プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

今使用しているアンプの出力トランスはエナジーオーディオの
トランスです。
2個の内、片方はそこそこ熱を持ちます。
しかし、もう片方は若干熱が弱く感じます。
(トランスが悪いわけでは無いのですが)これは普通なんですか?


あと、真空管のフェラメントについてです。
ビーム管の4本の内、(PPアンプ)内側の2本は強い光を放って
いますが、両端の2本はそれに比べると光が若干弱いです。
この状態は真空管を交換しないとダメでしょうか?
(ちなみに真空管を交換してから約60時間程度は使用しています)

音は綺麗に出ています。(その他は問題ないです。)


僕は6L6GCのPPアンプを使用しています。
人それぞれ好みがあると思いますが、
あなたの好きなトランスメーカーもついでに教えてくれませんか?


長くなりましたが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

可能性としては色々考えられますが、今回の場合はおそらく


「出力管を挿し替えた時に、Ip(プレート電流)を調整しなかった」
ために
「L・Rchで出力管のIpが異なっているために、OPT(出力トランス)の発熱量に差が生じ、また出力管の蛍光(=球の真空度が高いときにIpに比例して生じる青色の光)の量も異なっている」
のでしょう。

対策は、球の再交換ではなくて、「出力管のIpの調整=出力管のEg(グリッド電圧、またはバイアス電圧)の調整」です。
やり方はマニュアルを見るか、載っていなければメーカーに問い合わせて下さい。
(それでも調整方法が分からなければ、ご自分で交換は出来ない、と考えた方が良いです)

もし、これを行わずに球交換をしっ放しにしていると、

・Ipが少ない場合:歪が増える、電源電圧が上がりブロックコンが劣化する
・Ipが多い場合:発熱が増える、球の寿命が短くなる、OPTやPT(電源トランス)が故障する
・IpがPP間でバラついている場合:低音が出なくなる、歪が増える

ということが生じます。


「クラシック向けの球」とか「中高音の綺麗な球」とか言う前に、まず基本を理解していないと、いったい何の音を聴いているか分からなくなりますよ。

現状でも、もしかしたらIpがアンバランスの状態になっていて、その異常状態の音(=低音が出ない、歪みの多い音)を「その球(メーカー)固有の音」と勘違いして聴いているかも知れません。
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この回答へのお礼

今回も回答ありがとうございます。

マニュアルを見て調整してみたいですが、、僕には
たぶんお手上げ状態だと思うのでメーカーに問い合わせてみます。


仰るとおりです・・基本も理解してなくて、、あれこれと
他に目がいってしまってました。もう一度勉強しなおします。
ご指摘感謝します(汗)
回答して頂くたび、JT190さまの知識の豊富さに脱帽しています。
ありがとうございました!

お礼日時:2007/09/01 16:56

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