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カフェインの抽出・単離の操作の中で、茶葉を煮沸して得たろ液にその2%の量の炭酸ナトリウムを加えたのですが、これはどういった目的で加えているか、どなたかご存知ありませんか?

A 回答 (2件)

カフェインは水に可溶の塩基性物質ですが、炭酸ナトリウムほど水溶性が高いわけでは


ないため、ある程度pHを高くすると、水に溶けていられなくなります。
そのため、炭酸ナトリウム水溶液を添加すると、カフェインを水溶液から析出させることが
できます。
(水溶液中ではカフェイン分子内の窒素が水素結合することで溶解するのに対し、pHが
 高くなると水酸化物イオン(OH^-)との競争に負けて、水素結合ができなくなります。
 逆にpHが低くなると窒素に水素イオンが結合して正電荷を持つ(N^+)ことで水分子との
 電気的相互作用が大きくなるため、水溶性が上がります)

*doc_sundayさんの回答、後半の「アルカリ性にして抽出」は「アルカリ性にして析出」の
 間違いではないかと思います。


下記PDFファイルの2頁目からの「2.単離方法の概略」の辺りに、カフェインの抽出について
ある程度くわしい説明が出ていますので、参考までに:
http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/infor/openlab/ …
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この回答へのお礼

参考HP拝見いたしました。カフェイン抽出・単離について詳しく載っていてわかりやすかったです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/18 23:46

カフェインは添付サイトの記述の如く「アルカロイド(アルカリみたいな有機物、専ら植物起源の薬物)」なので、アルカリ性にして抽出するのが常道のようです。



参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%95% …
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この回答へのお礼

参考HP拝見いたしました。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/18 23:41

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