ショボ短歌会

森博嗣さんと京極夏彦さんの作品を読んだことのある全ての方にお聞きしたいです。

…すっごく個人的な質問です、すいません。

森博嗣さんと京極夏彦さんの作品がとってもとっても好きなのですが、
この御二方ってよく、比較されていることがあると思いませんか?
そこで、お二人の作品が比較される理由などを、学校の研究テーマに選んで研究したいと思っているのです。

そこで!
このお二人の作品を読んだ方の中で、
どちらの作品の方が好きか(選べない場合は省略してくださって結構です;)、それは何故か、
そして、お二人の作品の好きなところ、ちょっと苦手だなあ…と思うところを是非お聞きしたいのです。

あまり具体的でない質問で申し訳ないです;;
ご協力お願い致します◎

A 回答 (7件)

どちらも「新本格」の先駆けとして捉えられているので、比較されることがあるのだと思いますよ。



僕は、どちらも好きですが、選ぶとすれば森さんですね。あの、読み終えた時の余韻は独特なものがあるように思います。
そして何より、あの整然としていながら詩的な文章がとにかく素敵です。読みやすいんだけれど、深さもある。言葉では表せない美しさを持っていると常々感じます。
京極さんの作品の登場人物と比べるとどうしてもキャラクターが弱いと感じられるかもしれませんが、僕はとても好きです。犀川先生とか、練無くんとか。どのキャラも非常に人間らしさが出ていると思うんですよね。この考え方は理解しづらい方も多いかと思いますが。
シリーズ外作品になりますが、「女王の百年密室」も好きです。あの世界観と思考には惹きこまれました。

京極さんの魅力は、何と言ってもその重厚感(良い意味での)とキャラクターですね。読んでいるうちに何が何だか分からなくなるほど不可思議な事件を、(長い長いお話の先に)最後にはスパッとまとめてしまう、あの作り方は見事としか言いようがありません。読み終えた時には達成感すら感じてしまいます。
キャラの圧倒的な個性は言うまでもありませんよね。やはり特に榎木津礼二郎。ところどころページが進まなくなることもある作品ですが、彼のシーンはすごいスピードで進んでいきます(笑)。
「読みやすい」小説ではないのですが、「読ませる」小説であるのが、京極さんの凄さだと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
ただの感想になってしまってあまり参考にならないかもしれませんが……。
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4番です。


「学校の研究テーマ」と書いてあったので、お分かりのことかも知れませんがあわてて追記します(汗

お二人がメフィスト賞デビューだと書きましたが、厳密に言うと京極さんの『ウブメの夏(変換が大変なので手抜きです)』の頃はまだメフィスト賞自体がなかったように思います。
でも、講談社ノベルズデビューの京極さんに敬意を表して「第0回メフィスト賞受賞作」として考える方もいらっしゃるようですし、私自身も当時メフィスト賞があれば受賞間違いなしと思いますので、大雑把に書いてしまいました。
すみませんでした。
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>どちらの作品の方が好きか


困りますが、読んだ冊数では森さんの方が何倍もあります。

>お二人の作品の好きなところ
森さん:
私は数学頭ではないので「そうか!」「やられた!」と思うことがあります。トリック自体もその他のちょっとしたことでも。
よく「これは17の倍数」とかそんなのが出てきますが、そんな頭に生まれていたら私の人生も違っていただろうなぁと。
かつ、謎解きが途中でわかるところがあるのもちょっと嬉しいです。
京極さん:
どうしても引き込まれてしまう所。情景が目に浮かんで映画のように読めます。

>ちょっと苦手だなあ…
森さん:シリーズがくどくなって来て(?)今は読んでいません。
京極さん:長いので時間が取れると思えないと読み始められません。
→結論:今は2人共読んでいません。子供たちがもう少し手を離れたら、またゆっくり読みたいです。(他の作家さんのも)

子育てに追われるママでした。

おもしろい研究テーマですね。
まとめるのが大変そうですが、がんばってくださいね^^/
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この回答へのお礼

お忙しい中回答有難う御座いました!
参考にさせていただきますね。
読書をされる時間がゆっくり取れるようになられますように*

お礼日時:2007/12/26 17:41

>この御二方ってよく、比較されていることがあると思いませんか?


そうですか?
二人ともメフィスト賞デビューだからかな?
あんまり並べて考えたことなかったですが。

森さんに関しては、キャラクターに魅力が足りないように感じてます。Vシリーズは結構好きでしたけど他はあんまり…
特に西之園萌絵(ってこんな字だっけ?)と犀川先生は、なんか記号みたいなキャラだなー、と。
スカイクロラ系も、キャラクターの魅力で本を読む私としてはかなり物足りないです。
ということで、京極堂に一票です。
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この回答へのお礼

回答有難う御座いました!
細かい理由まで書いてくださってとても参考になります。
キャラの好き嫌いは人によって色々あると思いますが、
個人的な感想である点も嬉しいです◎
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/12/26 17:38

私にとっては、比較対象にさえならないぐらい、当然、京極夏彦氏が好きです。


圧倒的な知識量、各登場人物像の秀逸さ、そして話の構成力の壮大さ。
森博嗣氏については、話がつまらんない、の一言しかないですね。
何度、挑戦しましたが、最後まで読めない、あまりのつまならさで・・・。
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この回答へのお礼

回答有難う御座いました!
正直、こんなにはっきり「どちらのほうが好き」という回答を
して下さる方はいらっしゃらないだろうな…
と思っていたので吃驚です、有難う御座います♪
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/12/26 17:35

お二人とも非常に論理的な文章を書かれると思います。



うまく説明できませんが、話の最後の所がピッタリきれいに閉じて終る雰囲気が好きです。

難点は京極夏彦さんは話が長いので最初の辺の伏線を忘れてしまうとこですかね。
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この回答へのお礼

回答有難う御座いました!
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/12/26 17:33

作風が違いすぎて悩む質問ですがあえて書くなら



京極夏彦さんはボリュームがあるので、
(読み始めると睡眠時間を考えずに読んでしまうので)
読書の時間が取れる時で無いと読み始めてはいけない作家さんです。
上中下で3巻(以上)に分けて発売してくれたらと思ったりもします。

森博嗣さんのXシリーズの「イナイ×イナイ Peekaboo」はシリーズを読み続けていくと複線があるのか?とも感じなくも無いですが、これ一冊だけとなると他の人には薦めにくいと感じました。
Fから始まって、シリーズにして次々と読ませる手法にやられているので、こちらもある意味ボリュームがある作家さんですね。

結論は、結局どっちも読んでしまいます。
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この回答へのお礼

わかりづらい質問なのに、丁寧に答えてくださって有難う御座いました!
参考にさせていただきますね。

お礼日時:2007/12/26 17:32

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