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最近ギターを買ったんですが、ギターの管理について質問です。
まず、湿度についてなんですけど、部屋が床張りで、一応除湿機はあるんですけど、ギターを置いておく環境としてはどうですか?畳張りの部屋とくらべて、だいぶ違いがありますか?
それと、また湿度に関わるんですが、ギタースタンドとソフトケースがあるんですけど、弾き終わったあとに、長時間触らない場合、スタンドに立てておいたほうがいいのか、ソフトケースに入れておいたほうがいいのか、どうでしょうか。

A 回答 (4件)

基本的に、一般家庭では厳密な湿度管理は極めて難しいと思います。

多少ラフな管理になるのも致し方ないところかも知れません。
ギターを保管する環境についてですが、家庭の場合は人間が快適に過ごせる環境を整えてあれば特に問題になることはないでしょう。直射日光を当てないことや、エアコンやファンヒーターの風、ハロゲンヒーターの光、加湿器等の蒸気などを直接ギターに当てないようにすること、急激な温度変化による結露などに気をつければ、それほど心配することはないと思います。
湿度管理に関しては、ハードケースのように外環境と完全に切り離せるケースに収める場合には実効的だと思いますが、そうした環境がなければ自然に任せることになるでしょう。ギタースタンドに剥き身で立てかけておくのと、ソフトケースに収めて保管するのとでは、湿度管理の面では大して差はないと思います。この点に関しては、ギターの性格にもよりますが、塗装がある程度ギターを湿度変化から保護してくれることに期待して、あまり神経質になりすぎる必要はないかも知れません。
なお、ギターにとっては、過度の乾燥もひび割れを招きうるのであまり好ましくありません。冬場については日本では乾燥しやすい時期ですので、除湿・乾燥よりも加湿をして湿度を一定に保つことを考えるのが妥当でしょう。ハードケースを持っている場合は、ケース内に湿度を一定に保つ「湿度調整剤」を入れておくのがベターだと思います。

保管する期間と保管方法に関してですが、毎日引っ張り出して弾くのであれば、スタンドに剥き身で立てかけておくのでも問題ないでしょう。頻繁に弾くのであれば、すぐに手に取れるほうが便利です。
数日・数週間単位で長期保管する場合については、ソフトケースに入れて、可能ならスタンドに立てて置くので良いと思います。剥き身のままで置いておくと、埃などがたまることもありますし、くすみやサビなども進行しやすくなるかも知れません。経験上では、金属パーツのくすみなどは、ソフトケースに入れておくだけでもだいぶ進行を防げます。
なお、長期保管をする場合でも、定期的にギターを引っ張り出して、状態をチェックしておくのが望ましいでしょう。保管前に事前対策をしたとしても、その後状態がどう変化するかはわかりませんので、折を見てギターの状態を確認し、その都度望ましい状態を保つよう調整を加えるのが妥当です。事前対策したからと、長期間状態をチェックせずに放置するのはいただけません。

蛇足ながら、保管時に弦を緩めるべきかどうかは、定期的にギターの状態をみて適宜それに合わせるのが良いでしょう。エレキギターの場合、主流の.009-.042や.010-.046くらいまでのゲージであれば、チューニングを合わせた状態で張りっ放しにしても特に大きな問題はないと思います。こちらも経験上の話ですが、このクラスの弦を張ったギターについては、チューニングを合わせた状態で長期保管してもネックに悪影響が出ることはまずありません。また、これに関しては、保管中に定期的にネック反りの状況をチェックし、その状態に合わせて適宜調整を施すのが良いでしょう。反りが変化する気配があれば、反りを補正しておくのが妥当ですし、特にその傾向が顕著に出るようなことがあるのであれば、弦の張り具合をネックの変化に対応させて加減するのが良いでしょう。
なお、長期保管する場合でも、弦を外すことはお勧めできません。ギターの状態は、演奏が可能な状態でチェックするのが基本といえます。その状態の弦は、結構な力をギターに加えています(6本の弦の総計で約40kgf程度からそれ以上)。逆にいえば、その弦の力を受けた上で、演奏上支障のない状態を保つように調整することがギターの調整の基本になります。そのくらいの張力を受けるネックに関しては、弦の張りがまったくないときと比べると、順反り方向にそれなりに動きます。そのことを考えると、ネックに弦からの力が加わらない状態で長期間おいておくのは、ネックに変な癖が出る危険性なども考えられますので、お勧めできません。長期保管をする場合でも、弦は外したりせずに張っておくのが妥当でしょう。

参考まで。
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この回答へのお礼

除湿ではなく、加湿ですか!
確かに乾燥することも、ギターにはあまり良くないんでしょうね。
いろいろと参考になります。

お礼日時:2007/11/29 18:04

鉄筋のマンションだと、部屋の位置(北向き南向きや日当たりなど)でなんとも言えないんですが、木造建築の家なら、むしろ畳張りの部屋の方が湿度変化は少ないですよ。


でも、これからの時期、毎晩窓が結露でべったり…なんていう状況だと、板張り畳張りにかかわらず、あんまり壁際や窓際には置かない方が良いですねぇ。
基本的には、少なくとも冬の時期には、生活感のある…というか、人が動いて空気の流通のある部屋なら、スタンドに立てかけておいてもあんまり神経質にならなくても良いと思いますが、ケースに入れて納戸やクローゼットの類(つまり、空気流通の少ない狭スペース)に何週間もしまい込むなら、No.1の方の言われる様に湿度調整剤+ハードケースの組み合わせの方が無難でしょうね。

弦の扱いについては、皆さんはいろいろ書かれていますが、私は質問文ではどんなギターかさっぱりわからないので、何とも言えません。すいません。
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ケースに入れっぱなしは良くないです。



下記を参考に↓

http://www.h4.dion.ne.jp/~em-panda/g-016.htm
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スタンドやソフトケースでのギターの管理には除湿器より加湿器を用意したほうがよいです。


畳の部屋は温度湿度の影響を受けやすいので床張りのほうがいいでしょう。
あと温度・湿度計は必須です。

長時間触らない場合、全て、若しくは1、2、5、6弦を1音ずつ下げて、
湿度調整剤を入れたハードケースに入れたほうがよいです。
湿度調整剤は楽器屋に行くと数百円で売ってます。
ハードケースの方が外気に影響されにくい為です。
半年~数年単位で触らない時は、弦を全て外したほうがいいです。
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この回答へのお礼

温度、湿度計はたしかに便利かもしれませんね。

お礼日時:2007/11/29 18:08

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