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No.4
- 回答日時:
「音圧」は、スピーカーの音の大きさを表します。
音の大きさは、ベルという単位で表しますが、通常、1/10のデシベル(dB)という単位で表します。騒音や声の大きさを示すものと同じです。スピーカーの音の大きさは、スピーカーからの距離や入力の大きさによって変わりますので、これを合わせます。スピーカーから1mのところにマイクをおいて、入力1W時の「音圧」を示したのが、「出力音圧」です。ですから、dB/Wという単位で表しましたが、最近は距離や入力は測定条件ということでdBのみで表されるようです。
このため、入力に対する出力の大きさと考えると「能率」ということになります。
音の大きさ(デシベル)は、人の聴覚に合わせた単位になっています。このため、入力との関係は、入力2倍で+3dB、入力10倍で+10dBになります。
近年の半導体のアンプは大変大きな出力を持っていますので、スピーカーの能率が低くとも、アンプ側のパワーでカバーできますのであまり気にしなくてもいいと思います。ボリュームを少しあげればいいということです。
但し、真空管式のアンプなどで出力の少ないものは、スピーカーの能率が悪いとアンプの余裕がなく歪が起こりますので、気になるところなんです。
逆に、ニアフィールドで聞く時は能率が低くてもいいかも。
能率は、直接音質に関係しませんが、開発の背景に影響することがあります。たとえば、もともとPA用に作られたスピーカーは、能率が高く、上下は伸びないがメリハリはある、とか。
No.3
- 回答日時:
簡単に言うと音質には関係の無い数字です。
同じワット数を入れたときの音の大きさを表す単位です。
10dB違うと同じ音の大きさをだすのに10倍のワット数が必要になります。
ただし,普通の家庭で使うのであれば,あまり気にしなくても良いと思います。
コンサートなどでPAシステムを考える上では重要ですが,家庭ではそんなに大音量で鳴らさない(周囲の環境で鳴らせない?)と思います。
その音量域ではアンプのほうに十分余裕がありますので,能率の悪いスピーカでの十分な音量はでると思います。
例外は,ポータブルのipodなので直接アンプ無しでつなぐタイプのスピーカで,これは携帯機器側はヘッドホンを鳴らすパワーしかありませんので,能率の高いスピーカを選ぶべきです。
No.2
- 回答日時:
自称オーディオマニアです。
簡単に言うと、「能率」「出力音圧」とも同じ物で、単位はdB(デシベル)です。
dBはそのスピーカーの性能と説明しましたが、数字の大きいほど高性能です。
最近のスピーカーには80dB台が数多く販売されていますが、このように低能率=低性能スピーカーには何百Wも出力のあるアンプしか十分な音が出ません。
dBは3dB違うとスピーカーの出す音量が2倍違います。能率90dBのスピーカーは93dBのスピーカーに較べて同じワット(W)数を入れても半分の音量しか出ません。
と云う事は、同じW数をいれると93dBのスピーカーは90dBのスピーカーの2倍の音量が出ます。
6dB違うと4倍(2×2)、9dB違うと8倍(2×2×2)の音量差となります。
〔※ここで科学的に述べますと、dBと云う単位はデシリットルなどと同じ1d=1/10の単位を表し、Bは「グラハム・ベル」のベルを合わせた単位です。
dB単位は0dB=1倍から始まる等差数列ですが、対応する倍数は等比数列と云うややこしい事になっています。 これはy(dB)=20log×10X(倍)で表されるからです。〕
名機と云われる能率105dBの『アルティックA-5』と90dBの最新の『B&W-800D』を較べたら、能率の差は15dBですから、32倍(2×2×2×2×2)となります。
B&Wで100W必要な音量でもA-5では僅か3Wあれば同じ音量で鳴る事がお解りでしょう。
仮に最大出力80+80WのアンプではB&Wでは「100W時で出ていた音が無くなっていた!」等と云う事も多々あります。
代わりに「最大許容入力」100Wのスピーカーに最近の高出力アンプ(200とか500W)のアンプを繋げた場合、スピーカーが全損する事もあります。
しかし200Wアンプでも一般家庭(専用オーディオルームを含む)で200Wをフルに発揮する事は音量的に不可能で、精々最大10W以下でしょうから尚更高出力アンプは不要です。
ヤマハのNS1000は90dBですが、スピーカーから1mの距離に耳をあて、10Wの出力を与えると普通の人の鼓膜が損傷するほど爆音(大音量)が出ます。・・・実験しないで下さい!私は責任を負いません。
以前「スピーカーの音圧とは?」の質問にNO2.としてお答えしていますので、ご参照下さい。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2783414.html
No.1
- 回答日時:
スピーカーの能率とは、昔は「出力音圧レベル」と呼ばれていましたが、1ワットの入力信号で、1メートルの距離で得られる音圧のことを言い、単位はデシベル(dB)です。
簡単言えば、能率の高いスピーカーほど、出力の小さいアンプでも大音量が出せるということです。
一般に、密閉型のキャビネットのスピーカーシステムは能率が低く、バスレフ型は能率が高く、バックロードホーン型はさらに高いと言われていますが、このタイプは周波数特性にかなりクセがあり、ロック音楽などを大音量で鳴らすには向いているが、クラシック音楽をじっくり聴くには不向きとされています。
参考URL:http://home.s00.itscom.net/large/ELEC/sp-vol/ind …
この回答へのお礼
お礼日時:2007/10/14 15:05
お礼が遅れて申し訳ありません。ご回答ありがとうございます。
能率って音量の事だったんですね…あまり大音量では聞かないので、関係ない話でした…
音質には関係ないとの事なので、安心?しました。
URL参考になりました。ありがとうございました。
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