映画のエンドロール観る派?観ない派?

先日、サリー・アン課題をについて聞きました
しかし、あまり理解が出来ていないことに気づきました。
サリー・アン課題とはそれを行う事によって、どういうことが分かりそして、どのように活用されるのでしょうか?
お願いします。

A 回答 (1件)

「サリー・アン課題」は発達心理学を学ぶうえで必ずと言っていいほど


通るポイントですね。幼児期の子どもが体得する「心の理論」の例として
よく使われていますね。

サリーがボールをかごに入れて部屋を出ていったら、
その間にアンがかごから箱へボールを入れてしまいます。
サリーが戻ってきてボールを捜そうとしたら、
サリーは最初にどこを探しますか?

という課題を出されたとき、他人のこころを推し量ることができる人は、
サリー自身はかごの中にボールがあると信じていることが
わかりますから、「かご」と答えることができます。
他人は自分と違う考えや見解を持っている、ということが
わかるようになるのは、4~5歳くらいです。このように、
他人には他人の考えや信念があることがわかったり、
それを推し量ることができるようになるのが「心の理論」です。
この「心の理論」が体得されると、
「~のふり」「だまし」もできるようになります。

ところが、発達障害の子ども(自閉症、アスペルガーなど)には
「心の理論」の発達に遅れや障害があり、そのためにコミュニケーションが
うまくいかない問題が出てしまいます。子どもの発達そのものの
確認や、発達障害の子どもの検査にも使われることがあるようですね。
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この回答へのお礼

遅くなってすいません。大変参考になりました
回答ありがとうございました

お礼日時:2008/02/02 15:11

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