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私の家に標記作者の掛け軸があることを知りました
親戚の人は、昔からの家宝といいます
家宝になるぐらいの作者でしょうか
値打ちも分かれば教えてください
今あるのは三幅対で鶴の絵2と福禄寿の絵です

A 回答 (4件)

 狩野常信でしたら、狩野派でもかなり有名な絵師です。


 狩野派を盤石のものにした狩野探幽の弟、墨絵なら探幽を上回ると言われた狩野尚信の息子です。
 常信の家系がその後「木挽町狩野家」として狩野家の中でも特に主要な家として重用されました。先に「信幸」の御質問の時にあげた「伊川院栄信」「晴川院養信」など全て木挽町狩野家の子孫たちです。
 常信は作品数がかなり多く残っており(おそらく多作でもあった模様)また、作風が軽快、さっぱりとしたものであることから、やや軽く見られていることは確かです。
 ただ、近年では彼も又再評価されつつあり、特に晩年の「養朴」落款(署名がこの名になっている)の作品には優れたものが多い、と言われています。

 彼は福禄寿の絵を得意としていたようで、大倉集古館というところが全く同じ福禄寿・鶴の三幅対の絵を所蔵しています。また福禄寿と楼閣山水図、という組み合わせで永青文庫も所有されています。
 もしチャンスがあれば、こうしたところで御自分の作品と見比べてみるのも面白いかもしれません。
 価格については専門家ではないので、先の回答者の方々にお任せするとして、こうした狩野派直系の画家の作品などそう所有できるものではありません。画題もおめでたいものですし、しっかりと修理なさって正月に飾ってみるなど間近で楽しまれてはいかがでしょう。有名作家の作品を好きに出来るなど、望んでもなかなか出来ない恵まれた環境なのですから。
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この回答へのお礼

度々の丁寧な回答ありがとうございました
大変よく分かりました
今後もう少し勉強してみます

お礼日時:2002/08/18 16:18

狩野常信ですか。


狩野派の有名な方ですネ。
掛け軸の状態にもよりますが,三対で数十万円~数百万円の範囲ではないかと思いますヨ。
七福神も画題としてよく取り上げられているものですが,当然のことながら個々の絵によって値段はかわります。

もしも,懇意にされている画商や古美術商の方がおられるのであれば鑑定してもらうのも一つの方法ですが,信頼できる相手かどうかということが大きなポイントとなります。

画集などの記録を探され,本物だと確信をもたれたら,鑑定番組などに出されるのもよいかもしれませんネ。
以上kawakawaでした
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました
もう少し勉強してみます

お礼日時:2002/08/18 16:01

 すみません。

掛け軸ですと、屏風の10分の一位です。

この回答への補足

早速の回答ありがとうございました
立派な方のようでびっくりしますた
保存状態は非常に悪いので、修理したいと思います
表装にどのようなところがあるのか、分かれば教えて
もらえないでしょうか

補足日時:2002/08/18 10:14
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 本物ならば保存状態にもよりますが、最低数百万から一千万円までの間だと思われます。



参考URL:http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/database/lists/ …
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