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聖書自体がいくつかの短編集を無理やり集めて
本にしたものだと聞いているのですが、
キリスト教で地獄の概念がもともとなく、
ゴミ焼却場の言葉から
中世に入って作られていったというのは、
本当でしょうか?

ルシファーという天使も架空のもので、
キリスト教が成立してから数百年後に
作られたというのは、本当でしょうか?

天の概念も見渡せる範囲よりさらに上の世界という
解釈が本来のもので、仏教のように宗教的な意味合いは
なかったというのは、本当でしょうか?

A 回答 (4件)

No.1です。



>ゴミ焼却場の言葉から

オウム型ポア思想に似ていると思います。
自分達の逆らうものは穢れた存在を浄化して再生させるために殺す という考え。

炎って穢れを清めるという意味もあるんですよね。
日本の火の概念も穢れを清めるという概念を持ち、火の輪くぐりとか火を上を歩くという修行?がありますから。


ただし、キリスト教の地獄の概念は中世じゃなくもっと古いと思います。

英語では地獄のことをhellといいますが、これは女神ヘルからきたんじゃないかと。
もともとは再生のための墓・穴みたいな概念。

ドイツ語ではホーレでしょうか。
アヴェ・マリアの歌はラテン語ですが、そこにもhoraとして登場する。

日本だとイザナミでしょうか。

知ることはできない未知のものですから、人々がヘルを畏怖する対象にするのはわかるのですが、恐ろしいところとなったのはゾロアスター教の影響があったからだと思います。



ルシファーはラテン語の光を帯びたものを指していると思え、また夜明けの明星とも言われており、冬至の後太陽が復活するイメージがあり、イエスもそれにちなんで夜明の明星とたとえられている。

イエスの死と再生の場にマリアが必ずいましたが、どうしてそういう話になったのかわかる人は少ないかもしれません。
ヘルの元の意味やヨナ物語などを知っていれば理解できる。



ルシファーはその名前は聖書には登場しないです。
堕天使ルシファーがシャヘルが元だと気づけないものは、堕ちたという意味が理解できず、悪いことをしたから罰せられたとしかルシファーのこと思えない。
何故堕ちたとなったのか知れば、悪者ルシファーじゃないとわかる。

例えば、、、
http://72.14.235.104/search?q=cache:yoA4x1oeEkUJ …
なんか経緯を知る上で参考になると思います。



キリスト教が仏教のようなものは持っているかというと、トマスの福音書は悟りについて書かれています。
悟りを得たことでイエスと同質になったと書かれています。

が、キリスト教は神と人間は違うとしていますので、トマスの福音書を否定し、燃やすように命じたので、この世から2千年ほど前に消えたはずなんですが、近年エジプトから出土しています。
それで仏教に似たキリスト教が古代にあったと現代の人は確認することが可能になったわけです。


ペトロがイエスから鍵をもらったというエピソード。
実はこれも他の話を、イエスとペトロのエピソードとしてに取り込んだもの。



このように元の話が異教や別の神話にあるじゃないかという指摘がされたキリスト教側は、それを悪魔の仕業だとしたんです。
どういうことかというと、イエスが誕生して行うことを、悪魔が前もってやって、後の人々に「イエスより前の人が既にやっていた。それをイエスがやったことだとキリスト教は捏造したんだ。 ズルイ」と思わせ、キリスト教への信頼を失墜させようと悪魔がやった と。


かなり苦しまぎれの言い訳だと思ったのですが、一度言ってしまった以上「実は どうしてなのかわかりません」と言えず、そのまま頑固さを貫いてしまったようです。
教会がコロコロ主張を変えてしまっては、権威が失墜すると思ったのでしょうか。
教会の言うことは常に正しいとするために、失言?をどうすれば間違えていない・正しかったことだと証明できるか。

一番は悪魔の存在を立証すればいいわけです。
エクソシスト。
バチカンはエクソシストを組織し研究に励んでいます。
あっちで悪魔の仕業かという噂がたてば、そっちに飛び調べ、こっちで悪魔出現かとされるとそっちに飛び調査している集団。
バチカンの超エリートなわけです。

超エリートなのですから、わかりそうなものなのですが、、、、
やっぱり誰もしたことの無い神 あるいは悪魔の存在を証明することに一生を捧げたくなるんでしょうか。
もし証明できれば、人類史上初めての快挙でノーベル賞間違いないです。
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>キリスト教で地獄の概念がもともとなく


キリスト教の前身ともいえるユダヤ教では、地獄の概念はあまり重視されてないと思います。
重視されるようになったのはキリスト教以後だと思いますね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …

>ゴミ焼却場の言葉から
ゲヘナ、です。ユダヤ教時代から、概念的には存在していたようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%98% …

>ルシファーという天使も架空のもので
イザヤ書という旧約聖書の文書から、神学者たちが誤読か意図的にかは分かりませんが、
作り出したというのは間違いないようです。
イザヤ書14章12節で「黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。」という一節があり、
これはもともとバビロン捕囚で有名なバビロニアの王への嘲笑と呪いの句なのですが、「黎明の子」という言葉を
今までに知られていない天使と解釈したのがルシファーの起こりだそうです。
「黎明の子」はラテン語で「Lucifer」です。ユダヤ教には存在しない、キリスト教オリジナルの天使と考えて間違いないでしょう。
http://garyo.or.tv/kaibo/Lucifer.htm

>天の概念も見渡せる範囲よりさらに上の世界~
これについてはよく分かりませんが、地獄がないなら天国もあまり重視されていなかったのではないでしょうか。
ユダヤ教の「神の国」(理想郷)というのは、この地上そのものに実現されると考えられていたと記憶してます。
ユダヤ教においては「天」もヤハウェの被造物であり、「天」そのものを拝むということはないように思えます
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ルシファーは、比較的新しい概念のようです。


元になったのは、ゾロアスター教の「アンラ・マンユ」(アフリマン)ではないかと思われます。
中世ヨーロッパで、「悪魔学」が発展してきた中で、生まれてきた概念のようです。
それ以前は、「サタン」とか「サタナエル」などが一般的だったようです。
(中世最大のキリスト教の異端とされるボゴミール派では、「キリスト」と対立する存在を「サタナエル」とし、現世をキリスト勢力とサタナエル勢力との対決の場としています)

「地獄」という考え方が生まれてくるのも、ローマ帝国末期のようです。
そもそもキリスト教が確立するのが、ローマ帝国末期(ミラノ勅令311年~ニケーア信条381年)ですから、キリスト教の成立から350年程度たっています。
聖書も、このころ編纂されたものです。
当然、使徒パウロやヨハネなどを知っている人は皆無ですから、それぞれの逸話などを集めて聖書は編集されています。
地獄や天国の概念がキリスト教に入るのもころころで、聖書外典である「エクノ書」や「パウロの黙示録」、現在聖典に含まれる「ヨハネの黙示録」などができたのもローマ帝国末期のようです。
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>聖書自体がいくつかの短編集を無理やり集めて


>本にしたものだと聞いているのですが、

洪水伝説などが有名ですよね。

ルシファーはバビロン神話に登場するシャヘルが元じゃないかと。
イザヤ書ではシャヘルのことを同情的に描いている。

エル(ヤハウエイ)はやはりバビロン神話からきておりバアル信仰を模倣したと思えます。
ちなみにバアルはキリスト教では悪魔ですが。


ルシファーが堕天使となったのは、いつ頃からでしょうね。
シャヘルは母アシュラと性交しようとして、落とされたって話ですが、解釈を変えれば神の花婿として聖なる婚礼のため穴に入ったとも取れる。

この穴に入って復活するというのは、ユダヤ教でもキリスト教でもなぞらえていて、日本でも修行者は穴に入って修行するって考えられていますよね。


天の概念はそんなに古くないようで、地があるからにはそれ以外の場所があるんじゃないかと考えられ、天の概念ができだしたようです。

イエスが天の国といった意味は、宗教団体の幹部のことだと思います。
ある教団はエルサレム神殿と同じような拠点を砂漠につくっていて、そこでは階級制度が厳格で、上層の幹部たちは天使の名を襲名していたようです。
恐らくアブラハムもエリアもそこにいたでしょう。

ステファノが裁判の時に塔の上の神の右に立っているイエスを目撃したとありますが、イエスの昇天とは幹部になったという意味で、下界というか庶民の場にはもう出てこず、宗教裁判など重要な場所にしか現れなくなったということだと思えます。
そして律法を否定したステファノは裁判にかけられ、それを塔の上からイエスが他の幹部と見下ろしていた。

ステファノは死刑になった つまり 集団から永久追放された。
従って本当に死刑になったわけじゃなく、集団から永久に追放され信仰を失ってしまった。
といっても律法を否定した時点でもう信仰心は無いことになるので、そうなるともう信仰心を失ったのに宗教集団に属しているのは意味の無いことで、彼は裁判の天国に入る(幹部クラスになる)こともなく、地獄に行ったわけでもなく、どこいったんでしょうね。
あの当時の社会の特徴からすると、集団から追放されるということは死も同然だと思えます。
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