
ベーシストをはじめとするプレイヤーの方々にお聞きしたいのですが、
ピックを用いてベースを弾く際に、ピックが弦に垂直に当たっていないためか、こすれるような音が混じってしまいます。
色々ためしてみたのですが、
「ピックを少し斜めに持つ」
「ベースのヘッドを下げる」
等でしか解決できず、どちらも少し弾き辛くなってしまいます。
この2つのどちらかで良いのでしょうか?
それとも他に解決方法があるのでしょうか?
ご指導よろしくお願いします。
・もし、「ここんとこはどうやってんの?」みたいな情報が必要であれば、なんなりとお申し付けください。
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
どのくらい擦れているのかはわかりませんが、ピックで弾く場合は擦れる音は確実に入ると思います。
どういう音が好みかはわかりませんが、
ピックを変えてみたりするのはどうでしょう?
ピックによってかなり音違いますよ。
No.3
- 回答日時:
No.1ですが、他の方の回答にチャチャ入れるような投稿は、本来してはいけないこととは思いますが、少なくとも今回の質問に対しては、ちょっと…と思いますので…
手首のスナップを使ったピッキングということ自体は、ベースでもある程度は共通部分がありますが、No.2の方の説明されている方法は、基本的にはギター用の弾き方で、エレキベースでは同じようにはできません。いや、してもいいんですが、その弾き方ではピック弾きエレキベース本来の音は出ません。
ギターでは、手首を浮かせ、手首は柔らかく保ち、手首の回転スナップを活用したピッキングはよく使われますが、ベースでは手首の位置をどう固定するかが大事になります。理由は簡単で、そうしないとギターより遙かに張力の高いベース弦にピックが跳ね返され、弦に十分な力が伝えられないからです。手首をボディーから完全に浮かせてスナップで弾けるのは、ギター弦の張力程度だからできる話です。
もちろん、手首にガチガチに力が入っていては、ピックを自由に動かせませんからこれはダメです。また、確かにベースでも、肘の開閉を使った弾き方はダメです。弦の張力が強いので、初心者の時はついやってしまいがちですが、手首に力を入れて肘だけで弾く形では、スムーズなピッキングができませんし、第一腕力が持ちません。
しかし、ピッキングの時に弦の張力に負けて手首の位置がフラフラしない程度には、ボディー上で手首の位置をしっかりキメることは絶対に大切です。そのためには、無理に力まない程度ではありますが、積極的に手首を固定することを心がけねばならず、ましてや「スナップを活かして手首を振る動き」などはもってのほかです。
もちろん、そのために『ギター式ピッキング』に比べればピッキングはしにくくなります。しかし、高張力の弦にしっかりと対抗して、力を十分に弦に伝えられないことには、『真のピックベースの音』が出せないのですから、ここが修練のしどころで、手首をしっかり(でもガチガチではない)キメた状態でピッキングニュアンスが出せるよう訓練するのが、『ギター式ピッキング』との大きな違いです。
手首位置のキメ方は、私の場合はボディ面に右手の中指・薬指・小指を「足のように立てて」固定していますが、右手を親指・人差し指以外はグーに握って、握りこぶしの小指の腹をボディに密着させる方も居ますし、手首の付け根付近をブリッジやピックアップの上辺にうまく密着させて弾かれる方も居ます。この方法は、どれも一長一短ありますので、自分に一番合った方法を使われれば良いと思います。
ただ、そうやって手首の動きに制動をかけざるを得ませんから、ピックの先が上を向いたり下を向いたりするような手首の回転はできません。よって、結果的に、「ピッキング動作の最中に始終ボディに対して垂直になっているよう」な、ギター屋さんにとっては「動きに無理があると思われ」るようなピッキングスタイルになります。でも、ベースではそのスタイルが正解です。
ピッキングそのものについても、「弦の反発をいなすようにピックを扱う」やり方では、高張力弦にはとてもじゃないけど力は伝わりません。力んで無理矢理に弾くのはダメですが、ある程度は「ピックで弦を弾き飛ばそうとがんばる」に近い弾き方は必要です。ただ、「弾き飛ばす」というイメージでは、「ピックを弦に当てる『打撃』で弾く」かのようなニュアンスですが、そうではなく「弦をある程度の距離はピックで引っ張ってたら放つ」というニュアンスになります。
これも、弦に対する力のかけ方が弱くて良い(ある程度「打撃感覚」でも音が出る)ギターとは、ベースが抜本的に違う部分ですね。
何より、ピックの先端が上を向いたり下を向いたりという弾き方では、ベースの弦が相手の場合、ピックを引っかけ上げたり引っかけ下げたりという動作になりやすく、弦が正しくボディと平行に振動しなくなります。
弦がボディに対して斜めに振動すると、基音振動が十分にピックアップに伝わらず、高次倍音ばかり耳に付くペンペンした音になってしまいます。
もちろん、奏法によって多少のピックの傾きは発生せざるを得ませんが、あくまでも理想は、ピックで弦を正しくボディと平行に弾ききることであり、そのためにも基本形は「ピックは常時ボディ面に垂直に立てる」ということが重要です。
また、ピックを意識的にしならせるようにすると、それこそ質問者の方が苦労されている「こすれた音」の温床になるだけです。もちろん物理的に必ずピックはしなりますが、ピック固有のしなり以上に、ピックに無駄な動きを付け加える必要はありません。
とにかく、ベースを今まで私の言うところの「ギター屋さんの弾き方」で弾きますと、今までに述べた種々の理由により、「全体的に音が堅く、特にアタックはパキパキした」ベース音になります。
ところが、特にギター屋さん上がりの人でベースも弾く人の多くは、そのようなパキパキした音がピックベースの音だと思っておられます。
これは嘆かわしい誤解で、たしかにピックベースはアタックこそ指弾きより堅いですが、本来のピックベース音の醍醐味というのは、アタックではなく「指弾きやスラップでは不可能な、高速に立ち上がる重低音」にあるのです。スネアと全く同じタイミングで立ち上がる重低音は、ピックでしか出せません。
そのためには、ある程度は十分に弦に対するピックの深さを保ち、正しい方向に十分な力を伝えてから弦を放たなければなりません。ピックを寝かせてしならせた弾き方では、弦の上っ面を舐めるだけで、重低音が出ないのです。そんな音はピックベースの音ではありません。
質問者の方には申し訳なくも、ごちゃごちゃと書いてしまいましたが、質問者の方は、今ちょうどピッキングの勉強の重要地点にさしかかっているところとお見受けしましたので、ここで間違って「ギター式ピッキング」で覚えてしまうと余りにも遠回りになるかと老婆心を起こし、出しゃばってしまいました。どうもすいませんでした。
是非とも、本来の「ピックならではの高速重低音」を手に入れられるよう、お祈り申し上げます。
再々の回答痛み入ります^^
このような初心者にお時間割いていただいて申し訳ありません。
ご助言いただいたことを何度も反芻し、精進いたします!
ありがとうございました^^

No.2
- 回答日時:
フラットピッキング時に、ピックと弦がこすれるような音が混じることについては、原因として弦とピックの面に角度がついているために、ピックの縁がこすれているためだと考えられます。
こうした弾き方を"こすり弾き"などといいます。ピックの面と弦との間の角度を解消するためにピックを斜めに持つ、ベースのヘッドを下げて弦の角度を変え、ピックの面と弦との角度を解消する、いずれの対策からもピックの面と弦との間に角度がついていることが推測されます。質問文を読む限りでは、全体的にピッキングの仕方を見直してみるのが良いように思います。
ピッキングの際の注意点ですが、まず基本として手首のスナップをピッキングの動作に活かすことに気をつけるのが良いでしょう。スナップを活かした動きについては、扇子で自分を扇ぐときの手首の動きを参考にするのが良いでしょう。なお、スナップを活かした動きを取り入れるとしたら、手首はなるべく柔らかく使うようにするのが妥当です。もしピックを保持するために力を込め、手首がガチガチにロックしてしまうような状態だったりすれば、ピックのコントロールは利かせ難くなるでしょう。手首をやわらかく使うことは、ピッキングのしやすさにも影響しますし、またピッキングニュアンスなどと呼ばれるような音作りをする上でもピックをコントロールしやすくなり、さまざまな面で有利になります。
また、ピックの動きについてもよく観察してみるのが良いでしょう。ピックについては、ピッキング動作の最中に始終ボディに対して垂直になっているようでは動きに無理があると思われます。ピックの運びについては、ダウンピッキングにおいて、ピッキング前にはピックの先が上に、弦に接する時点ではピックの先がボディに対して立つような角度に、ピッキング後にはピックの先が下に向くような具合、アップピッキング時は逆にピッキング前にはピックの先が下、ピッキング後にはピックの先が上を向くような具合に、ピックを腕を軸として旋回させるような動きを意識すると良いと思います。なお、スナップを活かした動きでピッキングを行えば、自然とそうした形になるはずです。
ピックを振る動きについては、肘の開閉などで生むことはお勧めできません。特に、肘の開閉にピッキングの動きを頼るようだと、ピックを保持するために力を込め、手首が固定されるような状態になり、ピックの扱いは不自由になることが多いでしょう。ピックを振る動きは、スナップを活かして手首を振る動きを中心にするのがお勧めです。
ピックが弦から抵抗を受けるときの対処については、ピックで弦を弾き飛ばそうとがんばるのではなく、弦の反発をいなすようにピックを扱うのが良いでしょう。ピックの先をしならせるように扱ったり、しなりが期待できない材質・厚さのピックを使っている場合は指先でピックを弦に押される形にして弦がピックからこぼれるように扱うなど、ピックをやわらかく扱うと、抵抗も受けにくくなるはずです。また、そうしたコントロールはピッキングニュアンスを作る上でも活かせるでしょう。ピックについては、力み過ぎずにやわらかくコントロールすることを意識して保持することをお勧めします。
なお、ピッキングにおいて、音が出る瞬間は、ピックと弦がぶつかる瞬間ではなく、ピックが弦を離れて弦が振動を始める瞬間であることを意識するとよりよいでしょう。
まず、基本としてこのあたりに注意してピッキングスタイルを見直してみることをお勧めします。このあたりに注意してみると、ピックに角度をつけて扱ったときにも、だいぶやりやすくなると思います。
あと、ピックに角度をつけたときに、動きが不自由に感じられるとしたら、手首を置く位置を見直してみることも対策のひとつとしてお勧めします。ピッキング位置を少し調整することで、やりやすさも変わってくるでしょう。あるいは、ベースを提げる位置・高さを見直し、弦と手の位置関係を再構築してみるのも一つの手です。なお、ブリッジに手首をつけることで手首の位置の安定を取っているとしたら、別の策としてエルボーカットがあるあたり(ボディエンドの上側)に腕を押し付けてそこを支点にすることにより、手首の位置を安定させる方法を検討することもお勧めします。
ピックと弦の角度を解消する意味で、弦を傾けるためにヘッドを下げる事については、押弦側のフィンガリングを不自由にすることが多いため、お勧めできません。もし、弦の角度を変えて対処したいのであれば、ヘッドを下げてベースの位置を全体的に低くするのではなく、逆にストラップを短くしてボディを上に引き上げることのほうが、見た目上はあまりスマートには見えないかもしれませんが、合理的な対処になると思います。
参考になれば。乱文失礼しました。
回答ありがとうございます。
ベース特有のボディの低さが少しやりづらくなっているかもしれないですよね。そのあたりも含め、試行錯誤がんばってみます^^
丁寧にありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
ピックベース専門のアマチュアですが・・・
ちょっと、「ベースのヘッドを下げる」という意味が、いまひとつわかりません。
もしかして、ピックの平面を弦に均等に当てるためだとしたら、意味としては正解ですが、そのためにいちいちヘッド下げる=ベースを保持する角度を変える…という意味なら、まぁ私としては、右手のピッキングに問題があると思います。別にベースの角度を変えなくても、右手のピッキングの仕方、特に右手の支え方を工夫すれば、ベースがどんな角度でもピックを弦に均等に当てられますので。
確かに、できるようになるまでは、弾きづらくちょっと難しいですが、どの弦でもピックを弦に均等に当てるような右手のポジションの取り方・使い方は可能です。これは弾きづらくても反復訓練で慣れるしか有りませんが…
ピックを少し斜めに持つというのは、ピックを弦に対して寝かせるという意味か、ピックのとがった方をボディに正対させず、少しネック側(またはブリッジ側)に向けるという意味か、どちらかがよくわかりませんが…
後者の、先端をネックorブリッジ側に向ける意味の方なら、一応は「お好み」ではありますが、弦を弾く時にピックがねじれ気味になって、弦を弾き上げ(または弾き下げ)の動きが出ると、音も濁るし弦リリースの瞬間に弦をこすってしまうということがあるかと思います。
ピックがねじれ気味にならないように弾ききることが必要です。
前者の、ピックを弦に対して寝かせるというのは…これは多くの人、特にギター上がりの人は「あたりまえの奏法」と言い、教則本ですら「ピックに角度を付ける」と堂々と書いてあったりしますが、私は大反対です。
ピックを寝かせずボディに対する角度を垂直にし、かつ弦には横から垂直方向にしっかり弾ききらないと、ピックならではの「芯の音」は出ません。まぁ、早いオルタネートとか、演奏表現として曲中の一部の音のアタックを意図的に軽くしたいなんて時は、そんなこと言ってられませんが、理想としてはそんな場合でも「ボディに垂直、弦に垂直」を目指すべきだと、私は思います。
とにかく、右手をあるポジションに置いた時、そのポジションでどの弦を弾く場合にもピックを「ピック角度はボディに垂直、ピック面を弦に完全平行」に保持できるよう、いろいろ工夫してみて下さい。
最初は、右手にいろいろ無理がかかった感じがして弾きにくいですが、これは反復して鍛えて慣れるしかないですね。
これができるようになったら、右手のポジションを変更しなくても(右手の支え位置をずらすことなく)ピッキングポイントをネック~ブリッジ方向に3~4センチは自由に前後できるようになります。この自由な前後移動ができるようになると、曲中のベース音のバリエーションが広がって、演奏表現上、なかなか結構な武器になりますよ。
最初は少し右手がツルかもしれませんが(^^ゞ、がんばって下さい。
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