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一昔前までは、共産主義=みなで資産を共有 といったイメージでしたが、いまでは、ほとんどの共産主義国は自由経済になってきています。
それでは、いったい、自由経済の共産主義国と我々、資本主義国との違いはなんなんでしょうか?
私の感覚では、政治の責任者が独裁党のなかから選ばれてる(中国とか)とか、そのような点しか思い浮かばないのですが、だとすると、ミャンマーはどうなるのか、たぶん共産主義じゃないですし。
どなたか、教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

 揚げ足取りになってしまうかと思いますが、回答させてください。


第二次大戦後に興国された”いわゆる共産主義国家”が現在に至った状態と共産主義とは違います。
”いわゆる共産主義国家”の思想のスタートは共産主義における生産手段の私的所有を社会的所有に変えることであったはずですが、第二次大戦後の人類では一部の思想家はそれが理解できても多くの人民はそれが理解できなかったのです。
 そして今までの封建社会・資本主義社会をブチ壊して理想の国家を作り上げるためには
”強力なリーダーシップを持った指導者についていけば皆が幸福を平等に分かち合える社会が実現できる。
だからみんなでスターリン、毛沢東、金日成についていこう!”
というわかりやすいキャッチフレーズの元に国家を建設したのです。

 ところがこの高邁な思想を実行していたはずの思想家・指導者でさえも途中から道を過って単にその国内で”共産党”を名乗る政党が生産手段、権力を独占するだけに終わってしまったのです。
 ある程度のところまでは国家らしい形態を作ることは出来たものの、党幹部の心の中に
「共産主義の理想は理解出来ていても権力集中すれば、美味い飯も酒も綺麗な姉ちゃんも集まってくる。
これが我慢せずにいられるか!」
と理性が耐えられない連中が増えて行って国家が崩壊の道に向かったわけです。

 これを指してイデオロギーの対立する欧米資本主義国家は
「共産主義は秘密警察を使って反体制分子を抹殺する!
共産主義は地方の農民が飢えていても共産党幹部は醜く太っている!
共産主義は独裁者が支配する悪のイデオロギーなんだ!
共産主義は徹底的に叩かなくてはならない!
そらみろ、やっぱり共産主義なんてだめなんだ。アカは人類の敵だ!」
と喧伝したのです。

 結局のところ、共産主義とは過ったイデオロギーなのではなく、21世紀現在でも地球上の人類は共産主義国家を建設するには至らない未熟な生物なのです。

 共産主義とは生産手段を私的所有から社会所有へと返還する政治・経済主張です。
ここで言う生産手段とは会社(利益追求組織)や会社の持つ工場(モノの生産設備)などを株主や経営者の”私的所有”から国家のコントロール下に置くということです。
決して、各個人の私物や財産を供出させて一箇所に集め、「あなたの物は私の物。私の物はあなたの物。」ということではありません。
 また政治手段で言えば「悪魔のような独裁者が国家を支配し、秘密警察を使って反体制分子を狩る」などというのは大間違いもいいとこで、これは”いわゆる共産主義国家”と対立した資本主義国家が都合よく”わかりやすい恐怖のキャッチコピー”をつけたに過ぎません。(太平洋戦争当時の”鬼畜米英”みたいなモンです)

 今ある共産主義国家は”共産主義国家を目指して、ものの見事に失敗した大失敗例”だったとして、いつになったら”本当の共産主義国家”が出来上がるのか?
 はっきり言ってわかりませんが、少なくとも現在の地球上の人類が生きている間は無理でしょう。全人類が次の世代になってまたその次の世代になって・・・・・ということを100回繰り返したころ、そう、地球に”国家”という垣根がなくなって全人類が”地球国家”としてひとつにまとまることが出来るようになった頃、ようやく共産主義国家の芽が生えてくるのではないかと思います。

 ガリレオ・ガリレイは地動説を唱えて裁判に掛けられ、1633年に地動説を捨てさせられました。その後コペルニクスの著書によって逆に天動説は誤りであることが認められ、さらに1992年ガリレオを断罪したローマ教会がガリレオの裁判を誤りと認めました。この間、約350年もの月日が経ち、今現在天動説を信じている人は皆無になりました。
 人類の究極の理想国家は共産主義である、と唱えている共産主義者たちも今はガリレオの立場です。おそらく彼らの主張が認められ、「資本主義の方が誤りだ」とされるのは数世紀、いや数十世紀、いや数百世紀先の話かもしれません。

 それでも今現在の人類ははるか遠くの未来に実現できるであろう理想国家の姿を思想の上では手に入れているのです。これは人類のエライところと言ってもいいでしょう。

 最近になって”大量生産・大量消費”を是としてきた私企業たちが”多少コストは掛かっても良いから地球環境に優しい経済活動を! それが企業に課せられた使命だ!”と一斉に立ち上がってくれるようになりました。まあ、これとて
”多少の企業イメージの向上、ひいては売上UP!”とか”他社がやってるから仕方なくウチもやるか”
といったところが本音かもしれませんが、家庭の主婦たちも”次世代の子供たちのために地球環境の保護を!”と考えてくれるようになったのはまた一つ人類が賢く、そして理想社会の実現に向かって一歩前進してくれた、とうれしく思います。(まあ、私はそんなに偉い立場じゃないんですが 笑)

 最後になりましたがご質問の”自由経済の共産主義国と資本主義国”の違いですが、(株式、経済)市場における政府の介入の度合いでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/09 01:07

■社会主義国は多様


共産主義陣営といっても、昔から経済運営には多様性がありました。
徹底的な中央集権経済を取ったソビエト、
分権的な社会保障を基盤とした中国、
労働者の単位を基盤したユーゴスラビア、
早くから経済開放化を行ったポーランドなど、
実際の舵取りには違いがあり、
経済成長率も国によって大きい違いがありました。

■ミャンマーの社会主義
ミャンマーは社会主義ですが、共産主義ではありません。
ビルマ式社会主義というのを自称しています。
この種の亜類には、アラブ社会主義、中南米のポプリスモ(人民主義)
というのもあります。
しかし、経済としてはいずれも大きく失敗しました。

■マルクスと社会主義国の考えも違う
カール・マルクスの考えと実際の社会主義国の政策も違うものです。
最も鋭いマルクス主義批判を行った科学者として知られるカール・ポパーですら、
「彼の名の下に行われた事を本人が見たら何と言うだろうか?」
と、ある程度は本人を擁護したほどでした。
(ポパー『開かれた社会とその敵』)

社会主義とマルクス主義も同じではありません。
キリスト教系統の左翼思想はマルクス以前から盛んでした。
ラサールの国家社会主義、ベルンシュタインの社会民主主義、
ウェッブ夫妻のフェビアン社会主義などの流れは
資本主義国に広く取り入れられました。

■ヨーロッパの社会主義、中国の資本主義
一昔前までは、ヨーロッパでも社会民主主義ムードが濃厚で、
産業の国有化や共有資産(社会保障)の拡大が行われていました。
実際、北欧の方が、社会主義国よりも
遥かに所得再分配が広く行われています。

中国には社会主義的なものはなかなか残っていません。
あるとすれば、党と企業の癒着くらいです。
資本主義国よりも資本家への資産集中が激しく、ストライキは統制され、
「マルクスが批判した資本主義」のような過酷な労働環境が続いています。
社会保障はまだ加入率が低く、教育ではぼったくり料金を取られることが度々です。

鄧小平によると、社会主義の真髄は豊かになることらしく、
昔流の捉え方はあてはまらなくなってきています。
しかし中国は変化の激しい社会です。やがて民主化も行われてくるでしょう。
日本との大きい違いは、生活水準と、近代化・産業革命が始まってからの年数です。

■社会主義と独裁
専制政治の分類は、社会主義か資本主義かではありません。
経済・福祉政策には考え方の違いがあり、
多元的なあり方を許容するのが民主主義だからです。

専制体制の分類は、正確には、
全体主義・(ポスト全体主義)・権威主義・民主主義というのに分けられます。
(リンス, ステパン『民主化の理論―民主主義への移行と定着の課題』)

しかし、社会主義国が、全体主義・権威主義に傾いた事は確かです。
全体主義に分類されるのは、ドイツのヒトラー、
ソビエトのスターリン、中国の毛沢東になります。

貧者を救済する名目、植民地支配に抵抗する大義名分の存在が、
独裁者の権威を高めることになりました。
混乱する群衆を動員する形で革命運動を進めたことが、
必要以上に流血の惨事を招いたかもしれません。
また革命以前に近代化が行われておらず、
民主的社会が機能しなかった背景もあります。

ただ、例外は多くあります。
例えばインドの歴代政権は社会主義+民主主義で、
インドネシアのスハルト政権は資本主義+独裁でした。
チリのアジェンデ政権は社会主義+民主主義で、
これをクーデターで倒したピノチェト政権は資本主義+独裁でした。
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この回答へのお礼

なるほど。参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/09 01:17

訂正です・・



「台湾・蒋介石」が今生きてるというのではなく、
 日本を世界大戦でど壺にはめた張本人を支援してる組織、・・
当時は英帝国で動いてたロスチャイルドの仲間が、
英A。サトウに清国にアヘン貿易させ、
そのもうけで、
李嘉誠に長江実業を作らせ、
彼を使って、
スワイヤー財閥(英ユダヤ政商)が、HSBCを設立し、
自分は副会長になってるが、
個人筆頭株主だそうです・・・
(影の実力者?!)
一見、中米は争ってるように見えるが・・・
ユダヤ政商は、プロトコールにより、
今、悪事がバレてしまった米ユダヤ政商の武将・ブッシュを悪人にすることで、
過度に!!!(この良識、コントロール制御がしっかりと効いた程度でなく、
中国バブルにワッと流れ込む尻軽さなど)
中国経済に依存すると、
ヤツラの手中にはまる・・?!?のではと・・

心配でたまらない・・

特に・・中国国民には、
今まで、田舎にいて、
日本でいえば、江戸時代に例えると、
薩長のような尻軽さで、
ユダヤ政商の思うがままに、借金をして、
資本主義化を無自覚に進め、
気づいた時(バブル崩壊)には、
HSBCの奴隷となっていた・・・

ということがなければいいが・・・

と心配しています
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またまた・・経済政治ド素人の見解で済みませんが・・



ユダヤ政商らの世界征服を目的にした、
A)資本主義は、
「資本第一、最優先主義」だと思うのです・・

二元論では、たしかに・・
それに対立要素として、
共産主義?や社会主義とか・・なるようですが・・

実は、私が政経に全く!小学校来、興味を持てなかったのも、
この「論理的矛盾」のために、
基本的に、理解するよりも、暗記するが分野だな・・ということですが・・

ずっと、何か論理的誤魔化しがあるぞ!と思ってきたのですが・・
A)資本主義VS社会主義(共産)
という視点と・・
B)資本主義が民主主義とイコールとして、
メディアやGHQ教育で疑いもせずに、
信じ込んでいたことによりる葛藤では・・・とね・・思うのです・・?!?

本来、Aはどちらにせよ、
ユダヤ政商の指示と経済的バックアップのもとで、
本人の自覚無自覚にかかわらず・・
論文が書かれ、
その理論体系を、権威づけてるのも、
ユダヤ政商らの経済力と世界情報ネットワーク力によるものだという視点です・・?!?

そもそも・・・
Aは両方とも、二元論であるため、
「陰、極れば陽に転じ、陽極れば、陰に転ず」・・
二元論では、いずれにせよ、突き詰めると、
専制主義、絶対主義につながる政体ではないでしょうか・・?!?

つまり・・・両者とも、二元論では、非民主主義的視点だということです・・

途中の経過プロセスで、
過渡期としての民主主義は存在しえても、
究極の生態では、
「資本第一主義では、
効率化、淘汰し、最高資本家は寝てても、
利息や配当を取り損ねないように、
ヤクザや政治家とコントロールしていれば、
どんどん!!たまって行きますし、

地球上の富がもし、全部で100万円として、
100人しか人間がすんでいないとすると・・

ひとりのユダヤ政商が50万円もっていて、
あと、99人で50万円を分けたら、
一人当たり・・0.51万円、、、
ユダヤ政商は、生活費10万円使っても、40万円余るので、
投資する・・

翌年も、一人死亡、一人出産として・・同人数だったとすると・・
この99人のうち何人かは出産や病気でお金がかかり、
ユダヤ政商に借りるとする・・
社長も、借りる、、
こうなると・・・

ユダヤ政商は・・地球上の60%、70%とどんどん!自分の資本が増え、
余った40万円、30万円を残りの99人で分け合うとなると。。

競争が激しくなり、
戦争にもなる・・・(フセイン大統領の最初の侵攻は、
そういうことへの仲間内での警告だった・・
誰も、自分たちの代表として、
戦ってくれた、
人の好い正義感が強く、
人情に厚い彼が本気で仲間に対しぶっ放すとは信じていないし、
もし、そんなことをすれば自分の国がどうなるか、、
長い歴史を背負ってきている彼には出来るはずもない・・
とみな・・笑って見て、開戦準備もしないままだった・・

が!!ユダヤ政商は違う!・・

これ幸いと!
先制攻撃とみなして、戦争を始めてしまう・・・

中国はロシアは、
(1)宇宙環境第一主義、
(2)地球環境はその元で正常に機能し得るので、第二主義、
(3)それら(1)(2)健全な地球環境のもとで、
人間が、自然に強く関与する力?叡智?を与えられてることへの、
謙虚さ、畏怖をつよく感じて、
(1)(2)の声に耳を澄ます感性を研ぎ澄ます・・
(4)その(1)(2)(3)が前提条件になっての、資本追及主義を
目的にしてるのだと思います・・

が・・・
今、気をつけないといけないのは・・

中国は、かつてのアヘンで清国から略奪した香港上海銀行の末裔、
HSBCユダヤ政商資本が、
かつて、戦後、日本に米ロックフェラーユダヤ政商が、
オリンピックと万博を起爆剤に、
一気に!資本主義化(弱小資本の淘汰することで管理しやすくなり、
 人口削減をするための戦争を仕組むのも容易になる)
をすすめ、
バブル崩壊させ、
今日本が安部渡辺公明党HSBC、米ユダヤ政権の2本立てで
搾取され、
企業が乗っ取られ、
国民からの搾取はどんどんきつくし、
移民を今以上に、導入し、
戦争、内紛のきっかけの布石を作ってるところでしょうが、

日本を米ユダヤ政商のサポートのもとで、
台湾蒋介石?ユダヤ政商により、軍事的、経済的基地にされ、
共産主義中国とロシアに大手を掛けることになると思います・・

でも、中国もロシアも
日本と違うのは、
政権者がユダヤ政商側に立っていないということで、
民主主義のために、かなり、頑張る・・?!?
つまり、、日本を舞台に・・基地として取り合い戦争になるかもしれません・・?!?

ということに、今、細心の注意を払うべきでは・・?!?

そうなると・・

日本国民は、ユダヤ政商の利益を守るために、
民主主義を守ろうとしてる国民と戦う羽目になってしまう・・?!?

って、視点です・・
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この回答へのお礼

なんか難しいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/09 01:10

かつて共産主義体制を取っていた国が「共産主義国」です。


市場経済を導入した次点で、「共産主義」ではないです。
冷戦が終結し、イデオロギー対立はなくなりました。
「共産主義」「資本主義」という言葉も死語になっていくかも。

北朝鮮は頑固に共産主義してます。
あそこが私たちの頭の中にある、典型的な共産主義国家でしょうね。
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こんにちは。


共産主義100%、資本主義100%の国って物がそもそも存在してないのではないでしょうか。

日本だって共有資産(共有資本)はありますよ。
国(公)有財産です。

それぞれの比率が違うというだけの話だと思います。
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