
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
フェライトとは直接関係有りませんが
スイッチング電源のトランスを設計するときに重要なパラメータの一つです。
トランスのコア材の AL値×巻数^2 が巻線のインダクタンスとなります。
スイッチング電源トランスを設計する場合,コアボリューム(コアの実効体積:実際の体積ではない)に対し損失が少なく,巻線の抵抗損失が少なく,トータルの損失ができるだけ少なくなるように設計します。
同じコアサイズでギャップゼロ(磁路に隙間がない状態)のAL値がカタログ等に記載されていますが,スイッチング電源(特にフライバック式)を設計する場合磁路にギャップ(隙間)を設け,AL値を調整します。
尚,同じコアでもギャップゼロの場合は許容できる(コアが磁気飽和しない)NI値(巻数×電流)は小さくてもギャップを大きくす事でNI値も大きくとれます。
これら事を考慮してスイッチング電源のトランスを設計します。
詳しい説明は専門書を参照してください。又,コアメーカーに問い合わせると良いと思います。
もしスイッチング電源のトランスに関することで有れば,電源ICメーカーPower Integrationsのサイトに役立つ情報が有ると思います。
No.2
- 回答日時:
紹介したJIS C2560-1992 にもインダクタンス係数として載っていましたが,読みましたか?
ただし,N2(Nの2乗が正しい)と書いてあって知ってる人しかわからないかな?
こちらの5ページの「10.インダクタンス係数(Inductance factor) AL」には
「仕様形状の測定コイルを仕様位置に置いたときのインダクタンスを、巻数の2 乗で割った値。」
と書いてあって,わかりやすいかも.
http://www.hitachi-metals.co.jp/prod/prod13/pdf/ …
フェライトの勉強をしているということは,アプリケーションの知識を持った人が周囲にいるとゆうことでしょうか?
それだったら,唯一の電源教科書の第3部は磁気学になっていますから,借りて読んだらどうでしょうか?
http://www.amazon.co.jp/Fundamentals-Power-Elect …
また,磁性部品についてはこれがわかりやすいから,先輩に借りて読んだらどうでしょうか?
http://www.amazon.co.jp/Magnetic-Components-Powe …
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