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自作HPや掲示板など、そこら辺にたくさんUPされているのですが、まったく削除などはされてません。当然、著作権があるものです。取り締まられるようですが、現状はどうなったいるのでしょうか?さっぱり削除されているようには思えません。経験者や詳しい方がいたら、教えてください。

A 回答 (3件)

まず、著作権侵害は、親告罪と言って、被害者本人または代理人が、不法行為が原因でこうむった具体的な損害額を示して訴えなければなりません。


通常は、警告して、なおかつ警告に従わない場合に告訴します。
音楽であれば、作曲した本人(作詞、編曲、実演その他にかかわった人)またはその代理人、著作権を譲渡された人でえないと訴える権利がありません。
(著作権法123条、119の1)
不正使用を取り締まろうにも、個人レベルでは不正使用の把握すら難しい。また、不正使用を見つけた場合、6ヶ月以内に訴えないとなりません。
(刑事訴訟法235条1項柱書本文)
あまり有名でもない曲で、「私の曲が無断使用されている。著作権侵害なので削除して欲しい。」と訴えたところで、本人確認さえ出来ないので、サイトの管理者も削除のしようがありません。
また特に動画サイトや海外のサイトの場合、本人や代理人が了解している場合もあり、どれが違法なのかすら判りません。本人または代理人が、宣伝のため無断使用を歓迎している場合すらあります。
このようなハードルがあるので、無名曲については現実には取り締まることは不可能に近く、野放しになる他はありません。

メジャーレーベルでCDを出すような人は、JASRAC等の管理団体に財産としての音楽著作権の管理を任せますので、任された団体は、責任を持って管理しようとします。他人の財産を預かるのですから当然です。管理を任されたのに、不法を見落とし、作品が好き放題に使われているというのでは、音楽家はたまったものではありません。

水や空気と違って、音楽は才能ある人たちの創作活動のたまものです。
ヒット曲を世に出しても、それに見合う収入がないと、音楽家はアホらしくて、次の作品を作る気がしません。タダ働きでは生活もできません。それでは今後私たちは良い音楽と出会えなくなってしまします。
不法な複製物(音楽の万引き)が音楽家の正当な利益を損ねていることは間違いありません。音楽家のお陰でこんなに楽しませてもらっているのですから、彼らには最大の敬意と感謝の気持ちを持ちたいものです。
下記サイトなども参考にして頂きたく思います。
http://www.riaj.or.jp/lovemusic/index.html
なお私は、JASRACの人ではありません。
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これは、純粋に著作権者の考え方1つです。


歌謡曲の多くはJASRACに登録されています。

いわゆるDTMは、一昔前までは一部の趣味の世界でしかなく、
そのときには、黙認(というより野放し)していました。

その後のインターネットの普及や、着メロなどの需要を請け、
楽曲がネット配信がビジネスとして成立すると目されるや、
ネット上のSMFなどにたいしても、
使用料を徴収することにしました。

実際は、遙か以前から徴収は可能だったのですが、
インターネットの普及まではネット接続自体にもコストがかさみ、
徴収にかかるコストを考えると引き合わなかったためでしょう。
(当時の『パソコン通信』は、極論すればあるホームページ毎に
 今で言うところのプロバイダ契約が必要に近い状態で、
 一度接続すれば、どこにでもつながるものではなかった)

一方、ゲームの楽曲の多くはJASRACに登録されていません。
そのため、個々の著作料徴収は著作権者が行うことになります。
現実問題として、著作の不正使用を把握することすら困難な上、
ゲーム会社とユーザーの力関係から言ってもコスト的にあいません。
実際は、ゲームそのものの不正コピーや
海賊版の流布の方が遙かに重大なため、
楽曲は黙認状態といってもよいでしょう。
むしろ、楽曲や二次創作の広がりは、
半ば宣伝と捉えているメーカーもあるようです。

実際のところ、日本の市場における著作権は
最終的には経済的な対象として扱われるため、
その行使や取り締まりも、(倫理面より)経済面が
優先されるようです。

結局、使用料の徴収を組織的に行える、JASRAC登録の楽曲だけが
ネットから消えてゆくという現象が起こるわけです。
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この回答へのお礼

やはりそうなんですか。確かにJ-POPなどがおいてあるのはみません。掲示板には、かなりおいてありますが。やはりんネット上見かけるのはゲーム音楽が多いですね。CDは買うと結構高いので、一般ユーザーには便利ですが。

お礼日時:2008/01/15 18:51

著作権を所有するゲーム会社に著作権物使用の際の注意書きがあるかと思います。


例えば「当サイトで使用している音楽、会社名・製品名・システム名などは各社の登録商標、もしくは商標です。
Copyright 2005 どこかの会社名 CO., LTD. All Rights Reserved.」
と記載すれば使用可能という会社もあります。
ただそれを配布するには許可がいると思います。

会社側としては損害が出ない限り削除要請などしない所もあります。
その辺の曖昧さが現状なのかな…。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。たまたま自分の持ってるCDがUPされていて誰でも保存できる状態だったので、自分も保存すればよかったと思ってました。当然、ゲーム音楽などは、とっくに廃盤になっており、個人間でしか流通しなくなってるので気にしないのでしょうね。とても参考になりました。

お礼日時:2008/01/15 17:48

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