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53.8/12:5.1/1:41.1/16=7:8:4という計算はどのように行えばいいのでしょうか。単純に割り算すると9:10:5というようになってしまいます。しかし模範解答には上のような答えになっています。

上のものは化学の元素分析の計算何のですが、何かテクニックと言うか良い方法はないでしょうか。


教えてください。

A 回答 (4件)

組成式を求める方法は


(1)各元素の質量を物質量に直す。
(2)物質量の比から簡単な整数比を求める
です。
(1)が求まれば(2)は数学の問題になってしまいます。
でもここで引っかかってしまうようです。

簡単な整数の比というのがどの程度の数字なのかがハッキリしていません。ここに出ているような問題では10程度以下の数字となっているようです。でも私は5程度以下の数字であって欲しいと思っています。
手計算でやるということと測定の精度との両方でそう思います。

整数比を見つける手順は次のようになると思います。
(1’)物質量の一番小さい元素Aの物質量を1として比を取る。
(2’)Aの数字が1で比が見つけにくければAの数字を2,3,4と  変えてみる。
これで必ずできます。

本当は基準は何であってもかまいません。比が見つけやすいかどうかだけです。一番小さい数字で割ればすべての数字が1以上になります。1以下の数字が出てくるよりは比が見つけやすいです。(2’)は一番小さい数字を1としたときに有効です。
注意点は整数に直すときの四捨五入についてです。
質問にある7:8:4か、9:10:5かを例にとります。

#1で
>真ん中を基準にすると 0.878:1:0.50 → 9:10:5
>右を基準にすると 1.75:1.99:1 → 7:8:4

基準の取り方が良くないのではなくて
0.878:1≒0.9:1=9:10
とするのは四捨五入が荒すぎるのです。

7/8=0.875
9/10=0.9
です。0.878≒0.9とするのが荒いというのが良くわかるはずです。

#3では48の掛け算、5.1での割り算をやって結果を4桁で出しています。試験場での限られた時間内に手計算でできる方法が欲しいですね。もともとの問題がそういうことにも配慮してしてあればいいのですが。出題者は電卓を使っていて生徒は手計算でというのは困ります。出題者は手計算で実際にやってみて時間を計っておくべきでしょう。

割り算が結構面倒です。整数比に直すのですから1にする必要もありません。#3で最小公倍数の48を掛けているというのは割り算を避けて掛け算で処理するということです。でも数字が大きくなりすぎています。5.1で割ったのはそれを再び小さくしようという考えです。5.1で割る必然性はありません。計算が面倒なだけです。
53.8/12:5.1/1:41.1/16≒71.7:81.6:41.1 ← 16を掛ける
これでも7:8:4は出ています。計算量は半分以下です。
でも注意が必要です。
この比を7.2:8.2:4.1とすると後ろは2:1となるのですが前が8:9になってしまいます。そうすると16:18:9という比が出てきてしまいます。7:8と四捨五入で考えるよりは丁寧にやったように思っていますので混乱します。10を超えた数字が出てくることは無いと思うのですが試験場でこういう数字が出てくるとパニックでしょう。
8/7=1.143
9/8=1.125
10/9=1.111
この3つの比を区別するためには1%の精度で計算する必要があることになります。
71.7:81.6=7:8としてよいというのは偶然です。やはりここでは比を取って確かめる必要があります。
81.6/71.7=1.138
で8/7としていいという確認が取れることになります。

精度のことを書きます。上で書きましたが8/7,9/8,10/9の差はわずかです。この違いをハッキリさせるだけの精度があるのかという疑問があります。5.1の精度が一番悪いです。1%の精度はありません。0.1変われば比はがらっと変わります。5.0としてみてください。連動して酸素の方は41.2になります。
53.8/12:5.0/1:41.2/16=71.7:80.0:41.2
80.0/71.7=1.115ですから10/9に近くなります。
ということは本来7:8か9:10を決めるだけの精度を持っていないということです。5程度以下の数字が得られる場合であればもう少しあいまいさが減少します。
C7H8O4とC9H10O5では156,198と式量にかなりの差があります。分子量はこの値の整数倍ですから分子量の測定で区別ができます。荒い測定でもかまいません。2桁あれば充分です。

こういう計算で得られた組成式、分子式に対応する物質についてです。やはり高校で出てくるような物質を念頭に置いて欲しいです。そうでなければ単なる計算のための問題になります。化学ではありません。
私にはC7H8O4という物質が何か、思い当たりません。ましてやC14H16O8なんてまったくわかりません。
C7H8はC6H5CH3と考えればトルエンです。これに酸素を4つくっつけた物質は何でしょう。あるかもしれませんが特殊なものではないかなと思います。-CH3の部分がーCH2OHになり、後フェノール性の水酸基が3つというのも考えられますが・・・。
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>53.8/12:5.1/1:41.1/16


分母の12は炭素C,1は水素H、16は酸素Oの原子量のようですね。
さておき、どうしたら、この(分子の原子数比の)整数比が得られるか?

ます分母の最小公倍数の16*3=48を各項に掛けて、最小原子量の項の5.1で割ってやります。そうすると原子数の整数比になります。実際は誤差が入りますので誤差分を考えて少数以下を四捨五入してやります。後は共通因数で割ってやるだけです。以下この方針で計算すると

53.8/12:5.1/1:41.1/16≒215.2:244.8:123.3 ←48を掛ける
=42.20:48.00:24.18 ←5.1で割る
≒42:48:24 ←小数以下四捨五入
=7:8:4 ←各項の最大公約数の6で割る

ちゃんと答通りの結果が出てきましたね。
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分子量がわかっていれば、それも参考にしたらいいと思います。


例えば、分子量が156だったとします。
H:O=5.1:41.1/16
16倍して H:=81.6:41.1
これは明らかに2:1だと分ると思います。
炭素の数をx個、酸素をy個とすると、12x+2×y+16y=156
12x+18y=156 6で割って、2x+3y=26 となります。
ここからしらみつぶしに行きます。
明らかにyは偶数なので、y=2,4,6・・・として順に代入していきます。
y=2のときx=10 これはおかしいですね、炭素:酸素=5:1になってしまいます。
y=4のときx=7 保留
y=6のときx=4 これは明らかにおかしいですね、炭素が4で酸素が6なんて
これ以降は酸素が増えるだけなので計算しなくてもいいです。

以上からx=7、y=4が正しそうです。
したがって、53.8/12:5.1/1:41.1/16=7:8:4

こんな感じで明らかに比がわかりそうなところ(この問題では酸素と水素)から比を出して方程式を作るなんて手もありかと思います。
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どの項を基準にするかで変わります。



真ん中を基準にすると
0.878:1:0.50 → 9:10:5

右を基準にすると
1.75:1.99:1 → 7:8:4

見ただけで下のほうが丸め誤差が少ないことが判りますね。
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