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雑誌とか見ると、いろいろな心理テストが載ってますよね。
あれはどうやってつくっているんでしょうか。
なにか資料とかあるんでしょうか。
参考になるような文献や、実際に作っている人の話などあれば、
聞かせてください。

A 回答 (2件)

私も専門家ではないので、詳しいことは分からないのですが、参考程度に大学の心理学の基礎という講義での教授から聞いた話を。



所謂、雑誌などに載っている心理テストの殆どは「星占い」や「血液型性格判断」などと同じで、科学的根拠や信頼性はあまり高くないそうです。
「心理テスト」というのは、被験者の環境や心理状態などの影響で結果が変ってしまう性質があります。
また、被験者が予めテスト内容を知っていると、意図的に自分の望む結果がでるように回答する事が出来てしまいます。
そうすると、医学的な「心理検査」をするときに影響してしまいます。
例えば、裁判なんかで「心神耗弱で無罪を要求」とよく言われますが、じゃあ「精神鑑定しましょう」という流れになって、被告が内容を知ってたら意図的に「心神耗弱」を装って無罪を勝ち取ることも出来てしまいますよね。
もちろん、刑事事件に限らず、一般の医療の現場でも「心理検査」は必要なので、そういった時に影響しないように、「問題」や「結果」は専門家など必要な人にしか入手出来ないようになっているそうです。

一般に出回ったいるモノは、科学的な根拠のあるちゃんとした「心理検査」用の問題を参考に、専門家が(医療や精神鑑定に影響ないように)アレンジしたり、素人がゲーム感覚で適当に作ったモノまで様々だそうです。
むしろ、後者の方が圧倒的に多く、TVに出てくるような専門家と称される人はフィクション作家みたいなモノだそうです。
というのも、「心理検査」の問題は一問つくるのに大量のサンプルと綿密な分析が必要なので相当な労力が必要となります。
その反面、一度「仕掛け」がバレるとその被験者に対しては使い物にならなくなってしまいます。
なので、問題作成者や検査する側は問題の流出を避けようとします。
よって、(アレンジ等加えたとしても類推できてしまうので)自ら作った問題を一般に流出させるような事はしないのが普通だそうです。
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雑誌等に載ってる心理テストというのはゲーム感覚が強いと言うか、ちょっと占いっぽい感じしますよね。

あれはあれでオモシロかったりするんですが大概いわゆる通俗心理学の範疇に入ると見なされているんじゃないかと思います。つまり学問的研究の一環として行われるものとは飽くまで別ものとして扱われているということです。
実は私も遠い過去にやってた仕事のなかで、似たようなものを作成していたことがあるんですが、そのときは一応、会社からプロの人に依頼して、資料を渡してもらい、それを元に、こちらで少々アレンジして仕上げていました。そのプロの人のペンネームだけ形式的に紹介していました。
雑誌にもよるでしょうが、監修者として氏名が載っていたり、簡単なプロフィールが紹介されていたりすることも多いようです。でも、これらの人が、どこまで学問的見地での心理学の専門家として関与しているかは、あやふやなようです。編集部のほうで適当にアレンジしていることは実際、多いんじゃないかと思います。
「心理学カテゴリー」で質問なさったほうが詳しい回答が来るかもしれません。
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