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こんばんは。
国内で今までに発売された絶版図書の数を知りたいのですが、どのように調べればよいのでしょうか。
http://www.books.or.jp/
↑ここには78万点と出ておりますが、だいたいそのくらいなのでしょうか。
どなたかお分かりの方がいっらしゃいましたら、ご教授お願い致します。

A 回答 (2件)

試みに出版社に、現在品切れの本の問い合わせをしてみると、普通は「絶版」とはいわず、「品切れ重版未定」と回答するでしょう。


それは、おそらく出版社がその著作の出版権を保持したいからだと思います。
ここでいう「出版権」は「著作権」とは勿論違います。
ですから、一年間に何冊「絶版」になったかという統計はまず不可能だと
思います。
長年、品切れ重版未定の状態になっているからといって、その著作物が「絶版」になっているとは一概に言えません。
たとえば岩波書店は、長い間品切れで重版されなかった「岩波文庫」を定期的に復刊していますから、現在品切れの「岩波文庫」はもう絶版になったとはいえないのです。
もっとも、その著作物を出版した出版社がつぶれてしまった場合は、その出版社の出版物はよその出版社に出版権が委譲されていないかぎり、「絶版」といえるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2008/06/01 04:09

 こんにちは。


 その78万というのは調査時点で在庫が確認された、注文が可能な本の数です。絶版書の数ではありませんよ。

 それはともかく、この質問ではあまりに漠然としていて答えられる人はいません。例えば、「2000年の出版点数はどれくらいあったのか? そのうち現在でも在庫があって手に入れられるものはどの程度あるのか?」、これならばある程度の数字は挙げられるでしょう。
 この場合前者は『出版年鑑』等に統計が出ていると思います。後者の在庫点数はかなり調べにくいので、以下のページを参考に挙げておきます。
http://www.ajpea.or.jp/column/column_200701.htm# …
 これは出版科学研究所という出版関係の団体が運営しているサイトのコラムです。このページ
http://www.ajpea.or.jp/a_index.html
によると、出版科学研究所は社団法人全国出版協会に統合されているようですから、明らかな公的な機関です。こういう研究機関ですから、用いている数字はかなりの信頼性があると捉えてよいでしょう。ここからも『出版指標 年報』というデータ・ブックが出ていますが、これにも関連する数字が出ているだろうと思います。

 非常に単純な計算ですが、
期間を1995年から2004年までの10年間として、
上のコラムの数字を借りて年平均4万点が絶版になったとすると、
およそ40万点は既に新品として書店で買うことが出来なくなっている、
ことになります。時間が経つほど絶版点数は増えるので、実際の数字は更に大きくなると思われます。
 以上参考までにどうぞ。 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2008/06/01 04:09

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