で、BBフォン相手であればIPダイレクト接続です。
だから０円

IPアドレスは固定ではありません。
何かとリンクさせて、IP電話繋いでいるのです（笑）

IPアドレス。中国では枯渇しているようですね。
金銭売買しているかもしれない。　（笑）

No.2 回答者： osamuy 回答日時： 2002/07/28 23:45

色々知りたいのでしたら、書籍をお読みになる事をおすすめします。

基本技術や歴史的経緯を踏まえて、体系的に学習した方が、応用が効きますので。

単に話のタネ的なもので構わない、という説明であれば……

固定IPは、プロバイダから割り当てられるIPアドレスが常に同じであるもの。
動的IPは、同じであるとは限らないもの。
IPアドレスは、ユニークである事が前提なので、
動的IPは、インターネットの仕組みにそぐわないところがある。

取得は、一般ユーザーレベルでは、難しくない。金さえあれば。

現在のTCP/IPの仕様である、IPバージョン4では、IPアドレスが40億程度（ちょっと大雑把。）なので、
いずれ限界がくる。
最新のIPバージョン6では、IPv4の8×10の28乗倍に広がるので、IPアドレス自体が問題となる事はない。
もっともルーティングや名前解決などは、未だ難しい部分が残ってます。

No.1 回答者： o_tooru 回答日時： 2002/07/28 23:21

こんばんわ、疑問は尽きませんね。

さてご質問の件ですが、現在プロバイダは有る一定の数のIPを公的機関から借り受けています。そして、アクセスしてきたユーザーに対して、動的にIPを割り振っています。これですと、IPアドレスが全ユーザー数用意する必要がありません。

これを固定IPにしますと、場合によっては全ユーザー数用意しなくてはならなくなる事態も発生します。そのため、固定IPは割高にしています。

IP電話との関係ですが、VOPに対応したルーターも有る程度出てきたようです。また、IP電話に対する電話番号の割り当ての基盤もできつつあるようです。後は、IP電話から既存の電話網に対してどの様に回線を繋げるか、また、課金していくかなどといった問題が残っていると思います。

一方、IPの枯渇の問題もあります。IPv4では近い将来IPアドレスが枯渇してしまうことが判明しています。そのためにIPv6の普及が日本を中心として叫ばれています。ただ、インターネットで実権を持っているアメリカはクラスAなどのアドレスを握っているため、IPv4でもまだまだ、IPアドレスがあまっています。そのためIPv6に積極的ではありません。

攻めて日本国内だけでもIP電話が普及する日が来ると良いですね。