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中国文学で代表的な話の一つに紅楼夢がありますが、沈復作の浮生六紀もまた名著だと思います。当然紅楼夢の方がやや古いのですが、貴族社会の生活や恋愛、嫉妬、人間関係など細かく表現しておりますが、果たして中国においても上流社会というのはこのようなものなのでしょうか?長すぎるのと登場人物が多すぎて相関図が解からなくなりました。個人的には浮生六紀の方が表現が端的で理解し易く良いと思うのですが皆さんはどう感じますか? (当然、紅楼夢のような大作はもう出ないでしょう。決して悪いと言っている訳ではないのです。

A 回答 (1件)

大学で中国文学専攻でした。


お恥ずかしいながらどちらも読んでません。
名前はもちろん知ってましたが。

紅楼夢は名作ですが、私にとっては内容があまりにも
複雑すぎて読む気すらもおこらかったというのがホンネです。
研究のテーマも絞りにくいですしね。
私はどちらかというと「聊斎志異」のような怪奇ものの
ほうに興味がありましたから。

「浮生六記」と「紅楼夢」を比べたら私なら「浮生六記」を
読むでしょうね。
どちらの小説も当時の時代背景を知る上で大きな手がかりと
なるとは思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。私もどちらかというと幻想文学の方に興味があります。「邯鄲の夢の枕」とかかんざしの話で題名はちょっと思い出せないのですが、花の精とか鯉の話、でも一番記憶に残っているのは良く売れる肉まん屋の肉の仕入先を追って行ったら女郎屋の裏口から袋に入った物を受け取っているのを見て肉まん屋まで後をつけて行ったら、なんと生まれたばかりの赤ん坊の死体であったのでした。これは男達への戒めも入っていると思うのですが、中国の話は残酷なものが多々ありますね。でも私は浮生六記の方が一番好きですね。夫婦の情愛の理想的な(個人的に)形であると思います。然しながら、なぜ手遅れになるまで妻を放っておいたのか不思議です。映画の「芙蓉鎮」の主人公もそうですけど何故あそこまで我慢をしなければならないのか理解に苦しみます。 *六記の記の字を間違えました。普段如何に字を書かないか明白です。

お礼日時:2002/08/23 11:35

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