No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ゴミ屋敷となってしまう人はADHDの人に多いといわれることがあります。
注意を継続することができず、一つのことを継続することができない。
すると片づけをするということが難しくなる。
ADHDを 片付けられない症候群 と呼ぶ人もいます。
老年期に多いとは思いません。
若い人は引越しをするという機会があり、ひっこしの際にやっと捨てることができるわけですが、熟年や高齢者になると、ずっと同じ家に住むとなれば、きっかけが無いので、その蓄積年数により、やがて近所の人も知ることとなるんじゃないかと思います。
高齢者で病的に物を収集するという人にまだ会ったことがありません。
「もったいない」「もらえるものなら」と持って帰る人は高齢者に多いと感じますが、それは若い頃戦争や貧しさから、物を多く持っておいたほうが安心、お徳 などのなどの深層心理が働いているのかと思えます。
しかし、捨てられずにいる高齢者でも、ビニール服をを丁寧にたたみ、綺麗に生理し収納しているので、これはなんら問題はない。
問題なのは服をぬぎっぱなし、食べた後のゴミを部屋に放置 寝るのはそのゴミの上に毛布を体にかけて寝る という状態。
ちょっとずつ整理していけばよかったのですが、後でになり どんどん給っていき、いつかやる が10年以上やらない かといってゴミ捨てにもいかない となり、こうなるとADHDの特徴である注意欠損が常に起こってしまうから と言われると、なるほど・・・と思えてきます。
発達障害とされ生まれながらに持った特徴なわけですが、それを補う誰かがいれば、注意欠損で片付けられない人であっても、他の注意欠損症じゃない人がフォローして片付けてくれるわけです。
高齢者になると、フォローして片付けてくれていた人が死亡したり分かれたりして、一人になり、それで片付けられない人が高齢者に多くいるように思えるのではないかと。
TVで観たことがことがありますが、一人暮らしではなく、一家の家族構成は複数で、お母さんが子供にあきれ返られているというシーンでした。
お母さんは片付けられないこと状態を子供に呆れた目をして指摘されていたのですが、おや っと思いました。
開かずの扉を開けるとどっと荷物が雪崩落ち、ゴミで50センチほど床が見えない。その50センチ積もったゴミの上で子供達は生活をしている。
これは環境に適応しているのか。
それとも子供達も母親と同じ特徴を持っているのか。
物心ついた頃からそういう生活だったら、慣れてしまっているが、世間は床が見える状態で暮らしているのだからと、片付けようとすると思える。
いや 片付けようとしたかもしれないが、半端じゃなく諦めたのかもしれない。
ただ、大きいのだからテレビ局に訴えてどうにかしてくれと言うことはせず、自分達で計画してどんどんゴミだしすることもできたと思える。
が、しなかった。
つまり一家全員 もしかしてこの障害を持っている可能性があるわけです。
生活に困っていたら障害でしょうけど、見た限り皆環境に適応している。
物が有り余る時代じゃなかったら、こんなことにはならなかったと思います。
ということを考えるとADHDという障害というか特徴は古代からいたが、者が溢れている社会になったため、ADHDの特徴を持つ家の人たちがゴミ屋敷になってしまったんじゃないかと。
ゴミ屋敷化してしまう人たちを心理学でどう呼ぶか。
ADHDの人の特徴 と言われていますが、じゃあ 物に溢れた社会でなければ、ゴミ屋敷にならないし、貧困で物が買えなければゴミ屋敷にならなかったと思えるんですね。
しかし、ADHDの人は注意欠損ですが、その代償に人よりいろんな発明や発見をしやすいという特徴もあり、その能力が社会で活きていれば収入もいいわけです。
だったら、ゴミ片付け隊を定期的に雇えばいいだけの話。
きっかけをつかめないでいるだけだと思います。
最近ではゴミ屋敷を綺麗にするという会社も出てきていますので、近所にそういうのがあれば、やってもらえるようになるのではと思います。
いるもの いらないものを他者に分別して、きっちりと捨ててもらい、リセット状態になって、また コツコツとゴミを蓄積していき、またはリセットしてもらう。
そういう生き方もありだと思います。
他人の協力をお金で買うって時代なので、一家に片付け隊がいないのであれば、外部に依頼すればいいんでしょうけど、結構高いらしいので、もったいないし適応しているから と依頼しないんでしょうかね。
ADHD(症候群)は注意散漫になるとのことですが、近年問題になっている学級崩壊との関連はあるのでしょうか?多動であること注意力が散漫なことが類似しているような気がします。
だとすれば若年の頃からの症状のようでもあり、私の「老年期」は当てはまりませんね。ただ、やはり老年期の方には物を粗末にしない精神を受け継いだ年代であることも多少は作用しているような気がします。当の本人は結構大事にしているものがあり、「ゴミ」だと言われると反発抵抗する場合が多いのはNo1回答者様のご指摘にもありました。何らかの愛着なりこだわりが存在するのでしょう。
あと年齢に関わらず、ゴミ「屋敷」と呼ばれるほどの広大な敷地が多いですね。広い敷地をゴミで埋め尽くさないと心やすまらないのでしょうか。
集めているものも「ゴミ」と限定しないで、自転車だけ、タイヤだけ、犬猫だけ(ちょと違うかな?)など多岐に渡るのは何故なのでしょうか。特定の物だけ収集する癖が見られる場合もあります。これも独特の本人にしか分からないこだわりですかね。
環境適応については子供に限って言えば「幼児からの当然の環境」なので子供本人はあまり苦になっていないのでは。大きくなってから連鎖しないか心配です。
物があふれる時代特有の症状であることはよく理解できます。
詳しい考察、回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
No.3です。
>またその行為を理解する人間にのみ心開くと言うのもある意味精神の障害だとは思いますがどうでしょうか。
その行為を理解する、、、難しい表現ですね。
共感って言葉ありますよね。
「そうそう そうなのよ」というものじゃなく、「そうなんですか あなたはそういう人なのですね」と相手の主張を確かに聞きましたよ と相手にその旨を伝えることが、共感する ということ。
つまり、理解はしていなくてもいいわけです。
「そうなんだ」でいいわけです。
人間の脳科学は、つい最近 やっと研究されだしました。
科学兵器を使いだし、見た目は損傷が無いのに、まるで精神障害になったかのような言動をする人が、戦争から帰ってきた人に増えてきた。
科学平気により、内部 つまり 脳がやられてしまったからじゃないか ということで、薬品の脳に対する影響が研究されだしました。
なので、まだ どこの部分が故障 または ダメージを受けるるとどうなるのか よくわかっていないんです。
ウエルニッケ失語症などは、この部分が損傷を受けると、言語の概念が崩壊する という風に一部はわかってきましたが、ほとんどがまだ未知。
いろいろなガラクタを集めてくるのも、一種の動物の巣作りかなぁ・・・と思いますが、鳥だって人間が捨てたいろんなものを持ってかえって巣を作りますが、それを使って綺麗に巣を作りますよね。
その人間が捨てたものを拾って巣を作る鳥の脳が壊れてしまったら、いろんなものが巣に産卵し、とてもヒナを育てられる環境じゃなくなるかもしれません。
倫理的なものがあり、ゴミ屋敷になってしまった人の脳を調べることはできません。
「どうしてもゴミを集めてきて、部屋の中がとんでもないことになっており、許可しますから脳のどこがうまく機能していないか、自分を実験してかまいませんから調べてください」という人が現れたら、いろいろ機械を使って計測して、通常の人の脳との差異を研究して調べることが可能かもしれません。
もしくはマウスを使って、脳のどこが壊れると、いろんなものを集めてきてしまうようになるか、研究できる かもしれません。
なので、ゴミ屋敷レベルとなると、もう性格のせいでは説明がつかず、脳に障害が起こった可能性の方が説明はつくと思えるのですが、ただ、どこの部分というのが突き止められていない。
とにかくゴミ屋敷は、心理学では解決しないのではないかと思います。
心理学でいくと ADHDという説が有力ですが、結局それって脳の問題なので、心理学で解明しようとしても無理じゃないかと思います。
No.3
- 回答日時:
No.2です。
>「ゴミ」と限定しないで、自転車だけ、タイヤだけ、犬猫だけ(ちょと違うかな?)など多岐に渡るのは何故なのでしょうか。特定の物だけ収集する癖が見られる場合もあります。これも独特の本人にしか分からないこだわりですかね。
特定のもののみ収集するという事例を知らないので、どうして特定のもののみお持ち帰りするのかは、わかりません。
前回は片付けられない、捨てられない という特徴により、ゴミ屋敷になっていたわけですが、今度は使わないものを収集してまわる という状態ですよね。
一つ 思い当たるのがホームレスの人。
ドキュメント番組でホームレスの人にインタビューをしているのを観たことがあります。
どうしてそのような状態になったのか、話すことができる人は稀で、多くのホームレスの人は、話しかけても答えないで、避けるように去っていく。
私はそれを観て、どうしてその人がホームレスになり、あちこちからガラクタを集めているのか、なんとなくわかるように思えました。
脳に障害が起こったため、そうなったのだと思えるのです。
だから、インタビューにマイクを向けられても、一体それがなんなのか、言っている意味もわからないので、避けて去るわけです。
脳の中が壊れてしまったから。
例えば脳の血管が詰まった場合、血管が破れた場合、脳の神経を圧迫しますが、箇所によって体が麻痺するとかではなく、言語を司る部分、思考する部分が壊れてしまう場合もある。
認知症だけではなく、人によっては、40年間の記憶が消えてしまったり、左の認識が無くなったり、いろいろなおかしなことになってしまう。
言語を失って、通常の認識を失った場合、それでも体は生きようとするので、いろいろなものを集めるという本能的な部分によって動かされてしまうようになるのではないか と思います。
それで生存本能により物を集めてくるのではないかと思います。
ホームレスの人の中には、鍋など実用的なものばかりではなく、「何故これが?」というものまで持っている。
一度唖然とするホームレスの方を見たのですが、30年間くらい一度も洗濯したことが無いと思えるほどのボロボロの毛布?を体にかけ、リヤカーをいっぱって道路の真ん中を移動していたんですね。
そのリヤカーにはいろいろなガラクタが乗っていて、例えば破れて骨の折れた傘とか、さびついた穴の大きく開いた鍋とか、絶対に使えないものが沢山載っていた。
生存本能により集めているんじゃないかと思えました。
そういえばテレビでゴミ屋敷として、近所の人が迷惑をしているということで、テレビが取材をしていたんですが、「どうしてこんなもの集めているのですか」と聞いたテレビクルーに向かって老婆は水をまいて追い払おうとしていました。
言葉が通じていない と思いました。
ものを取られると思って追い払おうとしているか、近所の人たちが何度も苦情を言いにいっていて、言っている意味がわからず、イライラして今まで追い払っていたので、またやってきたとテレビクルーを追い払っているのか。
ということで、高齢者の場合 認知症というか脳が壊れてしまったため 適切な選択が困難になって、引き起こっているのかもしれないですね。
買い物依存症ってありますよね。
沢山買い物をして家に帰ると、包みを開けない。
開けないでしまってある物で押入れがいっぱい。
どうして買ってきたのを開けないのか、一度も使わないのか。
ストレス解消で、物をつぎつぎ買うことで、ガス抜きをしていると思えるんです。
現実困難な問題によりストレスがたまっていたが、現実可能なこと、つまり買い物をすることで、もともとの不満は消せないが、その代償 つまり 物欲を満足させることで、一応 心が落ち着くわけです。
ある動物を、どっこもつかまるところが無い水槽に2時間泳がせていたそうです。
そして2時間後、ひきあげると、体の毛を頭から順番にグルーミングしていき、足の先まで終わると、また最初から始めるということを延々としていたそうです。
ストレスがそうさせたんだと説明されていました。
2時間も泳がされ、ストレスがものすごくたまった状態になり、いっくらグルーミングをやって、体の生態状態を良くしても、ストレス物質は体の中に残っているので、解消しようと、またグルーミングを最初から続ける。
これが人間にも起こっていて、ストレス物質で、物を集めるという行動をするのかもしれません。
それは時には脳が壊れてしまい、目の前にあるのが一体どのような概念で、どのような役割をし、他の人が話す音が意味のある言葉だと理解できなかったりでストレスいっぱいになる。
全てが危うく不安で、おびえ、ストレス物質がどんどん出てしまう。
それを解消しようと、あらゆるものを とにかくお持ち帰りしてしまうのかもしれません。
という具合に、原因は収集の趣味というものではなく、生命維持、生存本能 なども関係しているんじゃないかと思えます。
動物の例は分かり易いです。さらに脳の発達した人類にとってのストレスは計り知れないのかもしれませんね。
ホームレスを一概に脳の病気とくくることは危険ですが、現代のストレスからの逃避の可能性もあります。
もうお金も家も無くホームレスになりはしたものの、この生活は結構自由でストレスも無く(本当はホームレス社会でもいろいろストレスはあるのでしょうが・・・)気に入っている人も少数ではありますが居るような気がします。もちろん何とか社会復帰したいのだがそうならない状況かも知れません。
特定の物を集めるのもゴミとして雑多に集めるのも理由は本人にしか分からないですが、一様に世間を嫌って「それを奪われまい」とします。
物への執着心が常人より強いのでしょうが、それがおかしな方向性を持ってしまっています。キッカケはおっしゃるように相当なストレスなのかも知れません。
またその行為を理解する人間にのみ心開くと言うのもある意味精神の障害だとは思いますがどうでしょうか。
再度の回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
この問題に関して、私も興味があります。
それについてのルポルタージュなどの本は読んだことはありません。それで、私見を書きたいと思います。老年期に多いということで、まず考えられるのはアルツハイマー症などの痴呆症です。中にはそういう人もいるかもしれませんが、テレビなどで放映していたのを見ると正常でした。
そのテレビでは、漫才師がそういうおばあちゃんの所に行って、「一緒に片付けよう。」と言いますが、最初はけんもほろろでした。しかし、諦めずに接触して最後にはきれいに片付けることができました。
これは何を意味するかというと、やはり愛情飢餓かと思いました。老年期に入って孤独になり、その孤独感を「物を集める」ということに転化しているのではないかと思います。
それが、強迫的になり、ゴミを集めないと心が安定しないということになり、不安定→ゴミを集める→ある程度安定、しかしまだ不安→ゴミを集める、というサイクルに陥っていると思います。
では、何故ゴミ? 他の物でもいいと思われますが、本人にとって心を満たしてくれるのは何でもいいと思います。身の回りにある物でてっとり早く早く収集できるのはゴミかもしれません。
もう一つの解釈は、小さい頃に「もったいない」躾されたかもしれません。それが老年期に入って強調されたかなと思います。
それと、フロイトだったと思いますが、肛門期にうんちを我慢していることに快感を得ると、物に固執して収集癖がどうのこうのという読んだ記憶があります。
それらについては、その本人の生育歴を見てみないと分かりません。
それらの人は、人に受け入れられたという経験は少ないと思います。だから、物に対して執着すると思います。だから、周りの人から「汚い」と批難されると、自己防衛のために攻撃的になると思います。
テレビに出ていたおばあちゃんは、漫才師の愛に触れてゴミを片付けたと思います。その後、何ヶ月後に再び訪れたときには、もうゴミを集めていませんでした。そのおばあちゃんは、いい人に出会えたと思いました。
愛情飢餓説ですね。あの番組は私も見ました。回答者様と同じ人かどうかは分かりませんが、おっしゃるように愛情を持ち辛抱強く、決して汚がらずに接していたのが印象深いです。
逆によくあるのが「行政による介入」ですが、これには
>周りの人から「汚い」と批難されると、自己防衛のために攻撃的になると思います<
とおっしゃるようにたいていが抵抗し、余計に酷い結果となる場合が多く見受けられます。強制執行に対してはかたくなになっていると言えますね。
老年期の方に多いのは根底にはもったいないの精神があるのではと考えてしまいます。
勉強になりました。考察ありがとうございました。
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