ゆるやかでぃべーと すべての高校生はアルバイトをするべきだ。

所得税は累進課税ですが、低所得者には社会保険料の負担のほうが重く、税金的なもの全体では、制度がまったく再分配の機能を果たしていないと感じてます。
参考⇒http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/58/index …(森永卓郎氏)
どうも若い人は年金を払わず、自分勝手だとか、フリーターやハケンなどの非正規雇用労働者は社会の負担だ(実際には条件を満たすと否応なしに天引きされ、年寄りを少しは支えている)とかいう論調が多いような気がしますが、これには怒りを覚えます。

(不確かな知識ですが)国民年金の20歳で払う1月分と、60歳で払う1ヶ月分の重みが同じだったように聞きました。実際金額は同じだし、厚生年金でも同じ割合で引かれています。
民間の医療保険・生命保険だと若いうちに入ると安かったり、金利(運用益)が考慮されたりしていると思うのですが、それがない社会保険は明らかに若年者に不利。そもそも年金の場合、あと数年でもらえる人と、30~45年先の人とでは、もらえる年齢まで生存している可能性がぜんぜん違います。最低加入期間を満たせる保証もありません。
雇用保険も若い人はあまりもらえません(就業の難しさは個人の事情に左右され、年齢では量れないのでは)。健康保険料も健康な人は恩恵より負担のほうが重い(今の掛け金は将来の給付に関係ないし、いざというとき無保険になってしまうリスクも)。

以上のようなことを考えると、社会保険料を払わなくて済むように働く人(国保・国民年金未納)の存在も理解できなくもなく、できれば自分も年金は払いたくないと思うのです。また、税金ではなく「保険料」の形で徴収することも問題ではないかとも考えたりしています。

こんな考え方をする自分は自分勝手なのでしょうか。皆さんの意見をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

仰る気持ちは理解できますが…


これらの制度は憲法で決められた国民を守るための社会保障としての政策の一環ですから、まずはそのことを理解して貰う必要はあります。
人間誰でもいつ災害や病気等の不幸な事態に陥るか分かりません。その時に他人の助けが必要となります。そのために保険に入るわけですが、勿論これを全額税金で賄うことも考えられます。保険制度にしているのは、国民同士による相互扶助の精神を重視しているからです。どうせ費用は全額国民が負担すのですから、税金でも保険でも同じことです。
問題はその負担のかけ方です。金持ちから多く、貧しい人には少し負担してもらう考えは、国民の公平の視点からは必要でしょうが、どうしても不公平感や不満がでてきます。この場合は金持ちから出るでしょう。全国民が納得でき満足する制度は不可能でしょう。
そこで大切なことは、国は少しでもこの不満や不公平感をなくすよう、制度を改善し、行政上も国民のために尽くす努力が不可欠なことでしょう。残念ながら、例えば今問題の社会保険庁の過去の行為あるいは集めた雇用保険料の使い方とか、国民のための社会保障という精神を忘れているとしかいえませんね。このようなことが、特に若人に不満どころか不信感を生じさせているのです。
質問者さんはいろいろの例を挙げておられます。これらについてここで私が弁解したり説明したりするつもりはありません。ただ思うのは、これらの不合理は制度にあるのではなくその施行方法にあると思いますもちろん制度自体も改善すべきことはたくさんありますが。
若人と言えどもいつまでも若くはありません。年とともに身体も弱ってきます。その時になって、老齢年金がゼロでは生きていけません。失礼ですが、質問者さんも若し失業したら雇用保険のありがたさが分かると思います。
と言うわけですから、このようなことをよくお考えになっていただきたいと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

>全国民が納得でき満足する制度は不可能でしょう
確かにおっしゃるとおりかと思います。問題はその程度・・・

>若し失業したら雇用保険のありがたさが
>老齢年金がゼロでは生きていけません

怒りに任せて書きなぐったため、誤解を招いてしまったかもしれません。
基本的に、「払うべきものは払う」べきと考えます。
ただ、雇用保険にしても、最近もらいにくくなりましたし、ただでさえ不信の強い年金は、40年以上先のためなのに負担が重過ぎます。
払いたくない制度、払わない人が多い制度は問題だと思ったのです。

>健康保険料も健康な人は恩恵より負担のほうが重い(質問文)
これは言い過ぎました。「相互扶助の精神」ですからね。
しかし、不健康になったがゆえに失業し、保険料が払えなくなり、その後重症化したら、何の保障もない可能性も。(傷病手当は難しい?)
すべての病気が保険診療で対応できるかは不明です。(個人的な事情による心配です。特殊な例ですが、ドクターショッピングを繰り返さなければいけないマイナーな病気の場合。)

あと、いい忘れましたが【働き方により受けられる保障が違う】のは絶対間違ってるとおもいます。(国保と健保/国民年金と厚生年金)

などと改めて冷静に考えを整理することができ、また勉強にもなりました。長い筆問にお付き合いいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/17 22:51

全くおっしゃる通りだと思います。


異論を挟む余地がありません。
現在の仕組みは何十年も前に制定されたものであって、時代に合わせて改定されるべきなのに、このような根本的な問題は常に先送りされてしまうのが今の政治の姿なのです。
全ての問題を解決できる強力な指導者がこの国には必要なのだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

長い質問にお付き合いいただき、ありがとうございます。

>時代に合わせて改定されるべき

ほんとにその通りだと思いました。複雑に制度が分かれていますが、【働き方により受けられる保障が違う】のは絶対間違ってるとおもいます。(国保と健保/国民年金と厚生年金)

強力な指導者・・・現れますでしょうか・・・

お礼日時:2008/01/17 22:54

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報