
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
格子エネルギーとは0 K、常圧において無限に離れた気体状のイオンから1モルの固体がつくられるときの内部エネルギーの変化量のことです。
ただ、この説明では分かりにくいので例を。
Na+ (g) + Cl- (g) → NaCl(s)
上の式のように、始め気体状のNa+とCl-があります。これらは無限に(とても遠く)離れています。で、この両イオンがだんだん近づいていきNaClという固体をつくります。このときの熱量の変化が格子エネルギーなのです。
ちなみにNaClの格子エネルギーは約-770 kJ/molだそうです。(つまり上の反応式では約770 kJ/molの発熱反応ということ)
水和エンタルピーとはその名のとおり、水和するときの熱量変化です。
例えばNaClを水に溶かします。
NaCl → Na+ + Cl-
となりますよね。Na+とCl-はそれぞれ水に囲まれた状態にあります。これが水和です。(おそらくもう知っているかと思いますが。)
つまり、水に溶かしたときの熱量の変化のことを水和エンタルピーと呼びます。
No.2
- 回答日時:
本当に自信ないのですが・・・
「格子エネルギーは半径の和に逆比例、水和エンタルピーは各イオンの半径に逆比例している量二つの和である。
格子エネルギー = f_1 (1/(陽イオン半径 + 陰イオン半径))
水和エンタルピー = f_2 (1/陽イオン半径) + f_3 (1/陰イオン半径)
」
ヒューイ無機化学(上)より
となっています。
格子エネルギーが水和エンタルピーより効くのは陽、陰イオン半径が同じくらいのとき、水和エンタルピーが格子エネルギーより効くのは陽、陰イオン半径がかなり違うとき。
CaとMgのイオン半径はMgのほうが小さいためMgSO4の水和エンタルピーが大きくなる。そのためMgSO4のほうが溶けやすいと考えられないでしょうか。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/08/15 18:35
まずは質問に親切に答えていただきありがとうございます。核心を突いている答えだなぁーと直感してますが格子エネルギー水和エンタルピーというのがわかりません。もちろん自分で勉強はしますが、概略だけでも可能なら教えてください
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報