生理中の妊娠可能性は？

以前から思っていた疑問なのですが、

(1)生理中に性行為をして妊娠する可能性もありますよね？
　その場合は生理が途中で止まるのでしょうか？
　翌日も生理はありますか？

(2)生理前日に性行為をして、翌日に生理が来た場合は
　当然ながら妊娠していない！ということですよね？
　
もしよければ教えてください！！
お願いします。

No.2 回答者： zato 回答日時： 2007/09/11 14:41

＃１の方も書かれていますが、妊娠の仕組みと生理の仕組みについて最初に簡単に説明しますね。

まず、生理が始まると同時に卵子の入った袋がだんだん成長していきます。
卵子が成熟するまで約２週間程度かかります。
早い人では１０日で排卵してしまう人もいますが、３０日以上かかる人もいます。
排卵が終わると、子宮内膜が受精卵受け入れの為に準備をします。
この準備期間は個人差なく約２週間です。
約２週間経過するとホルモンに変化があって、子宮内膜が血液と共に排出されます。　これが生理です。
排卵が終わって運良く卵子が精子と出会い、受精卵となって子宮に降りてきて、運良く子宮内膜に着床すれば妊娠です。
着床は排卵後、約１０日後のことです。
この場合、子宮内膜は剥がれずに維持されるホルモンが分泌されますので、生理にはなりません。

卵子の受精可能時間は、排卵後長くても２４時間程度です。
精子の受精可能時間は、射精から３日程度ですが、長いと１週間ということもあります。


＞生理中に性行為をして妊娠する可能性もありますよね？

生理中に性行為をして妊娠するというのは、行為日と排卵日までが１週間以内だった場合に可能性は考えられます。
つまり精子が長生きして、排卵が早めに起こった場合、受精する可能性があります。


＞その場合は生理が途中で止まるのでしょうか？

妊娠するのは、着床することです。
受精卵が着床するのは排卵から約１０日後ぐらいのことです。
生理中に行為をしている時は、まだ排卵さえしていません。
妊娠するのはまだまだ先のことです。
よって、「将来的に妊娠するかどうか」という話ですので、その時の生理には全く影響は及びません。


＞翌日も生理はありますか？

元々生理が続く予定であれば続くでしょうし、終わる予定であれば終わるでしょう。
翌日に生理の出血があったかどうかでは、妊娠の判断はできません。


＞生理前日に性行為をして、翌日に生理が来た場合は当然ながら妊娠していない！ということですよね？

そうです。
生理の前日というのは、排卵が終わって約２週間も経過した時のことですから、卵子は生きてませんのでいくら性行為をしても受精することがありません。
また、生理前に性交した時の精子が、そこから生理の期間を経て次の排卵日まで生き延びることは基本的に考えられません。
ですので、性行為した後に生理がくれば、生理が来る前までにしていた行為での妊娠は否定できます。

ひとつ注意点は、「自分で生理前日だと思っていたのに、実は違った」ということはあります。
基礎体温をしっかり測っていなければ、生理前日というのはわからないのです。
周期計算上だけの予想では、意外にも排卵が遅れているということはよくあることです。
「生理前日だと思っていたら、ちょうど排卵日前日だった（排卵が思っているより２週間も遅れていた）」ということになった場合、妊娠する可能性は出てきますよ。

この回答へのお礼

丁寧でわかりやすい回答をどうもありがとうございました！
全然知識がなかったので、とても勉強になりました。

お礼日時：2007/09/13 15:13

No.1 回答者： Granatapfel 回答日時： 2007/09/10 16:53

一般的に卵子は24時間しか生きられません。

精子は長いもので膣内で1週間も生き続けます。
生理は簡単に言うと赤ちゃんのベット用に保管されていた血液が無精卵だったので剥がれ落ちる(=受精しなかった)

ということを念頭において頂き・・・

(1)生理不順の方が1回目の生理の時性交を行い、精子が膣内で生存している状態で排卵を起こすと妊娠する→2回目の生理は来ない
途中では止まりません。

(2)排卵日の翌日に生理がすぐ来る、ということは無いので次の生理までは安心しないで下さい。

一般に、なので例外は沢山あります。