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音楽のコード進行や旋律の運びを分析的に聞けるようになりたいと思ってます。
あるコラムでミュージシャンの方は音楽を漠然と楽しむというよりかは、
音楽をより分析的に聴いていると読みました。
自分もそうできるようになりたいのですが、自分の音楽遍歴というものが拙くて今現在できなくて困ってます。

簡単に自分のスペックを書くと演奏は大人になって1年間ほどピアノを習う。その後ベースを独学でかじった程度
音楽鑑賞は学生の頃はひたすら洋楽を聴き、20代で邦楽をきくようになり、いまはrock, alternative, EDMなんかを聴くことが多いです。
正直音感がほとんどないです。相対音感すらもあやしいです。

ですが、最近音楽理論をとりあえず読んでみて、スケールが全音と半音の並び順が大事ということやコードの構成、曲のキー音の意味は理解したつもりです。

譜面をみながら曲を聴き続けるってことが一つの手段としてあるとは思うんですが、何かアドバイスがあればお願いします。

A 回答 (2件)

>音楽をより分析的に聴いていると読みました。


人によると思います。
たぶん、ですが、そういう聞き方をする時もある、特に、気になった楽曲の場合など・・
という話ではないかと思います。
聞かせる側ならば、そういう能力もあるはずですし、当然と言えば当然かと思います。
ですが、自分のスタイルを確立したミュージシャンはそんな聴き方はふだんはしないと思います。
音楽は聞いて楽しむ面も大きいですから、たとえ商売でも他人の作品を単純に楽しむことが
できる「感性」のほうが重要かと思います。

私事で参考になりかどうかわかりませんが・・若いころはシンガーソングライター目指して  
活動していました。
ギターで毎日毎日作曲していました。
歌詞は適当で、毎日最低2曲は作ること、違うキーで、メジャー曲、マイナー曲
長さは最低8小節、いいなと思った他人の曲のメロディを使って別の曲を作る
コート゛ブックを開いて、知らないコート゛を使って作る
好きなアーティストの唄本を1冊全て、歌詞、コート゛を覚える・・などです。
作品作りではなく、ほんとうに練習と言う感じ、1日中考えて
開けても暮れても考えての毎日。
毎週1回、ライブ喫茶(昔はあったんです、小さいステーシ゛付きの喫茶店)出演。
歌唱力はそれで身に付けました(裏声なんかも楽に出せる感じ)
練習でできた多くのパターン、アイディアをつなぎ合わせて毎週1曲は作品としてまとめて
人前で歌って反応を聴く・・など。

1年ほどで、元がギターで作曲されたであろう比較的簡単な楽曲は聞いただけでコピー
できるようになりました。
誰かがジャラ~ンと弾いたギターコードも聴いただけでわかるようになりました。
これは私だけではなく、同じような活動している他の人もそうでした。
元が鍵盤で作曲された楽曲はコート゛やアレンジが難しいことが多く、大まかにしかわからず
勉強になりました。
訓練による相対音感と、音とかパターンが身にしみつく、とでもいうか、感覚的にするどく
なったため、わかるとしか言いようがないです。

あれから ん十年の中年親父は現在、たまにギター弾くだけで、全くそういう感覚が
無くなってしまいました。
単純な曲ならだいたいわかりますが、その程度です。

そんな風に音楽を聴くようになってある日、音楽を聴くことが苦痛になってしまいました。
音楽を聴くと、必ず、分析してしまって単純に楽しんで聞けなくなっていました。
好きで、毎日聞いていた曲も、まったくつまらなくなってしまいました。

単に、何だか、何もかにもが行き詰ったような、いつまでもチャンスが無いとか、自分の方が
いい曲作れるのに、とか、そういう時期だったのかもしれませんが・・
そういう自分が何だかすごく嫌いでイヤになりました。

結局、自分節(じぶんぶし)が確立しないまま、活動もやめてしまいました。
しばらく時間はかかりましたが、また、好きな音楽を楽しんで聞けるようになりました。

ミュージシャンに大切なことは、音楽を楽しめること、自分の感性を高めること
ですから、楽しんで聞けないというのは絶対にマイナスです。
いわゆる職業音楽家なら、技術的に高いことの方が大切かもしれません。

売れているプロは自分節、自分のパターン、世界、を確立して持っています。
悪く言えば「ワンパターン」です(サザンとか、まさにそうですね)
聞いただけで誰だかわかるパターンを持つなんて、素晴らしいことです。
そういうレベルの人はたぶん、いちいち他人の音楽を分析して聴いたりしないと思います。

私事の長文 失礼しました、
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この回答へのお礼

自らの体験に基づいたお話を拝聴させていただきありがとうございます。
分析的に聴くってはなしがでてたコラムってのが現本職がプログラマで以前はプロ音楽家を目指してた方のコラムでした。ちなみにそのプログラマの方も音楽から一時完全に止めてたけど趣味でまた純粋に楽しみのためだけに始めたそうです。

プロとして活動するには自分の世界を確立することが大事だとおっしゃってましたが、それで自分がどこを目指すつもりだったか考えました。プロミュージシャンにはあまり憧れも感じません。はなから無理だと感じてるんだと思います
悪く言えばマネでもいいから自分の曲をつくってみたいっていう好奇心があるくらいです。
多分ですが、その場合には完全な耳コピ能力みたいなのはいらないんでしょうね。
進行のポイントだとか大体の流れを理解できさえすれば。

いままでは聴くというより後ろで流してるって感じのきき方だったのでもうちょっと注意して聞いてみます。
どうせなら自分らしさみたいなものを表現できたらなーっていう希望のもと自分にとって特にどういうパターンが好きかも考えてみます。
ありがとうございました

お礼日時:2015/05/30 10:40

ここでは過去にヒットを記録したポップス・ロックの曲を


毎回1曲ずつ取り上げ、それらはなぜ人の心を動かす力が
あるのかを音楽的な理由に基づいて分析していく。
名曲と呼ばれるものには、やはり何らかの仕掛けがあるのだ。
もちろん、作った本人は意図的に仕掛けを盛り込んだわけではなく、
己の感性で自然に発想されたものかもしれない。
しかし、音楽理論として見た場合、それらは実に
正当性のある根拠が導き出せる。
まるでパズルのように緻密に構成されているのだ。
それでいて実にシンプルで美しい。
それら一つ一つを「匠の技」として紐解いていく。

http://www.geocities.jp/otowaza/j_top.html
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この回答へのお礼

リンクの紹介ありがとうございます
拝見させていただいて参考にします。

お礼日時:2015/05/30 10:26

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