人生最悪の忘れ物

『イエスの生涯』についてレポート用紙1枚にまとめるように言われたのですが、はっきり言って1枚にうまくまとまりません。入れなければならない重要な事柄ってなんですか?

A 回答 (6件)

 


レポート1枚が、どれぐらいの長さか分かりませんが、次のような風に書けばよいでしょう。

1)誕生

イエスは、乙女マリアから生まれた。父は名義上ヨセフであるが、本当の父は「聖霊」である。天使ガブリエルが、マリアに処女受胎を告知して、イエスが、偉大な人になると告げた。

2)公生涯の始まり-洗礼と試練

イエスは成長し、悩みを持った。彼は、神への悔い改めを語っていた、洗礼者ヨハネの弟子となり、ヨハネから洗礼を授かった。その時、天からの声を聞き、イエスは自分が「神の子」であることを知った。

イエスにはなお迷いがあった。彼は荒野にでかけ、さまよいつつ考えた。悪魔が現れ、わたしを拝みなさい、あなたを地上の王にしてあげよう等誘惑したが、イエスはそれを退け、40日の荒野での試練で、自分の使命を自覚した。

3)宣教の開始

イエスは、「悔い改めよ、ときは訪れた」と述べて、神の審判の日が近いことを宣言すると共に、悔い改めるにはどうすればよいかを教えた。

イエスの教えに納得する人が現れ、イエスは、病人などを癒した。人々は奇跡の人とイエスを信じ、その噂は広まった。イエスには、また弟子ができた。

イエスは、奇跡を起こしつつ、弟子たち、信者たちに、様様な教えを、たとえばなしによって語った。イエスの信者たちは増えて行った。彼らは、イエスこそ、救世主(メシア)ではないかと信じた。

4)パリサイ派の妨害

イエスは、人間の平等を語り、律法は人のためにあるのだと教えた。イエスの信者は、社会の底辺の人々が多かった。

パリサイ派は、ユダヤ教の敬虔な信者でエリートであったが、イエスについて反感を抱いた。賤しい人と親しく交わるイエスはいかがわしいと彼らは考えた。また、律法を破るイエスの行為を非難し、イエスに難問を出したが、イエスは、それに対し素晴らしい回答をしたので、パリサイ派もかなわなかった。

5)イエスをメシアとする人々の期待

イエスは、人々からメシア(救世主)であるといよいよ信じられた。メシアは、ユダヤ人の王国を築き、かつてのユダヤ人の栄光を再現し、ローマからの政治的独立を実現する人だと人々が信じていた。

ローマからの独立運動を考える人たちが、イエスに接近し、信者となり、イエスに政治手的な救世主を期待した。

パリサイ派は、自分たちが侮辱されたと考えていた。イエスを打ち破らなければならないと彼らは考えた。

6)イエスのエルサレム入城・陰謀・最後の晩餐

イエスは、陰謀のあるのを承知で、エルサレムに入城する。人々は、熱狂し、メシアがユダヤの独立を実現するのだと信じ期待した。

パリサイ派はイエスを排除するため、ユダヤの支配階級であるサドカイ派と共謀し、イエスをわなにかける計画を立てた。彼らは、イエスの弟子ユダを銀で買収し、イエスを裏切らせることとした。

イエスは、陰謀を知っており、自分の運命を知り、弟子たちに、自分の死後の教えや布教を語り、最後の晩餐を弟子たちと共にする。イエスはその後、ゲッセマネの苑に行き、神に祈る。

7)イエスの逮捕と裁判

イエスが神への祈りを終えると共にユダが現れ、イエスは逮捕される。サドカイ派の大祭司はイエスを尋問するが、イエスは何も答えない。

イエスを死刑にしようと考えていた敵対者たちは、イエスをローマ総督ピラトの元に連れて行く、ピラトは、ローマに対する反逆者とは思えないと判断するが、サドカイ派の圧力に屈し、イエスに死刑判決をくだす。

8)イエスの死

人々は、イエスの弟子たちも、イエスに失望し、あるいは恐怖でイエスを裏切り、イエスから去り遠ざかる。イエスは十字架を自分で背負い、ゴルゴタの丘に至り、そこで、十字架にかけられる。

イエスは、「神よ、神よ、なぜわたしを見捨てられるのか?」と言い、そして死んだ。イエスの死後、奇跡が起こり、ローマの百人隊長は、「この人は、本当に神の子だった」と言った。

9)イエスの復活

イエスの遺体は、信者に引き渡され、洞窟に一時的に葬られた。しかし、三日後、信者の女たちが、見に行くと、イエスの遺体はなくなっていた。

その後、イエスは小数の弟子たちの前に姿を現し、わたしは亡霊ではない、生きたイエスであると述べた。弟子たちは信じ、イエスはその後、天へと昇って行った。

以上の9項目でしょう。長い場合は、短く書き、短い場合は、長く書けばよいでしょう。
 
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 イエスの生涯についてのレポートという事ですが、いわゆる公生活(ヨルダン川での洗礼から十字架上の死までの期間)について書けばよいと思います。



 イエス自身についての史料は、新約聖書がそのほとんどです。新約のはじめの4つの文書、マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4福音書は、生前のイエスについて書かれたものですので、これらを参考にされると良いでしょう。ただし、聖書は歴史書ではなく、あくまで信仰の書であり、イエスの復活を信じた弟子達によって形成されたキリスト教団の中で、その信仰を保つために編纂されていったものです。ですから、この4福音書がイエスの生涯について書いているといっても、それは福音記者の信仰から書かれたものであり、福音書同士で記述に相違があることもあることに留意してください。
 現在の聖書研究では、マルコ福音書が最も古いとされ、マタイ・ルカ福音書は、イエスの行い資料であるマルコと言葉史料であるQ資料(現存しないとされています)をベースに書かれたと考えられています。ですから、マルコ福音書の記述を中心にマタイ・ルカ福音書を読んで書かれると良いでしょう。ヨハネ福音書は共観福音書(マタイ・マルコ・ルカ)と時系列が異なるので、一緒にまとめるのは難しいかもしれません。なので、ヨハネ福音書は余裕があったら参考にする程度でも構わないでしょう。

 レポートを書く上でのポイントとしては、(1)公生活の開始としての洗礼者ヨハネからの洗礼、(2)ガリラヤでの宣教、(3)エルサレム入城、(4)受難、(5)十字架上の死、が挙げられます。これはイエスの生涯において、現在史実として考えられている部分です。誕生と復活については、触れたほうが良いと思いますが、史実とは言いきれないので、授業内容にそぐわない場合は簡単に紹介する程度にとどめても構わないのではないかと思います。
 ただ、復活については、後にキリスト教形成の核になる部分ですので全く触れないというのでは不充分な気がします。

 果たして参考になりましたでしょうか。レポート頑張ってください。
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ご質問のジャンルからして哲学の視点から書くわけですよね、社会学の視点とかじゃなくて。

とすれば、イエスの考え方を中心に書くべきでしょう。
何に、あるいは誰に影響を受けたか、その考え方に基づいてどういう言動に出たか、また、イエスの考え方は当時の主流とは異なる考え方だったわけですから、当時の考え方との違いについても触れるべきではないでしょうか。
後世の人が熱意と想像力で脚色した可能性のある奇跡の類には触れない方がよいでしょう。
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 「生涯」に限定すれば、生まれてから死ぬまでですし、たった30年前後ですので、時系列でまとめればいいのでは? 「新約」などについては不要でしょう(死後に弟子がまとめたものですし)。

「復活」などをカウントするのであれば領域が広がりますが。
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私も以前レポート提出しましたが、以下の事に内容を絞りました。



(1)キリストの出生
(2)キリスト教ができるまで
(3)処刑
(4)没後のキリスト教の展開

私は今回は、キリストに関して何通りもある伝説や逸話はできるだけいれずに、確実と言われている事実(←これも私の勝手な判断ですが)のみ入れるようにしたらだいぶ量が減りましたよ。
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当たり前ですけど、「キリスト教」とかじゃないでしょうか。


キリスト教は現在一番人数が多いとかどうですか。
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