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哲学のカテゴリでいいのか迷いますが、
リバタリアニズムとネオリベラリズムの共通点と相違点を教えてください。
混合しがちなのですが、明確にここは違うという点はどこなのでしょうか?
お手数をおかけしますが、ご回答をお待ちしています。

A 回答 (3件)

 ネオリベラリズムは、かなりリバアリアンの思想を受けていますが、リバタリアン思想にもかなり種類があるので一慨にはいえないでしょう。



 リバタリアニズムは基本的に政治哲学上の思想です。それは個人の所有・意志を基調とし、外的制度によってそれを保障する。そのため国家は基本的に個人のいかなる自由活動をも法律に違反しないかたちで阻害しない。平たく言えば、こういうことですね。

 これは市場原理主義とも呼ばれるネオリベラリズムと基本的に一致しますが、ネオリベの場合、ほとんど市場経済の競争の自由のことしか考慮していません。でもリバタリアニズムは政治的自由のことも含んでいるわけです。ネオリベは福祉国家の反動として生まれた思想で、コストカットの経済思想といってよいものです。リストラ、民営化・・・

 でもリバタリアニズムというのは、経済的自由の面でいえば、基本的に公正に自由に財産が保障され、また競争のなかに「誰でも!」入りこめるという前提があるのです。ところがネオリベラリズムは大資本による市場の席巻という結果を招いており、「構造的に」不自由が生じているわけです。ここがリバタリアニズムの理想がうまくいかない最大の理由であり、またコミュニタリアニズムが怒るところといってよいでしょう。
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補足です


参考urlを参照してください

「リバタリアニズム」はもともと神学用語みたいですね

参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Christian_libertari …
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それはさておき、この二つは確かによく似ていますが


私はリバタニアニズムは個人の意志が、
ネオリベラリズムは政府の経済政策が、その論点だと理解しています。
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